近年、地震が起こるたびに防災対策が話題になります。
揺れを感じるたびに「大きく揺れるんじゃないか」と不安になるわね…
東京で30年以内に震度6以上の地震が起こる確率は80%以上とも言われています。
生きているうちには地震の被害に遭う確率は高い、と考えて防災対策をしておくほうがいざという時に困りませんよね。
今回は、正しい防災対策について・実際に被災したときに本当に役立つ防災グッズをご紹介したいと思います。
生きるためにまず必要なこと!
生きるために必要なことって何だと思いますか?
みなさんは何を用意していますか?
非常食や水よりもまず大切なことは、自分の身を守ることです‼
防災グッズを用意する前に
人は
2.体温が35℃以下になると30分
3.水を飲まないと3日
4.食べ物を食べないと3週間
で、生命の危機に瀕します。
空気がないとは、火災などの場合ですね。
まずは自分の命を守ることを第一に考えてみましょう‼
地震が来たときに身の安全の守り方
地震がきたら机の下にもぐる、これが常識‼
小学校の避難訓練でも机の下にもぐる訓練をしていた記憶がある方もいると思うのですが、上から物がふってくる危険のある場所でなければ無理にもぐる場所を探さなくてもOKです。
まずはなにかにつかまる事、つかまれなければしゃがんで頭を守ることが大切です。
震度6の地震では立っていられないため、先にしゃがんでおいた方が怪我もしづらいです。
オール電化でなくても油断は禁物!
大きな地震の後は停電します。
- 明かりがつかない
- テレビが見れない
などは停電の被害として予想できますよね。
しかし、電気が止まると水やガスも使えなくなってしまうんです!
蛇口から水を勢いよく出すためのポンプには電気が必要。
ガスの安全装置にには電気が使われており、停電になると止まってしまうんです。
やっぱり油断せずに備えておくことが大切ね!
これって正しい?よくある災害対策
断水にならなければトイレは使って大丈夫?
震度5以上の地震があった場合は、マンションのトイレは使わない方がよいです!
下水道が流れていないと、排せつ物が逆流してしまう可能性があり危険です。
断水に備えてお風呂に水を張っておく?
これは台風などの断水対策でもよく言われていますね!
台風の対策であれば問題ないのですが、地震後に断水対策として水を張っておくのは危険なケースもあります。
マンションなどで地震により水漏れがあり、下の階に被害が及んでしまう場合です。
修理代の負担や、地震後の修繕にも時間がかかってしまうので注意が必要ですよ‼
災害に合ったら動き回らないほうがいい?
怪我がない場合、むやみに動かない方がいいとされています。
特に食料を手に入れるのが難しい時は、むやみに動き回るとエネルギーを消費してしまします。
震災後すぐには救援物資が届かないため、被害が少なければ自宅でじっとしているという選択肢も有効となります。
用意しておくべき!実用的な防災グッズ7選
身を守るための知識を紹介してきました!
「備えあれば憂いなし!」
ここからは、用意しておくべき実用的な防災グッズを紹介します!
ガスコンロ
災害時にあってよかったグッズ上位にランクインします。
火があるだけで、お湯が沸かせるだけで、食べられるものがぐっと増えます‼
温かいものがあるとホッと安心できますよね♪
キャンプ用のセパレートガスバーナーや、自宅で使う卓上ガスコンロ。
どちらでも構いませんので準備しておきましょう。
予備のガスも忘れずにね♪
水
やはりお水も生きていくうえでとても重要です。
食べたり飲んだりするだけではなく、生活用水としも使用するため
1人1日4Lの水を用意しておくことが理想です。
必要なのはわかるけれど、置き場所に困るのよね…
いえいえ‼
2Lペットボトルを箱に入ったまま保管する必要はありません‼
箱から出して押入れの一番下に敷き詰める・収納スペースの中途半端に余っているところに置くなど、分散していたるところに保管しましょう‼
数本は500mlのペットボトルで購入し非常用リュックに詰めて保管しておく、という手段もありますよ♬
缶詰・乾物
非常食といえば…乾パンやカロリーメイトが頭に浮かぶかと思います。
しかし、パサパサで食べるのに水分が多く必要です。
実用的でしょうか…???
そして災害時に不足する栄養は、肉や魚などのタンパク質や野菜類です。
日常の延長線上に災害があると仮定し、食べながら備蓄することをローリングストックといいます。
・ツナ缶
・乾物(ほうれん草・ひじき・高野豆腐・切り干し大根など)
・フルーツ缶(お菓子や菓子パンよりもサッパリ♬)
・きなこ
・蒸し大豆
こういうものだったら普段から使うこともできるわね!
もちろん、お湯を沸かせばすぐに食べられるカップ麺なども重宝しますよ♬
モバイルバッテリー
近年はテレビよりもスマホで情報を入手することも多くなっています。
モバイルバッテリーは被災者の80%が必要だと感じたアイテムだそうです!
最近では高性能なものも多く、充電が長持ちするスマホもありますが、日常から1つ持っておくと安心だと思います。
簡易トイレ袋
被災後、仮設トイレが設置されるまでには時間がかかります。
簡易トイレ・携帯トイレなどを用意しておきましょう。
100円ショップ・キャンプ用品店・ホームセンターなどで簡単に手に入ります。
使いやすさ≠値段
どれが使いやすいかは実際に試すのがイチバン‼
また、すぐに処理できないためにおい問題も気になります。
防臭袋も併せて用意できると安心ですね♪
ヘッドライト
夜は明かりがないと動けません‼
懐中電灯を用意されている方も多いと思いますが、トイレに行ったり物を運ぶ時にはやや不便になります。
そんな時に、頭に固定するヘッドランプだと便利です。
1人で行動することもあるので、1人1つ用意しておきましょう。
現金
今やキャッシュレス決済が主流になりつつありますが、現金は大切です。
震災後、すぐにキャッシュレス決済ができる環境に普及できるかはわかりません。
すぐにATMから現金を引き出せるかわかりません。
今財布に入っているお金で1週間生活できますか?
非常用バッグの中にも忍ばせておこう‼
困ったときの、≪金≫頼み。
まとめ
・まずは自分の身を守るための行動が最重要‼
・大きな地震の後は水道・ガスも使えなくなると想定して準備。
・水は1日4L‼
・食べ物は特別なものではなく普段使いまわせるものをローリングストック。
・現金も忘れずに。
備えあれば憂いなし。
今日から始められる防災対策、みなさんも自分にできることからぜひ初めて見てくださいね♬
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