いまやコンビニだけでなく、全国の百貨店、スーパー、各家庭でも節分には恵方巻をみかけるのが当たり前のようになっていますが。
もともとは関西地方だけにある節分の風習だった恵方巻。
それを全国的に有名なものにしたのがコンビニエンスストアです。
主要コンビニの2021年の恵方巻をご紹介したいと思います。
恵方巻について
一般的に七福神にちなんだ、玉子、穴子(または鰻)、胡瓜、椎茸、おぼろ、高野豆腐、かんぴょう、の7品目が恵方巻の具材とされています。
その他にもサーモンやマグロなどの海鮮巻や、ツナマヨネーズやカニカマといったお子様に人気のサラダ巻などバリエーションは様々ですが、最近は豪華な牛肉の恵方巻も人気です。
毎年節分に、その年の恵方(縁起の良い方位)に向かって、願い事を思い浮かべながら恵方巻を丸かぶりし、言葉を発せずに最後まで一気に食べきると願い事がかなうと言われていて、別名「丸かぶり寿司」とも呼ばれています。
2021年の節分・恵方巻
2021年の節分は2月2日(火)。
30年ぶりに日付が変わったので、毎年同じ日だと思っていた人は3日じゃないということに要注意。
立春の前日を節分というのですが、今年の立春が2月3日になるため2日が節分となります。
立春は太陽と地球の角度で決められているので、大体2月5日くらいですが、その年によって変わります。
2021年の恵方は南南東。
恵方巻だけでなく、今年は鬼を祓うという節分の意味に引っ掛けて、「鬼滅の刃」とコラボした節分商品も多数出ています。
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コンビニの恵方巻
コンビニの予約期限は大体1月27日・28日・29日まで。
受け取り期間は1月30日くらい〜節分当日までというところが殆どのようです。
予約しなければ買えない予約限定商品のようなものはあまりありませんが、数量限定のため人気の高い商品は、当日の早いうちにはなくなってしまう可能性もあります。
各コンビニエンスストアでは、様々な恵方巻の他に、節分そば、恵方巻ロールケーキ、豆大福などが節分の定番商品として取り扱われています。
ローソン
「なだ万」監修の恵方巻は毎年ローソンの看板メニューです。
今年は登場キャラクターをイメージした具材位入りの「鬼滅の刃の恵方巻」(日輪刀のお箸付き)も登場。
そのかわりリラックマの恵方巻は今年発売なし、となっています。
・海鮮恵方巻(長さ9cm×直径5cm):税込450円/3本セット:税込1,200円
・サラダ恵方巻(長さ9cm×直径5cm):税込390円
・「なだ万」黒毛和牛香味焼恵方巻(長さ9cm×直径5cm):税込1,280円
・「鬼滅の刃」恵方巻(長さ13cm×直径5cm):税込1,480円
その他の節分限定メニューとして、鴨蕎麦と海老天蕎麦、節分大福や節分ロールなどのスイーツも販売。
セブンイレブン
セブンイレブンの恵方巻の特徴は、自分で海苔を巻く手巻きスタイルで、パリパリ海苔の状態で食べる、手巻きおにぎりっぽいタイプであることです。
・ミニサイズ(長さ8.5cm×直径4.5cm):300円
・こだわりのWサーモン恵方巻(長さ8.5cm×直径4.5cm):税込594円
・海老たっぷりサラダ恵方巻(長さ8.5cm×直径4.5cm):税込388円
・黒毛和牛のビビンバ恵方巻(長さ8.5cm×直径4.5cm):税込429円
・飛騨牛の恵方巻(長さ8.5cm×直径4.5cm):税込540円※東海地方のみ
その他に、鬼の絵のパッケージの節分ロール、節分エクレア、塩大福などが節分スイーツとして販売。
ファミリーマート
ファミリーマートの恵方巻。
なかでも上海鮮恵方巻は、北海道産のホタテ、ズワイガニ、甘海老を使ってコンビニの恵方巻の中では一番豪華な物となっています。
上海鮮、黒毛和牛焼き肉、サラダ恵方巻の3種類は、セブンイレブンと同様、あとから自分で海苔を巻く、手巻きタイプの恵方巻です。
・ミニ恵方巻2本セット(長さ9cm×直径4.7cm):税込700円
・海鮮恵方巻(長さ9cm×直径4.7cm):税込450円
・上海鮮恵方巻(長さ9cm×直径4.7cm):税込900円
・黒毛和牛焼肉恵方巻(長さ9cm×直径4.7cm):税込650円
・サラダ恵方巻(長さ9cm×直径4.7cm):税込360円
さらに節分スイーツも販売します。節分チョコバナナクレープ、節分7種のフルーツロール、節分金棒ロールケーキ(※沖縄を除く)
ミニストップ
ミニストップの特徴は、イオングループなので、スーパーに近いクオリティの巻き寿司。
他のコンビニの恵方巻より若干サイズが大きめで、ヒレカツ恵方巻などお惣菜っぽい恵方巻があるのも特徴です。
・幸福恵方巻ショートサイズ(長さ9cm×直径5cm):税込297円
・海鮮恵方巻(長さ9cm×直径5cm):税込442円/3本セット:税込1,252円
・3種の恵方巻3本セット(長さ9cm×直径5cm):税込1,069円
・ブラックアンガス牛焼肉恵方巻(長さ9cm×直径5cm):税込604円
・ヒレカツ恵方巻(長さ9cm×直径5cm):税込421円
・サラダ恵方巻(長さ9cm×直径5cm):税込394円
節分スイーツとしては、フルーツロールとチョコレートロールケーキも販売しています。
デイリーヤマザキ
品数は少ないながらも抑えるところは抑えた商品ラインナップのデイリーヤマザキ。
・サラダ恵方巻(長さ13cm×直径5cm):税込432円
・海鮮恵方巻(長さ9cm×直径5cm):税込645円
特に節分と銘打ってはいませんが、恵方巻とご一緒にという提案で、お蕎麦、豆大福も取り扱っているようです。
まとめ
今回ご紹介のコンビニエンスストア
- ローソン
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
もともとは一部寿司チェーン店で全国展開していた恵方巻ですが、ここまでの知名度を与えたのはコンビニエンスストアのセブンイレブンが最初だったと言われています。
今では各コンビニはもちろん、スーパーマーケット、寿司チェーン店でも白熱した恵方巻戦争。
それぞれの宣伝を見ると各社具材へのこだわりを強く謳っていますが、実際食べてみると、お米の味もそれぞれ全く異なる製法で作られていて個性を感じます。
これだけたくさんの種類があるので、ぜひ食べ比べてみてください。
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