2歳前後の子どもは自我が育ち始め、反抗してくるようになります。
イヤイヤ期が訪れるのもこの頃ですね。
この時期の子育ては思うようにいかないことが多いですが、特にご飯を食べてくれないと悩むママはとても多いです。
ご飯の代わりにお菓子ばかり食べてしまう、という問題を抱えるママもたくさんいるでしょう。
私も現在3歳の息子が、絶賛イヤイヤ期真っ只中!という感じなので、そんなママの気持ちがよくわかります。
そこで今回は、イヤイヤ期の子どもがご飯を食べない時の対処法、そしてお菓子ばかり欲しがる子にはどのような対応が効果的なのかをご紹介します。
イヤイヤ期の子どもがご飯を食べない時の対処法
行儀のことばかり言わない
ご飯の時、子どもの食べる姿を監視していませんか?
もちろんひっくり返したり食べ物を投げたりしたときは怒らないといけませんが、細かい行儀のことばかり注意していてはお互いにイライラするだけですよね。
でもある時、こんなに注意されながら食べるご飯は美味しくだろうなと思い、「行儀なんて年齢を重ねればできるようになるだろうし、そんなに言わなくてもいっか」と注意するのをやめました。
そうすると、息子も私の顔色をうかがうことなく食べられるからか、自由にガツガツ食べることが増えていったんです!
食事に集中する環境を整える
ご飯を食べない子どもに多い特徴は、「遊び食べをする」そして「食べるのに時間がかかる」などですよね。
食事中に気になることやものがあると、子どもはどうしても食事よりもそちらに興味が向きがち!
たとえば、
・おもちゃは見えないところに片付ける
・食材は食べやすい大きさに切る
・お腹を空かせておく
以上のようなことに気をつけて、子どもが食事に集中できる環境を作ってあげましょう。
また、食べきるまで席を立たせたくないと思うかもしれませんが、食事の時間が長すぎると子どもにとって苦痛になってしまいます。
30分を目安に切り上げる配慮も大切だよ!
食事の時間を楽しくする
子どもが食事の時間を楽しく過ごせるように工夫すると、積極的に食べるようになることもあります。
たとえば、
・苦手なものが食べられたらめちゃくちゃに褒める
・みんなで一緒に笑顔で食卓を囲む
ある時苦手な野菜にアンパンマンのピックを刺して出した途端に喜んで食べていました。
意外と単純なことで子どもは喜んで、食べてくれるようになったりするんですよねー。
子どもが喜べば周りのみんなも笑顔になって、楽しい食卓になるはずですよ。
【実際に効果があった!】お菓子ばかり欲しがる子への解決策
機嫌をとるためのお菓子をやめる
こどもが泣いたらその場をしのぐために、とりあえずお菓子を与えてやりすごすなんてことをしていませんか?
人に迷惑がかかったりどうしても仕方がない場合を除いて、泣いたらお菓子をあげるという習慣はやめるべきだと言えます。
子どもを泣き止ませるために必要なのはお菓子ではなく、説得です。
子どもの機嫌をとるためだけのお菓子はやめましょう。
お菓子の時間と量を決める
お菓子を全くあげないとするのではなく、時間と量を決めて、それ以外はあげないとした方が良いかもしれません。
時間と量を制限するだけなら、子どももお菓子を食べたいという欲求は満たされているので、泣いたり暴れることが少なくなります。
ただし、決めた量では足りず「もっともっと!」と要求してくるかもしれません。
気分転換をする
お菓子を食べたがるときは、一度気分転換してみるのもオススメです。
お菓子のことが頭から離れれば、欲しがることもないですよね!
むしろ「疲れたからお菓子でも買って帰っか」って言っても「いらない!もっと遊ぶ!」と言ってきます。(これはこれで大変なんですが…笑)
親もお菓子を食べない
親が家でお菓子ばかり食べていたら、子どもだってもちろん食べたがりますよね。
自分が食べてたらダメとも言えないし…。少しだけならいっかってなりそう。。。
もし食べたい場合は、絶対にばれないように食べるか、子どもと同じおやつの時間にだけ食べるようにしましょう。
子どもの行動を叱る前に、自分自身の行動も一度見直してみましょう。
強い心をもつ
これが一番難しくて重要かも !
おそらく多くの子どもはするでしょう。
親も決心したとはいえ、可愛い我が子にお願いされたら「ちょっとだけよ」とか言いたくなりますが、そこは心を鬼にしてダメとはっきり言いましょう。
まとめ
イヤイヤ期でご飯を食べない子どもの対処法は、
・しつけばかりしない
・食事に集中できる環境にする
・食卓を笑顔で楽しくする
お菓子ばかり欲しがる子どもの解決策は、
・機嫌を取る為のお菓子をやめる
・時間と量を決める
・気分転換する
・親も食べない
・強い心をもつ
子どもがご飯を食べなかったりお菓子ばかり食べていると、栄養面など心配になりますよね。
そんな時は、子どもだけに厳しく制限やルールを設けるのではなく、どうしたら改善できるか解決方法を考えて、子どもと一緒に親も行動していくことが大切です。
ごはんは家族で一緒に食べることとか、笑顔で楽しみながら食卓を囲むことって、基本的で簡単なように思いますが、意外とできていない家庭は多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
忙しい中、子どものためを思ってせっかく作ったご飯です。
美味しく食べてほしいですよね。
子どもが食事は楽しいものなんだと感じられるよう、日々工夫してみましょう。
コメント