あなたはさいたま市と聞いてどんなイメージを持ちますか?
サッカーが好きな人であれば、浦和レッズや大宮アルディージャの本拠地の街という印象をお持ちでしょう。
また、格闘技が好きな人、ライブによく行かれる人はさいたまスーパーアリーナを思い浮かべるかもしれません。
そんなさいたま市ですが、実はスイーツの街であるというのをご存知でしょうか?
古いデータになりますが、総務庁統計局 家計調査年報(平成10年から平成12年平均より)によりますと、旧浦和市(現在さいたま市)の1世帯当たりの年間ケーキ購入金額は、全国の都道府県庁所在地で1位だったのです!
また2018年の家計調査によりますと、1世帯あたりの菓子類購入金額の第1位は金沢市ですが、さいたま市は2位となっています。
1位の金沢市は9万8,944円購入していますが、さいたま市は9万8,003円、その差は941円と大差はありません。
今回はそんなスイーツの街、さいたま市おすすめのスイーツ店3店をご紹介します。
おすすめスイーツ3店
パティスリーアカシエ
以前、「マツコの知らない世界」でも取り上げられたことがさいたま市の中でも特に有名なお店です。
店名はオーナーの名前である「興野燈(きょうのあかし)」と、パティシエの造語です。「世界で一つしかない、アカシエでしか味わえないものを作りたい」という想いから、【自分自身(アカシ)が表現するもの=アカシエ】という店名がつけられました。
浦和駅構内にマンスリースイーツという、月ごとに出店店舗が変わるお店があるのですが、過去には芋ようかんで有名な「舟和」、壺プリンで有名な「神戸フランツ」、モンブランの老舗「アンジェリーナ」といったお店も出店しています。
そのような有名店でもなかなか行列ができることがないのですが、アカシエが出店しますと、帰宅時間には10人前後が列をなしています。それが1日ではなく、オーバーに聞こえるかもしれませんが、週3、4日は行列ができています。他のお店が出店しているときには同じような行列は見たことがありません。
アカシエの特徴は甘い物が苦手という人にも食べられるアルコールが入ったケーキ類の種類が多いことです。
反対に小さい子どもが食べられそうなケーキは画像にある「アントワネット」など限られてしまいます。
マリー・アントワネットをモチーフにし、「サントノーレ」というシュー生地を使った伝統のお菓子をアレンジしたもので、ショーケースに並んでいる他のケーキよりも一回りも二回りも大きく、華やかなのが特徴です。
娘が1才のときの誕生日ケーキに買いましたが、一口も食べてもらえなかった、そんな思い出のケーキです。
ケーキの他にも、パウンドケーキや焼き菓子もおいしいですが、ぜひ食べてもらいたいのがこちらも人気商品のクレムー(プリン)です。味は濃厚でありながら、口当たりはなめらかで、飽きのこないプリン。
画像はクリスマスバージョンですが、通常のプレーンタイプは雪だるまのホワイトチョコが乗っていないだけであとは同じです。
現在、店舗は北浦和店、浦和店の2店舗あり、北浦和店ではイートインスペースもあります。北浦和店、浦和店ともにお店専用の駐車場はなく、近隣のコインパーキングを利用する形になります。
営業時間:10時~18時 定休日:水曜日
営業時間:10時~18時 定休日:水曜日
パティスリーロタンティック
我が家から近いこと、美味しいのにあまり混んでいなかったことから、妻と私の誕生日ケーキは毎年こちらのケーキを予約しています。
昨年のコロナウイルスの影響で家にいる時間が増えたためか、最近ではお店のオープン直後、さらに14時から15時には行列ができるようになりました。
画像にある「ビスキュイ フリュイ」は生クリームが甘過ぎず、ケーキも重くないので、ペロリと食べられてしまいます。ケーキの上に乗っているフルーツはその時期の旬のフルーツが乗りますが、旬のフルーツがないときは、画像のようにフルーツの盛り合わせになります。
店名である「ロタンティック」とは、プロヴァンス語でオーセンティック(本物の、正真正銘の)を意味しています。
こちらのお店もアカシエ同様、大人向けのケーキが大半を占めています。
ケーキの他にも、焼き菓子、チョコレートが陳列されていて、店内は5人も入るといっぱいになるくらい狭いのですが、狭い店内に関わらずスイーツの種類はかなりあり、スイーツ好きの人ならばかなりテンションが上がることでしょう。
イートインスペースはありますが、座席数は少なく、現在はコロナウィルスの影響のため、イートインスペースは利用できません。
駐車場はお店の前に1台分のスペースしかありません。こちらもアカシエ同様に近隣のコインパーキングを利用することになります。
営業時間:10時~17時 定休日:木曜日
パティスリーアプラノス
こちらのお店もアカシエ同様、「マツコの知らない世界」で取り上げられました。
店名のアプラノス(APLANOS)とはギリシャ語で「まっすぐ」を意味する言葉で、フランス・パリの郊外にあるヴィニー城に掲げられていたそうです。
地元浦和産のいちご、美園イチゴランドでその日の朝とれたイチゴを使用した季節限定のケーキ、美園イチゴのタルト、美園イチゴのミルフィーユが人気です。
公式ホームページより
そのほかにもこちらも季節限定、数量限定のリンゴの形をしたパイ「ポム」も人気です。マツコの知らない世界では、マツコさんが実際に食べて絶賛していました。
こちらのお店は、アカシエ、ロタンティックより子ども向けの商品も多く、ケーキの他にも焼きドーナツが人気です。バニラ、チョコ、抹茶、紅茶、オレンジ、コーヒーの6種類があります。
以前、こちらのお店で購入した際、箱への詰め方が雑だったことがあり、とても残念な思いをしました。
それでも!さいたま市の絶品スイーツを挙げるなら、挙げずにはいられない美味しいお店です。
周りからもそういった話は聞かないので、私のような経験をすることは、ほとんどないと思います。
ぜひ一度、足を運んでみてください。
店内にはイートインスペースはありませんが、お店の外にテラス席があります。駐車場もお店の前に2台分のスペースがあり、お店の裏にも駐車場があります。
営業時間:10時~19時 定休日:火曜日
まとめ
アカシエ
・迷ったらアカシエのスイーツを買えば間違えない。
・浦和駅構内のマンスリースイーツに出店しているときもあり。
・大人向けの商品が大半である。
ロタンティック
・ケーキ以外にも焼き菓子、チョコレートなど種類が豊富。
・大人向けの商品が大半である。
アプラノス
・限定商品は特にチェック。
・子ども向けのお菓子も多数あり。
スイーツの街『さいたま市』が誇る絶対スイーツ。皆さんも味わってみてくださいね。
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