兵庫県に位置する淡路島には、玉ねぎなどの特産品や海の絶景が盛りだくさん!
そんな魅力にひかれて、私と友人は淡路島へ1泊2日の旅行を計画することになりました。
しかし【淡路島 観光】で検索すると、車での移動かマウンテンバイク向けのサイクリング情報ばかり。
臆病なペーパードライバーの私と友人は「それなら車以外の交通機関で行ってやろう!」と即合意。
東京~兵庫の移動から島内観光まで、全て車の運転なしで旅行してきました!
今回は、東京~淡路島を車以外の交通機関を駆使して旅行した体験談をお伝えしていきます。
行ってみてわかった交通機関の活用ポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
1泊2日で淡路島北部を回るプラン
南北に大きい淡路島は1泊2日で車なしという条件では全体は回り切れないので、今回は北部を東から西へ横断していきます!
私が観光プランに組み込んだスポットは以下の通り。
1日目:東海岸
- GREENARIUM grenary(いちごカフェ&直売所)
- 浦県民ビーチ
- ホテルグランドニッコー淡路
2日目:西海岸
- 淡路レンタサイクルおでかけ工房
- パルシェ香りの館
- ガーブコスタオレンジ(イタリアンレストラン)
- SAKIA(食・学び・アートの融合施設)
東京~兵庫の新幹線予約はスマートEXから
私が住む東京から、淡路島のある兵庫県までは新幹線で向かいます。
- 交通手段:東海道新幹線
- 東京駅 ~ 新神戸駅
- 運賃:15,150~15,580円 ※指定席の場合
- 乗車時間:約2時間30分 ~ 3時間
- 予約:可能 ネット予約サービススマートEXからのICチケット購入がおすすめ
新幹線を利用するなら覚えておいてほしいのが、スマートEXというネット予約サービス。
これさえあれば、スマホで簡単に予約した便を変更できちゃうんです!
私は旅行2日目のお昼ご飯になって、帰りの新幹線に間に合わないかもしれないことが発覚…。
ところがスマートEXを利用していたので、空席がある後発の便に変更することができました!
ただしICカードでの改札入場前、またはきっぷ受取前、かつ予約している便の発車時刻前といった条件があるので、アプリを確認してくださいね。
変更の手続き費がかからないのが嬉しい!
チケットに差額があった場合はきちんと差し引きされるよ。
旅行に想定外はつきもの。
スマートEXで予約しておけば、出かける準備が遅れてしまいそうなときやスケジュールがきつきつなときの緊張感ともおさらばですよ!
バスが主要な移動ツール
三宮~淡路島は神姫バスで橋を渡る
淡路島行のバスは新神戸駅から更に電車で8分のJR三ノ宮駅から発車します!
お昼ご飯は三ノ宮駅周辺で済ませてから淡路島へから出発するのがおすすめ。
JR三ノ宮駅から淡路島へは神姫バスという高速バスで向かいます。
バス乗り場は、東口から左手にまっすぐ進んで約3分!
- 交通手段:神姫バス(五色バスセンター ~ 高田屋嘉兵衛公園行き)
- 神戸三宮バスターミナル(本州)~ 東浦IC(淡路島)
- 運賃:990円
- 運行間隔:1~2時間に1本
- 乗車時間:約40分
- 予約:不可
神姫バスは淡路島のおしゃれなカフェが集まる西海岸までいけることで有名ですが、今回はホテルを目指してその手前で降りることに。
私は土曜日の1時頃三宮のバス停に到着しましたが、混みあうことなくバスに乗ることができて一安心しました。
乗車中は、明石海峡大橋を渡るときに海を一望できるのでお見逃しなく!
あわ神あわ姫バスで島の北部をぐるり
淡路島内を運行するあわ神あわ姫バスは、島の北部を回るのにぴったり!
時計回り・反時計回り・直線ルートの3線は年中運行していますが、観光周遊回りの2線は3月~11月の土日祝しか運行していません。
季節によって運行状況が変わるので、ホームページでの下調べは抜かりなくしていきましょう。
名前に南部とつく路線もあるけど、これは北部の中での南部を指してるよ!
私は浦県民サンビーチという東海岸のビーチから、ホテルグランドニッコー淡路へ行く時に利用。
ビーチから歩いて10分ほどの東浦バスターミナルから、ホテル付近の淡路夢舞台前まで乗車しました。
バス停淡路夢舞台前とホテルは目と鼻の先なので、歩き疲れた体にはとってもやさしいロケーションでしたよ。
- 交通手段:あわ神あわ姫バス(反時計回り)
- 東浦バスターミナル ~ 淡路夢舞台前(ホテルグランドニッコー淡路)
- 運賃:500円
- 運行間隔:約1時間に1本
- 乗車時間:約9分
タクシーは時間を優先したいときに
旅行2日目の朝、東海岸から西海岸のレンタサイクルを目指すときに、思い切ってタクシーを利用してみました!
西海岸へ続くバスもあるのですが、北部をぐるりと回る遠回りルートになってしまうんです。
バスを利用する場合はこんな感じ。
- 交通手段:あわ神あわ姫バス(北部観光周遊回り ⇒ 反時計回り)
- 淡路夢舞台前 ~ 岩崎PT ~ 尾崎上の浜 ~ レンタサイクル おでかけ工房
- 運賃:1,000円
- 運行間隔:北部観光周遊 約30分に1本 / 反時計回り 約1時間に1本
- 乗車時間:約1時間 (※ 乗り継ぎ 10~30分 + 徒歩約10分)
私の場合は友達と話し合い、時は金なりでタクシーを呼ぼうという結論に。
ホテルのフロントにお願いしてタクシーを呼んでもらいましたが、調べるとUberタクシーでも手配可能とのことでした。
- 交通手段:タクシー
- グランドニッコー淡路~レンタサイクル おでかけ工房
- 運賃:約7,000円
- 運行間隔:ホテルの人に呼び出しをお願いして約15分待機
- 乗車時間:約20分
やはりバスと比べると高額ですよね…。
それでも友人との割り勘1人3,500円でバスの3分の1以下の時間で目的地に到着できたことを思うと、許容範囲内ではありました!
1人で旅行する場合は特に、お金と時間の兼ね合いをよく考えた上でタクシー利用も検討してみてくださいね。
レンタサイクルは電動が断然おすすめ
レンタサイクルおでかけ工房は完全予約制なので、なるべく早い予約がおすすめです。
予約時に車種を選べるので、ぜひ電動自転車を選択してください!
私たちは予約が遅かったので電動自転車はすでに予約がいっぱいで、自分でこぐタイプの自転車を4時間1,500円でレンタルすることに。
すると気づいたことが、淡路島はとにかく坂が多い!
目的地だった香りの館パルシェまでは、グーグルマップ上の所要時間17分のところ、その倍の30分もかかってようやく到着しました…。
グーグルマップで経路を調べると坂の上り下りまで表示されるので、あらかじめチェックしておくと時間の想定がしやすいですよ。
淡路島レンタサイクル おでかけ工房
- 営業時間:10:00 ~ 17:00
- 定休日:不定休
- 予約:電話またはネットから
- TEL:080-3865-1948
バス停から目的地までは徒歩移動も多め
高速バスを降りたらまずは徒歩
淡路島に入ってすぐの東浦ICバス停を降りると、そこは見渡す限りの緑!
高速から降りた辺りは民家もなく、「本当にここ?」と不安になるかもしれません…。
それでもまっすぐ続く下り坂を進んで5分ほどすると、ちらほら民家が見えてくるので安心してくださいね。
歩道がないので道の左側に寄って、車が来ていないか確認しながら歩こう!
民家が見えてくると、淡路島名物の1つ玉ねぎ畑をたくさん目にすることができますよ。
「歩いたからこそ見られた景色だね~」と友人としみじみ。
下り坂を更に20分ほど下っていくと、県道460号という大きな道路に出ました。
歩くときはぜひ周りを見渡しながら、自然豊かな景色に癒されてみてください。
最後のスポット~三宮行きのバス停は徒歩圏内かチェック
淡路島で最後に回るスポットは、三宮に戻るためのバス停が近くにあるかチェックしましょう!
私たちの最終スポットは、廃校になった小学校を改装したSAKIA。
食・学び・アートをテーマにした施設で、レストランやカフェ、コワーキングスペースが立ち並んでいます。
ここは元々のプランになかったのですが、レンタサイクル屋のおばあちゃんが帰りのバス停の位置まで考えた上でおすすめしてくれたんです。
SAKIAから最寄りの尾崎上の浜までは徒歩約10分。
おかげでゆっくりコーヒーを飲んでから焦ることなくバス停まで行けて、無事に淡路島からJR三ノ宮駅へ戻ることができました!
- 交通手段:神姫バス(神戸三宮駅行)
- 尾崎上の浜(淡路島)~神戸三宮バスターミナル(本州)
- 運賃:1,370円
- 運行間隔:約30分~2時間に1本
- 乗車時間:約1時間
- 予約:不可
まとめ
今回は淡路島北部を車なしで旅行してみてわかった、交通機関に関する体験談をお伝えしてきました。
南部まで足を伸ばしたい場合は車かマウンテンバイクが必須でしたが、北部にフォーカスすると車がなくてものんびり旅行できて大満足!
- 新幹線はスマートEXで簡単に便を変更可能
- JR三ノ宮駅~淡路島をつなぐ神姫バスは予約は不要
- 島内のあわ神あわ姫バスは季節によって運行ルートに変更あり
- レンタルサイクルは電動自転車を選べば坂道も楽々
- タクシーは時間を優先したいときに利用
- 最終目的地は近くに三宮へ戻るバス停があるかチェック
車を運転できなくても、交通機関の活用ポイントを知っておけば大丈夫。
使える手段を上手に使って、淡路島北部を存分に楽しんでみてください!
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