定年後の移住!人気の地域は高齢になっても本当に暮らしやすい?

お役立ち情報

子供が巣立って夫が定年したら自然豊かなところでのんびり過ごしたい。そう考えている方も多いのではないでしょうか。
いまはUIJターンといって移住も3パターンあるようです。

Uターンは地方から都市に移住した人が、再び故郷に戻ること。
Iターンは都市部から出身地とは違う地方に移住。
Jターンは生まれ育った故郷から都会に移住した後、故郷に近い地方都市に移住。

移住先も毎年人気の地域ランキングがでています。

住みやすいから人気があるんだよね。それならランキング上位の所なら間違いなさそう。

人気の地域といえどやはり魅力的なところと、そうでないところがあります。
定年後の移住となるとある程度年をとっているので若い世代の方とは重要視するところもかわってきます。

今回は、人気の地域が高齢になっても住みやすいところなのか見ていきましょう。

長野県

長野県は毎年住みたい街ランキング1位に選ばれています。
2位や3位は入れかわったりしているのですが、1位は定着して長野!
長野県内でも人気のある地域が松本市と御代田町

松本市

盆地である松本市は雨や台風の被害も少なく、住みやすいとの声が多くみられます。
松本は大学病院を始め各種の医療機関が多数あり、医療に恵まれた地域でもあります。

なので、セカンドオピニオンどころかサードオピニオンも可能なほど、医療機関が数多く点在しています。
交通面に関しては、松本市駅中心部以外の地域は路面電車の本数も少ないので車が必須!

医療機関が充実していると、老後は安心して暮らせますね。

年を取ったら運転免許返納を考えているので、車必須な地域は無理かな。

移住者のサポートにはセカンドライフ向けの研修もあり、それぞれの年代に合わせた支援制度を充実させているそうです。

参照:松本市公式ホームページ(移住推進課)

北佐久郡御代田町

軽井沢町と佐久市の中間にある御代田町。
各街の中心まで車で約20分の場所にあります。北陸新幹線としなの鉄道の利用で東京まで90分で行けてアクセス良好です。道路も整備されているので住みやすい環境が整っています。

気候は冷涼であることに加えて晴天率が高く、雨がほとんど降らず湿度も低いです。しかし冬の寒さは厳しく暖房費が高額になります。

高齢者にとっては嬉しい制度もあります。
1つはタクシー利用助成というものです。
70歳以上の方は1枚300円のタクシー利用助成券で1,000円分までタクシーを利用できたり、他にも人間ドック補助金制度があります。

後期高齢者医療保険加入者、35歳~74歳までの国民健康保険加入者は日帰りドック15,000円、1泊2日ドック25,000円が支給されます。

高齢者には何かと便利な制度があるみたいだから、老後は住みやすいかも。

・首都圏へのアクセス良好
・夏は冬以外は過ごしやすい気候
・高齢者にはタクシー利用助成金があるので車を所持しなくても暮らしやすい。

軽井沢の近くだから憧れてたけど、寒がりの私には移住は無理かな。

静岡県

静岡県も、住みたい街のランキング毎年上位にあがっています。温暖な気候や、海と山に面しているために自然豊かな県であり、かつ首都圏へのアクセスも良好なところが人気の理由です。

浜松市

浜松市は、日照時間の長さが全国でもトップクラスで、晴天の日が多くて過ごしやすい都市です。
しかし「遠州のからっ風」と呼ばれる強い風が吹くため、気温が高くても体感温度は低く感じます。

浜松市は交通機関が不十分なので車がないと不便です。
車を所持しないのであれば遠鉄沿いが便利です。
買い物は浜松駅周辺の中心街は衰退してきていますが、郊外にイオンや西友などがあるので車があれば便利に暮らせます。
また郊外になると静かで自然に恵まれた、のんびりとした生活が実現します。

浜松市に限らず、静岡県は南海トラフの巨大地震による被害が想定されています。

巨大地震!?最近はあちこちで災害が起きているから移住先もその点考慮して決めないと!

しかし静岡ではそのため日頃から防災に関する意識が高く、津波避難ビルの指定や防災マップも充実しています。

 

参照:浜松市公式サイト(浜松市防災マップ)

三島市

三島駅は新幹線停車駅で東京にも1時間以内で行けるので非常に便利です。
日常生活においては、浜松同様公共交通機関があまり整備されていないために自家用車の所有は必須。

気候に関して言えば、海が近い地域では内陸と比べて冬の気温が下がりにくい傾向で比較的温暖な地域です。

また「湧き水の街」と言われていて水がとってもきれい。自然も豊かで富士山の見えるロケーションは最高!

市内に社会保険病院、隣町には国立病院や県立がんセンター、沼津市立病院や順天堂大学病院などが有って安心です。
三島市でははり灸マッサージ治療費の助成、高齢者バス等利用助成事業などの介護支援も充実しています。

参照:三島市公式サイト(高齢者福祉サービス)

自然豊かなところで暮らしたいけど車の所持がネック。ガソリン代も上がってきてるし維持費が大変だ。

老後は年金暮らしになり収入が減ります。
生活費をおさえようと田舎に移住する人も増えています。しかしこういったところで費用がかかってしまいますね。

 

佐賀県

移住希望者のあいだで「佐賀県」が人気を集めているそうです。
都道府県幸福度ランキングではなんと九州で1位。
佐賀県が開設する「さが移住サポートデスク」には毎月1000件を超える問い合わせがあるそうです。

武雄市

市の玄関口である『武雄温泉』駅から『博多』駅までは電車で約1時間。また市内にある『武雄ジャンクション』は、九州自動車道へと接続するハブ地点となっており、カーアクセスの利便性も抜群!

武雄温泉駅付近にはゆめタウンやメリーランドといった大型ショッピングモールもあり、日常生活には便利です。
そして武雄といえば武雄温泉!口コミでも泉質のよい温泉が近くにあることが高評価になっています。

温泉好きの私にはポイントが高い地域ね。老後の娯楽も身近にあると楽しく過ごせそう!

武雄市は防災対策にも力をいれています。「たけぼう」というアプリを導入しており

・安否確認機・避難所情報把握機能・ハザードマップ・コロナ関連などが確認できます。

参照:たけおポータル(武雄防災アプリ)

災害時にアプリで重要なことがわかるのは、便利が良くて安心!

鳥栖市

海が近くにある鳥栖市。美味しい海産物を安く購入することができます。
また鳥栖プレミアム・アウトレットが近くにあります。
福岡市内へは電車で1時間ほど、佐賀市内へは車で40分ほどで行くことができるので買い物には非常に便利です。

ただし、少し坂が多い地域なので、車は所持していた方がいいですね。
買い物だけではなく医療介護体制も整っています。
一般病院数は80か所 介護施設カバー率も5.77%と全国平均を上回っています

鳥栖は地元福岡に近いから移住先としては最優先候補!老後は身内や地元の友達が近くにいると、楽しく過ごせそう!

まとめ

  • 郊外になると自然は豊かだが、利便性に欠けるため車はあった方が良い。
  • 高齢化社会に伴い、医療介護体制はは整っているところが多い。
  • 静岡は、巨大地震に備え防災対策がしっかりしているので安心。
  • 武雄市は、アプリの導入で防災対策をしているので便利。

老後は自然が豊かな郊外に移住できたらいいなぁと考えていました。
最近高齢者の事故が多いため運転免許は返納しようと思っていましたが、今回調べてみると郊外での田舎暮らしには車必須ということがわかったので返納は考えることにしました。
人気の地域は医療体制や防災対策はしっかりしているので、高齢になっても暮らしやすそうですね!

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