以前から気になっていた「西大山駅」に行ってきました!
西大山駅といえば、鹿児島県のJR指宿枕崎線にある、日本最南端の駅。
どんなところなんだろうと旅の前からワクワクしていましたが、いざ行ってみると駅に着く前も着いた後も魅力たっぷりの電車旅になりました!
そこで今回は、
・西大山駅までの旅をもっと楽しむコツ
・写真撮影スポットのご紹介!
・西大山駅までのアクセス方法
をお伝えします!
車窓からの風景も車内もローカル感いっぱいで癒される!
まず一つ目の魅力は、西大山駅に行く前までの電車旅にあります!
指宿枕崎線は鹿児島市から南に向かって線路が伸びていて、左手に海、右手には山と、自然あふれる車窓が待っていますよ。
せっかく乗るなら、ぜひ進行方向に向かって左手側の席に座ることをおすすめします!
指宿枕崎線は海岸線ギリギリを通っている箇所があり、窓一面きらきら光る海を間近に見ることができるんです。
特に、生見駅~薩摩今和泉駅の車窓は、線路が海面よりもかなり高い位置から海を見下ろす形になるので、まさに爽快感バツグンの景色!
晴れた日に遠くまで見渡せる気分は、もう「最高」以外に言葉が浮かばないよね!
自然の中の電車旅は、都会じゃ味わえないもんね!
薩摩富士こと「開聞岳」をバックに電車の写真撮影ができる!
2つ目の魅力は、西大山駅に着いた瞬間に訪れます!
駅に着いてホームに降りると、左手にはなんと富士山…のような「開聞岳」がズドーンとそびえ立っているのが見えるんです。
開聞岳はその形の美しさから「薩摩富士」と呼ばれていて、本物の富士山よりも三角錐に近いそうですよ。
西大山駅は、そんな開聞岳をバックに電車を撮影できるちょうどいいロケーションにあるんです。
ホームには「日本最南端の駅」と書かれた柱もあるので、それを見たら「こんなところまで来たんだ…!」と達成感もわいてきます。
旅行にはカメラは必須ですが、絶対絶対忘れずに持って行って、美しい景色をバックにパシャっとやってくださいね!
ちなみに、西大山駅は観光地になっていて写真撮影をする人が多いので、電車もすぐ出発せずに待っていてくれます。
この余裕ある感じがまた、ローカル線の魅力なんですよ〜!
時間の流れが、田舎ならではのゆったりした感じに思えちゃう!
まるでジェットコースター?西大山駅までの旅をもっと楽しむコツ
鹿児島中央駅から西大山駅までは2時間近くかかるので、いくら車窓がきれいでもさすがに飽きてくることがあります。
そんなときは、ぜひタイミングを見計らって1両目の一番後ろの席に座ってみてください。
その席は電車が線路のつなぎ目の上を通ると、ものすごくバウンドするので、まるでジェットコースターに乗っているかのような気分になります笑。
ちなみに、体が上下に揺れるので、その席で食べ物を食べるのはおすすめしません!
そんなエキサイティングなことはちょっと‥‥という人は、ローカル線ならではの切符の買い方に注目してみましょう!
指宿枕崎線には無人駅が多いので、その駅から乗車する人は、車内を見回っている車掌さんから切符を購入するんです。
お客さんが車掌さんに「どこどこまで」と行先を伝えてお金を渡すと、車掌さんがもっている小さな機械から「ジジジ…」とレシートのような紙の切符が出てきて、ビリッと破いてお客さんに渡される、という仕組みです。
そんなやりとりを見ていると、なんだか昔にタイムスリップしたような気分になって、ローカル線の良さをじわーっと感じること間違いなし!
電車の行き先と時間に要注意!西大山駅までのアクセス方法
西大山駅は、鹿児島中央駅から指宿枕崎線の下り線に乗って1時間40分ほどで到着します。
指宿枕崎線には「喜入行」や「指宿・山川行」、「枕崎行」と種類がありますが、西大山駅に行くなら「枕崎行」のものに乗りましょう!
喜入駅や指宿駅、山川駅はすべて西大山駅の手前にある駅ですので、乗ったとしても降りた駅で枕崎行の電車に乗り換えなければなりません…
しかも電車は1時間に1本あれば良いほうなので、間違った電車に乗ったら何もない駅のホームで待ちぼうけをくらってしまいます。
それも旅の醍醐味と言えなくもないのですが笑
帰りの電車も本数がかなり少ないので、西大山駅に行くときは、電車の行き先と時間を事前にしっかり調べておきましょう!
まとめ
今回は、日本最南端の駅「西大山駅」の魅力について記事にしました。
・開放感抜群の景色をバックに、写真撮影して思い出パシャリ!
・昔ながらの切符購入体験は、昭和生まれには懐かしいかも?
日本最南端の駅「西大山駅」は、駅に着く前も、着いた後も魅力たっぷり!
海と山に囲まれた美しい風景に癒されたり、遠くまで来た達成感を味わえたり、ローカル線ならではのゆったりとした時間の流れ方を感じたり。
電車旅が好きな人、自然に癒されたい人、都会の忙しさに疲れた人。
いろんな人におすすめできる観光スポットですので、ぜひ一度訪れてみてください!
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