暖かくなると出てくる嫌な害虫といえば、Gを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
家で1匹いると100匹いると言われているだけに、退治しても何度も出てきて本当に嫌な気分になります。
私は子供の頃に家で一時期Gが大量発生した経験があり、姿を見るだけで背筋が凍りつくほど苦手になりました。
退治なんて絶対無理です。
そこで私は「退治できないならGを根絶させる対策をすればいい」と考え、G対策を毎年やっています。
やり始めてから3年経ちましたが1度もGと遭遇していません。
今回はGを根絶させる我が家の絶対にGに遭遇しない、G対策をご紹介します。
虫画像なしでご紹介しますのでご安心してご覧ください♪
家への侵入口を塞ぐ
家の築年数は関係なく、侵入口を塞ぐ対策をしていなければ、Gはどこにでも出現します。
エアコンの室外機のホースや、排水溝、換気扇など外から家の中に繋がるところは多く存在し、最低5mmの隙間があればGは家の中に侵入が出来てしまうんです。
とても重要な対策ですが簡単にできますので、我が家の対策をぜひ参考にしてみてください。
エアコンの対策
エアコンは1番侵入されやすい場所です。
冷房をつけたらGがエアコンから出てきました。
Gは外に置いてある室外機のドレンホースから、エアコンを通って室内に侵入してくるんです。
ドレンホースは室内のエアコンで発生した水を外に出す為の物なので、完全に塞ぐと故障の原因となります。
そこで我が家ではセリアで購入した、ドレンホース用の防虫キャップを使用しています。
100円だから手軽にG対策ができるね。
防虫キャップを使用する前は、余っていたストッキングをつま先のところで切り、ドレンホースに被せ輪ゴムでとめて対策をしていましたがこちらも有効でした。
台風などで外れてしまう可能性があるので、定期的に確認しましょう。
換気扇の対策
お風呂やキッチン、2003年に建築基準法改正で部屋にも24時間換気の設置が義務付けられ、家の中には複数換気扇があります。
掃除するときに簡単に外せるようなフィルターがついているものがほとんどですが、5mm以上の隙間がある換気扇もあるので、確認してみましょう。
キッチンの換気扇は5ミリ以上隙間があることが多いよ。
私は家を建てるときにキッチンを見にショールームに行きましたが、換気扇を見せてもらってフィルターが5mm以下の物を選びましたよ。
夫にはキッチンを選ぶポイントおかしくない?と散々文句を言われましたが、私には最重要ポイントだったので決して譲りませんでした(笑)
5mm以上の隙間があっても、換気扇用のフィルターが売っているのでこれで対策をしましょう。
排水溝の対策
キッチンや洗濯機、洗面台などの排水溝もGの侵入経路です。
キッチンの排水溝はゴミ受けが5mmの隙間があれば、ネットを使用しましょう。
100円ショップでもドラッグストアでも売っているよ。
洗濯機の排水溝は、セリアで園芸用の網を購入し写真のように両面テープで4辺を貼り付けて対策をしています。
夫にやってもらいましたが、ここまでするのかと少し呆れた様子でした(笑)
DIYが面倒だという方は、洗濯機排水溝カバーが売っているのでそちらをご利用ください。
洗面台の排水溝はゴミ受けが5mm以下でGが通れそうであれば、ゴミ受けを購入しましょう。
我が家はトイレにある手洗い器が写真のようにゴミ受けがなく、簡単にGの侵入を許してしまいそうなのでLANMUのポップアップ式のゴミ受けを購入しました。
見た目も悪くなくとても気に入っています♪
隙間はガムテープで塞ぐ
キッチンや洗面台の下には配水管があり、床を通り外に繋がっているのでここに隙間があるとGに侵入されてしまいます。
ここを塞ぐのはガムテープで十分です。
私は簡単に剝がれないように2重に貼り付けました。
配水管と床の隙間以外にも築年数が経過している場合、床と壁に隙間が出来てしまっている場合があるので、家にそのようなところがあれば修理をするかガムテープで塞ぐようにしましょう。
掃除をして家を綺麗にする
侵入経路を塞いだら、家の中の対策を始めましょう。
1番初めに家の中の掃除をするのが鉄則だよ。
当たり前ですが、生ごみを放置していたり段ボールを処理せずそのままにしていたりすると、Gが好む場所を自ら作ってしまうことになります。
特に段ボールは、Gが卵を産み付けるのでなるべく早く回収ステーションに持っていき、処理をするようにしましょう。
対策をするときに掃除したから大丈夫というわけではなく、常に部屋を綺麗にしてGが嫌いな環境をつくることが大切ですよ。
我が家で気を付けていることはこちらです。
- 生ごみは袋に入れてから可燃ごみで捨てる
- ゴミ箱を週に1度洗う
- 納豆やお肉のパックを洗ってから捨てる
- キッチンの排水溝は毎日掃除
- 排水溝をパイプユニッシュで掃除する
- エアコンを月に1度掃除する
- 段ボールは外で開けて家にいれない
すべてではなくても、できることがあればぜひ1つでも多くやっていただきたいです。
駆除スプレーは準備しておこう
駆除スプレーがなく、掃除をしているときに万が一Gと出くわしてしまったら、どうにかして駆除しなければなりません。
駆除することができずに、卵を産み付けられてしまったら一巻の終わりです。
産み付けられたら最後、その年はGの思い出しか残りません。
我が家は駆除スプレーを取りに行っている間に逃げられたら私は家にいられないので、各部屋に備えています。
駆除スプレーには噴射するスプレータイプと、泡タイプがありますが、私のおすすめは広範囲で狙えるスプレータイプです。
泡タイプを使ったら当たらなくて部屋中泡だらけになってしまいました。
泡タイプは1発で当たれば良いですが、当たらなければ後から掃除が大変になります。
小さいお子様やペットがいて殺虫剤の成分が気になる方は、冷却スプレーがおすすめです。
殺虫剤の成分が使用されておらず、文字通り凍らせて動きを封じて駆除するものなので、安心して使用することができます。
スプレータイプは、新品だと勢いがあり風圧でGが飛ばされる場合があるので、少し距離を置いてスプレーを噴射しながら近づいていくのが良いですよ。
アース製薬 ナチュラス 凍らすジェット ゴキブリ秒殺 200mL
侵入されてしまった場合の待ち伏せ対策
自分が気を付けていても、家族と一緒に住んでいる場合、家族が帰宅したときや洗濯物を干したり取り込むときに、Gが家の中に入ってきてしまう場合があります。
そうなってしまうと、家の中から追い出す対策が必要です。
ここからは我が家の侵入されても追い出して駆除するG対策をご紹介します。
ゴキブリがいなくなるスプレー
我が家の対策1つ目は、KINCHOの「ゴキブリがいなくなるスプレー」です。
家の中でGが出そうな玄関や窓、キッチン周りに月に1度噴射しておくだけで、Gが寄り付かなくなるという優れものです。
1ヵ月も効果が持続するなんてすごいね!
ゴキブリがいなくなるスプレーは、ピレスロイドの薬剤を使用した殺虫剤です。
ピレスロイドという有効成分で作られている殺虫剤は、哺乳類の体内へ入っても短時間で体外へ排出されるため、安全に使用することができますよ。
注意点もいくつかあります。
- 爬虫類や金魚を飼っている場合は有害
- ハイハイする乳幼児がいる場合、噴射した場所に手をついて口に入れる危険性がある
爬虫類や金魚を飼っている人は、窓を開けるときは網戸を必ずするなど対策をしてスプレーは使わないようにしましょう。
我が家は1歳9か月の娘がいるので、キッチンに入れないようにベビーゲートを使用しているよ。
月に1度なので、次にスプレーをするのを忘れてしまわないように気を付けましょう。
ブラックキャップ
我が家の対策2つ目は、アース製薬の「ブラックキャップ」です。
【防除用医薬部外品】アース製薬 ブラックキャップ 1年間効く! 18個入り
置くだけで良いのでとても簡単に対策をすることができますし、12個入りと18個入りがあるので部屋数に合わせて購入することができます。
餌を食べたGはもちろん、そのフンや死骸を食べたGにも効果がでるので巣ごと駆除することができます。
見た目は黒いドーム型で、中に入っている餌の部分は暗く、Gも警戒しにくい構造になっているのが嬉しい特徴です。
Gはとても臆病で警戒心が強いんです。
以前勤めていた職場の先輩もGが苦手で、備品を管理している人に頼み込みブラックキャップを会社でを使用していました。
効果は抜群でGを見かけてもすべて死骸でした。
生きているGには絶対に出くわしたくないので、我が家はあらゆるところにブラックキャップを置いております。
小さいお子様がいるご家庭は、手の届かないところに置くようにしましょう。
ゴキブリムエンダー
我が家の対策3つ目は、KINCHOの「ゴキブリムエンダー」です。
家の中に侵入されていたとしても、隠れていて気付かなければ卵を産み付けられる可能性が出てきます。
以前は燻煙剤を使用していたのですが、家具にカバーを掛けて撤去して掃除して、と面倒ごとが多いです。
ゴキブリムエンダーはこのような面倒は一切なく、30分間窓を閉め切ってスプレーを噴射するだけでとても簡単に隠れたGを駆除することができます。
30分経ったら時々換気をしよう。
人体への影響もないため、使用後すぐに部屋の中にいても大丈夫なのが嬉しいポイントです♪
6畳で4プッシュが目安で、部屋の中央から斜め上に向かってまんべんなく部屋中に噴射するんですが、実際に噴射してみると1プッシュしたあと連続で噴射できず数秒時間がかかりました。
連続で噴射出来たらもう少し使いやすいかなと思いましたが、匂いはそこまで気にならず部屋の中にいることができたので満足しています。
ペットや小さいお子様がいる場合は、30分間は入室しないようにしましょう。
G対策は春にしよう
Gは温度が高く、湿気が多いところが大好きです。
春から夏にかけて気温がどんどん上昇し、6月の梅雨の時期には湿気も出てきてGが大好きな環境が出来上がってしまいます。
この高温多湿の環境が、孵化した幼虫を活発にさせどんどん成長していってしまうので、涼しい春に対策を始めるようにしましょう。
成長してしまうと繁殖力も一気に増えるよ。
我が家では毎年3月に対策をしています♪
まとめ
- 外から家への侵入口を塞ぐ
- 家に侵入された場合のために待ち伏せ対策をする
- 万が一に備え駆除スプレーを用意しておく
- 家は掃除して綺麗を保つ
- G対策は春に始めるのが効果的
少し頑張るだけでGを見ることのない生活をすることができますよ。
私はGを見なくなって3年経ちましたが、これからもこの記録をどんどん伸ばしていこうと頑張っています。
皆さんも一緒にがんばりましょう。
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