小高い丘に、爽やかなブルーの花々が広がっている、そういう景色があるところを知っていますか?
このブルーの正体は、ネモフィラというお花。
およそ450万本という数が一斉に咲き、まるでブルーの絨毯のよう!
この景色が見れるのは、茨城県の国営ひたち海浜公園というところ。
この景色を見れるのは、例年4月の下旬から5月の上旬、つまりゴールデンウィークが見頃なんです。
まだ行ったことのない方!今度のゴールデンウィークの予定に入れてみてはいかがでしょう♪
ネモフィラとはどんな花?
ネモフィラと聞いて、どういうお花かパッと思い浮かぶでしょうか?
ちなみに、私はテレビで、ひたち海浜公園が紹介されているのを観て、ネモフィラというお花があることを知りました。
遠目で見ると、丘を絨毯のように彩ってくれますが、ひとつひとつは小柄なブルーのお花なんです!
考えてみると、自然の色で、ブルーのお花の種類って、そんなに多くないのでは?と思います。
北アメリカが原産国で、瑠璃唐草(るりからくさ)という和名があるそうです。
ネモフィラは、例年4月中旬に咲き始め、4月下旬から5月上旬が開花のピーク!
ネモフィラが彩る「みはらしの丘」
ネモフィラの丘があるのは、茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」というところで、園内のみはらしの丘というエリアです。
どのくらいの面積に広がっているの?
ネモフィラの咲く、みはらしの丘。
その面積は、3.5ha、ネモフィラの本数は450万本。
ですが、面積と本数を増やして、4.2ha、530万本になる、という情報も。
ちなみに、みはらしの丘の頂上は、標高58m。
これは、ひたちなか市の標高の最高地点とのことです!
ネモフィラの丘まで
ネモフィラの開花期間中は、とーっても混雑します。
駐車場は、公園の入り口まで徒歩5分〜10分くらいのところに臨時駐車場が設置されると思います。
園内の花々を見ながら、人の流れについて行くように歩くと見えてくるのが、ネモフィラが咲くみはらしの丘。
丘のふもとのナノハナを見ながら、曲線を描く坂道を、丘の頂上に向かって歩きます。
丘の上は海からの風が吹いて、爽やか!
ネモフィラと空のブルーが重なって、空が広く感じるよ♪
ネモフィラブルーの食べもの?!
- ネモフィラソフト
花のクッキーがポイントで、可愛らしいネモフィラソフト♪
どんな味がするのかと食べてみると、ラムネ味で爽やかな気分になります。
ネモフィラと一緒に写真を撮っておきたいですね(^^)
ネモフィラソフトは、みはらしの丘を下った「里の家」というお店で販売しています。
ネモフィラの時期のみの期間限定です!
かなりの行列ができていましたので、並ぶことは覚悟してください(笑)
- レトルトカレー
園内に「ショップサンサン」というお土産屋さんがあり、そこで目を引くレトルトカレーのルーを発見!
ネモフィラをイメージしたブルーの色をしているのです。
せっかくなので、買って家で食べてみました!
見た目は、カレーと考えずに色彩だけで考えれば、ターコイズブルー?と言うのでしょうか、とても綺麗です(笑)
食欲をそそる色ではありませんが(笑)味は、しっかりとカレー味。
甘口のカレーなので、辛いものが苦手な方でも大丈夫です!
レトルトカレールー1パック600円です。
ネモフィラをイメージした、ネモフィラソフトとレトルトカレー。
記念に!話題づくりに!食べてみてはいかがでしょうか?!
春のネモフィラだけじゃない! 園内の彩り
国営ひたち海浜公園は、春のネモフィラが代名詞となっていますが、園内は四季折々楽しめるよう工夫がされています。
その一例を紹介します!
春
- チューリップ
「たまごの森フラワーガーデン」で、色とりどりのチューリップ♪
例年4月上旬から4月下旬に楽しめます。
様々な種類が咲き、チューリップの多様さに驚きました。
- ナノハナ
みはらしの丘ふもとの「みはらしの里」で見れます。
例年4月中旬から4月下旬にナノハナが見頃で、ネモフィラと時期が重なって咲いています。
ネモフィラのブルーとナノハナの黄色のコラボレーションも爽やかです。
夏
- 緑コキア
コキアという植物が春のネモフィラに代わって、みはらしの丘を彩ります。
コキアはヒユ科の植物で、モフモフ丸まったような可愛らしい形。
例年7月中旬から9月下旬は緑色のコキアが楽しめます。
秋
- コキア
夏に緑色をしていたコキアが、10月上旬から紅葉をはじめます。
例年10月中旬から10月下旬には赤色に色づき、みはらしの丘は、ネモフィラとはまた違った雰囲気に!
- コスモス
みはらしの丘で、例年10月上旬から10月中旬が見頃。
コキアと同時期に楽しむことができ、みはらしの丘が鮮やかな色になります。
「大草原フラワーガーデン」でもコスモスが楽しめます。
冬
- メタセコイア
例年12月上旬にメタセコイアの木がレンガ色に紅葉します。
メタセコイアの並木道があり、太陽の日に照らされて一層、風情ある景色に。
古民家
みはらしエリアに、現れる古民家!
これは旧土肥家住宅で、保管されていた材料を使い、移築復元されたもの。
昔の建築を見ることができるよ!
「子供の日」が近いときに行ったためか、古民家の近くに立つこいのぼりを見ることができました。
国営ひたち海浜公園とは
ネモフィラの丘がある「国営ひたち海浜公園」について情報をまとめました。
国営ひたち海浜公園は、敷地が広い!さまざまな楽しみ方がありますよ。
園内には、西口エリア、樹木エリア、みはらしエリア、草原エリア、プレジャーガーデンエリア、南口エリア、砂丘エリアの7つのエリアがあるんです!
プレジャーガーデンエリア
7つのエリアのなかでも、ひたち海浜公園と言えば!と聞かれて、個人的に思い浮かべるのは、プレジャーガーデンエリア。
プレジャーガーデンエリアは、いわゆる遊園地です。
子ども連れ向けで、小学1年生以上だったり、小学生未満でも、16歳以上の方が付き添い同乗で楽しめるアトラクションがほとんど。
観覧車、ジェットコースターなど遊園地の定番から、氷の世界を見ることができ、一度は入ってみたい「アイスワールド」、今年3月にはVRのアトラクションもオープンしました。
アトラクションによって異なりますが、アトラクションごとに100円〜800円の料金がかかります。
プレジャーガーデンエリア内に点在しているのりもの券販売機で、のりもの券を購入してから、乗りたいアトラクションに行く感じです(一部、現金で支払いのアトラクションもあります)。
1名様3,600円(3歳以上同一料金)の「のりもの1日フリーパス」というのもあるみたいですよ!
所在地
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
開園日・開園時間
休園日があるので、訪れる際は、開園日・開園時間を必ずチェックしてください!
入園料金
大人(高校生以上):450円
65歳以上:210円
中学生以下は無料です。
アクセス
電車
行き方① JR常磐線「勝田駅」から路線バスを利用します。海浜公園西口までおよそ15分、海浜公園南口までおよそ20分です。
もしくは「東海駅」から路線バスに乗り、海浜公園西口までおよそ30分。
行き方② JR常磐線「勝田駅」で、ひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換え、「阿字ヶ浦駅」からスマイルあおぞらバス(那珂湊コース)で海浜公園西口下車(徒歩およそ10分)、海浜公園南口下車(徒歩およそ20分)です。
高速バス
茨城交通の勝田・東海線で、東京駅八重洲南口から海浜公園西口までおよそ2時間。
車
- 東京・宇都宮方面からお越しの場合
北関東自動車道から常陸那珂有料道路、ひたち海浜公園ICすぐ
- いわき・仙台方面からお越しの場合
常磐自動車道 日立南太田ICよりおよそ15km
【駐車場】
西駐車場、南駐車場、海浜口駐車場の3ヶ所があり、園内のどこに行くかで、駐車場をお選びいただくと便利です。
駐車場料金(1日)は、普通車の場合520円、二輪車の場合260円です。
ネモフィラの開花時期は、駐車場も、路線バスも、混雑するよ!
駐車場は、臨時駐車場が設置される可能性が高いんだって!
植物の開花状況やイベント情報、入園料金など公式ホームページを必ずご確認ください。
まとめ
- 茨城県の国営ひたち海浜公園ではネモフィラに彩られた丘を楽しむことができます。
- ネモフィラは、ブルーの小柄なお花。
- 4月中旬から咲きはじめ、例年4月下旬から5月上旬が開花のピークです。
- ひたち海浜公園は、ネモフィラ以外にも、四季さまざまな彩りや子どもも楽しめる遊園地があります。
- とくにネモフィラの開花時期は混雑します!
- 休園日もあるので、訪れる際は注意してください!
ネモフィラの丘を遠くから見ると絨毯のように綺麗ですし、一輪一輪を近くで見るととても可愛らしいお花ということに気づきます。
海からの心地よい風のなか、ネモフィラの丘の散策を楽しみたいですね♪
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