今回は実際にわたしの乗車体験記をご紹介したいと思います♪
いわゆる観光列車に乗るのは人生で初めてで、楽しみといえば楽しみだけど、3時間も列車に乗り続けるなんて途中で飽きるんじゃないか?!と思っていましたが、そんな心配も無用でした(笑)
それでは順を追って、私が体験した事を順にご紹介したいと思います。
読み進めていくと、実際にリゾートしらかみに乗ったかのような疑似体験ができますよ♫
☆リゾートしらかみ(橅)の魅力と予約時の注意点についてはこちらにまとめました!
リゾートしらかみの旅
新青森駅へ
まだ暑さの残る8月下旬の某日、まず私は新幹線で新青森駅まで向かいました。
リゾートしらかみは、青森県側と秋田県側の両方から列車が出ています。私の場合、リゾートしらかみの最新車両「橅編成」に乗りたかったので、橅列車に乗れて、かつ目的地に17時頃に到着できる列車を探していたところ、青森県側から13:51に発車する列車がありました!
なので今回わたしは、新青森駅からスタート♪
(いつ見ても、新幹線はやぶさのグリーンは美しい…)
新青森駅に到着したら、新幹線を降りて改札に向かいます。
ねぶた祭りの迫力ある広告と「青森の新鮮、お届けします」という看板。青森感を徐々に感じます。
そして・・・!
「ようこそ青森へ!」の看板と、プチ?!ねぶた。
ねぶたの色使いが独特で、ついその世界観に引き込まれてしまいます。
リゾートしらかみ乗車前に、お弁当を購入
今回、新青森駅〜ウェスパ椿山駅まで約3時間の長旅の予定だったのと、私が行ったタイミングは車内の弁当販売は行っていなかったので急遽、新青森駅で駅弁を買いました。
通常はリゾートしらかみ <橅> には列車内売店があってお弁当も買えるみたいです。
車内販売については、
JR東日本ホームページ等で確認してみてください♪
そしてその時に駅構内で購入したお弁当がこちら↓
青森で獲れた海鮮と、旬のトウモロコシが入った絶品弁当。
なんだこれ!! ま、まぶしい…!
海鮮の宝石箱や〜〜〜!!
なんか、どこかで聞いたことのあるコメントだ(笑)
お弁当を買ったら、リゾートしらかみに乗るためにJR在来線(五能線)の改札に入ります。
ちなみに新幹線の新青森駅ホームからJR五能線のホームまでは、移動だけだったら5分程度でホームまで行ける距離です。
少し余裕をもって10分もあれば移動時間としては十分だと思います。
お手洗いを済ませて、駅でお弁当やお酒、おつまみ等を買いたい方は、20〜30分ほどあると良いです。
キャリーバッグを持ってえっさえっさと移動をしていたところ、JR在来線の改札を入ってすぐのところで出会ったのがコチラ↓
りんご、りんご、りんご!!! ぜ〜〜〜んぶりんご!!! りんごジュースだけの自販機!!!
私は青森に来たんだな、と本当の意味で実感したのがこの時でした(笑)
飲んだ瞬間「りんごだ!」以外のコメントが思いつかないくらいの美味しさでした。
これも携えてホームへ!
「リゾートしらかみ号 ぶな編成 4号車」の表示を発見。
しばし待ちます。
リゾートしらかみにいざ乗車!
列車が到着し、いよいよリゾートしらかみに乗り込みます。
私が乗車したのは先頭車両の4号車で、その時の車内の様子はこちら↓
なんと綺麗な車内でしょうか!! カラフルな座席に、あたたかさを感じる木目調の内装。
これから3時間もここで過ごせるなんてなんて幸せなんだ…!と思いました。
ちなみに、私が乗った4号車、そして1号車は上記のようないわゆる列車の座席ですが、
2号車はボックス席といって、向かい合って団らんを楽しみながら列車旅ができるシートになっています♪
ボックス席は
観光列車ならではの席だね♫
お子様連れや、友人・カップルでの利用など
様々なシーンで使えそうだ!
独特の車内アナウンス
列車が出発してしばらくすると、いわゆる列車のアナウンスが始まるのですが、聞いてびっくり!
アナウンス(録音)の声の主は、吉幾三さんだったのです。
吉幾三さんは青森県北津軽郡金木町、現在の五所川原市のご出身らしく、独特の方言である津軽弁を交えながらリゾートしらかみの乗客に町の説明・案内をしてくれました♫
もちろん「この津軽弁は標準語では○○○という意味でして〜」とちゃんと解説も加えてくれていましたよ!
千畳敷駅で列車が止まる?!
しばらくすると、リゾートしらかみは日本海沿岸を走っていきます。
いい景色だな〜と思って窓の外を眺めていると、車掌さんからのアナウンスがありました。
15分ほどこちらの駅で停車しますとのこと。
列車の故障か何かか!?と思っていると、なんと、この千畳敷駅という駅で、乗客は列車を降りて海岸に広がる千畳敷を見に行けるというのです…!
下車して道路をわたり、海岸に向かいます。
目の前に広がる千畳敷の様子↓
広〜い。どこまでも広〜い。
日本海が一望できる位置まで歩いてきました。
ちなみに千畳敷は、津軽のお殿様が千枚の畳をしいて宴を催したという伝説があるそう。
こんな石碑も発見。
太宰治の小説『津軽』にも、この千畳敷が登場します。
ちなみに太宰は、前出の吉幾三さんと同じ青森県の五所川原の出身!
石碑に書いてある文章をじっくり読みたかったのですが、猶予時間は合計15分だったので、写真だけパシャりと撮って列車に戻りました。
他の乗客も続々と列車に戻っていきます〜!
途中で下車して観光できる列車って
本当に珍しいね!
そうなの!私もビックリした!
どこまでも広がる不思議な岩と、
夏の青空を見渡すことができて
爽快な気分だったよ〜♫
先頭車両で、運転士さんの気分を味わう
列車に戻ったあとは、再びのんびり車窓を眺めながら過ごします。
と、ここで私は運転席と4号車の間に透明のガラス窓の存在に気づく…!
(下記スクリーンショットの、向かって左側の窓をご覧ください)
これは列車の前方を見渡せる窓で、眺めているとまるで運転士さんになったような気分が味わえます。
この時はお客さんも少なかったので、列車の先頭からの眺めを楽しんでいました。
と、リゾートしらかみの楽しさを堪能しまくっていると、いよいよ目的地まであと5分。
下車の支度を開始します。
まとめ
- 新幹線の新青森駅からJR五能線のホームまでは、移動だけであれば10分で充分。お手洗いに行ったり、お弁当やおつまみを買いたい方は乗り換え時間として20〜30分あると良い
- リゾートしらかみの車内では、吉幾三さんが案内のアナウンスをしてくれる
- リゾートしらかみでは、五能線の千畳敷駅で15分下車&プチ観光ができる
- 先頭車両には、進行方向を見られる大窓があり、運転士になったような気分を味わえる
今回、初めて観光列車というものに乗りましたが、リゾートしらかみは色んな仕掛けがあって本当に楽しかったです!
私は夏に乗車したのですが、今度は秋や冬、春といった別の季節にもまた乗りたいなと思うほどでした♫
もし青森を訪れる際は、このリゾートしらかみに是非乗ってみてください!
青森や秋田の風景と、迫力のある日本海を感じることができますよ^^
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