栃木県のほぼ中央東側に位置する高根沢町に新しく道の駅がオープンして、その道の駅に併設してグランピング施設もオープンしました。
以前は町営の温泉施設「元気あっぷ村」として、温泉・直売所・レストラン・コテージがあり、町民や町外の人達もたくさん利用していました。
昨年4月に「道の駅たかねざわ」としてリニューアルオープンし、新たに湖のほとりにグランピング施設を併設したとして話題になっています。
以前の温泉施設は良く利用していましたが、リニューアルオープンしてからは訪れてはいないので、どのように変わったのか行って来ましたので紹介したいと思います。
道の駅たかねざわ
高根沢町の東の端の小高い丘の上に、この施設はあります。
駐車場への坂道の両側には桜が植えてあり、敷地を囲むように桜が植えてあるので、下から施設を見上げると桜の上にお城の様な建物が建っているのできれいですし、知らない人は「名のあるお城なのかしら?」と思ってしまいます。
電話 028-676-1126
営業時間 10:00~21:00(店舗により営業時間は異なる)
休館日 第2,4火曜日(変動あり)
インフォメーション
ほとんどの施設は以前のままなのですが、こちらのインフォメーション施設は外のトイレと共に新しく出来たものです。
新しいトイレにはベビールームが付いています。
「情報提供施設」として、1階は県内の道の駅の情報や県内の工芸品を販売しています。
この日は宇都宮市と鹿沼市のクリエイターさんが作った伝統の木工工芸品を販売していました。
担当の方に聞いた話なのですが、バイヤーさんによると県の名前に木という漢字が入っているからか栃木県は全国でも珍しく県内全体で木工工芸が盛んな県なのだそうです。
住んでいると気が付かないのですが、改めて言われると思いあたる所はありますね。
2階は木製のテーブルとベンチがある休憩室になっていて、テラス席もあります。
大きな窓からは高台にある施設なので遠くには那須連山や日光連山が眺められて最高です。
本館
天然温泉が楽しめる施設で、内風呂と日本庭園風の露天風呂があります。
泉質はナトリウム塩化物泉なので、湯冷めしにくくいつまでもホカホカしています。
こちらの温泉は格安で入れる「町民デー」というのもあります。
入り口に受付があるのですが、温泉に入る人用のなので温泉に入る以外であれば、無料で本館のなかに入れます。
1階は「売店THE CREATORS」お風呂の必需品や地元のお土産などを販売していますが、地元で活躍しているクリエーターとのコラボ商品を販売しています。
吹き抜けのリゾート感のあるお休み処の先に温泉の入り口があります。
以前はソファーがあるだけでしたのに、オシャレになっていて温泉に入らなくてもこの空間で1日のんびりしたいところです。
2階には、2つのレストランが入っていて、リーズナブルな価格の温泉食堂「花紋」と本格的な日本食が楽しめる「いな穂」があります。
温泉食堂「花紋」は地元野菜をふんだんに使った各定食や麺類など幅広い世代に対応した食堂です。
「いな穂」も地元野菜を使ったお膳スタイルの本格和食レストランで四季折々の和食を楽しめます。
どちらも一面ガラス張りのレストランなので、田園風景を眺めながらゆっくり食事をすることができますし、テイクアウトメニューもあります。
その他、子供の遊具や授乳室が設置さらている「キッズルーム」があります。
直売所と円形広場
ここにしかない市場
以前からあった直売所ですが、道の駅になるのに当たりオシャレな内装に変わりリゾート地のマルシェのような感じがします。
地元産の新鮮な野菜はもちろんですが、旬の果物や地元の特産品がオシャレに並べられています。
そしてなんと言ってもお野菜や果物が安いですし、面白いと思った特産品が「天然だし醤油のもと」
厳選した日本各地の旨味ベースにそれぞれ、根昆布・唐辛子・にんにくの3本があり、いつも使っているお醤油を入れて、自分流のだし醤油を作る瓶が販売されています。
継ぎ足して使えるので、マイ醤油が楽しめます。
同じ建物のなかに、「高根沢ジェラート」があり、高根沢産の米粉を使用していてなめらかな口ドケの無添加ジェラートで、地元産の果物を使った季節限定のジェラートは夕方には売り切れてしまいます。
円形広場
芝生の広場で、ライブイベントやマルシェなどが開催される交流の場所となっていますし、子供たちが楽しめるアスレチックの遊具があります。
トレーラーハウスを利用したミニレストラン「Carnival(カーニバル)」は素材にこだわったオリジナルのホットドックやレモネード・ノンアルコールのレモンモヒート・クラフトビールなどがあります。
もう一つのレストランはイタリアンレストラン「La campagna(カンパーニャ)」は本格的なイタリアンのパリパリモチモチ生地のピザやパスタが美味しい大衆イタリアンのお店です。
地元の農家さんと新たな西洋野菜を食材として取り入れるなど、素材にこだわった本格イタリアンを提供しています。
宿泊施設
妖精たちの森
森の中にあるコテージで、木々の緑が窓から眺められるのでゆっくりとした癒しの時間を過ごすことができる、キッチンを完備した別荘型の宿泊施設です。
お風呂もあるのですが、本館温泉施設の隣にあるので天然温泉でのんびり過ごしたり、食事も本館のレストランを利用できるので自分達にあった滞在のしかたが楽しめます。
設備もアメニティーもしっっかりしているので、必要なものだけ持参すれば心配ありません。
最大8人まで宿泊できるそうです。
チェックイン 15:00 チェックアウト 10:00
1泊朝食付4,000円~/お1人様 1名から利用可
グランピング
以前は親水公園として町民の桜の名所として親しまれていたため池が、トレーラーハウスを利用したグランピング施設にリニューアルしました。
宿泊することはできなかったので、見学だけさせてもらいました。
手ぶらで訪れてもゆっくりキャンプが楽しめて、各トレーラーには屋根付きのデッキが付いていて、夜はアメリカンスタイルの本格バーベキューでは高根沢町の素材を中心とした豪華なメニューを堪能でるそうです。
駐車場にはトレーラーベースを一望するように管理棟があり、1階には売店あり「Trailers BASE」では地元クリエイターのオリジナル作品を販売していますし、2階はテラス席となっているそうです。
お部屋は全て池に面しているので、リゾート感満載でとても贅沢な空間なように感じます。
トレーラーは設備もアメニティーもしっかり完備されていて、シャワーもあるのですが本館の温泉を利用される方もいるそうです。
トレーラーハウスに泊まるのは憧れなので、いつか時間ができた時には、ぜひ泊まりに来たいです。
まとめ
・道の駅として県内の情報を発信していて、新たな発見を知ることが出来ました。
・以前の本館とは雰囲気が違ってリゾート気分が味わえる素敵な空間になっていました。
・直売所とは思えないほど素敵でオシャレになっていた。
・円形広場では子供達が走ったりアスレチックで遊んだりと親子で楽しめます。
・憧れのトレーラーハウスにいつかは泊まりたいです。
リニューアルをしてから初めて訪れたのですが、温泉に入るだけの施設から一日いても飽きないくらいにいろいろと素敵な施設に変わっていました。
何回でも来たくなるような施設や空間になっていたので、今度は家族でゆっくりと訪れて疲れた心と体をリフレッシュしたいと思います。
皆さんも「道の駅たかねざわ」に一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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