鹿児島の花火大会といえば、かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会。
2000年のミレ二アムを機に第1回目が開催されました。
桜島と錦江湾をバックに絶好のロケーションで、約15,000もの花火が打ち上げられる、九州最大級のスケールの花火大会です。
毎年14万人近くの見物客が訪れる、鹿児島でとても有名な花火大会で、たくさんの人に親しまれています。
私が子供の頃は、よく親に連れて行ってもらいましたが、毎年8月の中旬か下旬の土曜日に開催されるので、花火大会が終わると夏休みが終わったような気がして、少し寂しかったのを覚えています。
そして、サマーナイトが終わると夏休みの宿題に追われていました。
今回はそんな、かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会の楽しみ方について紹介していきます。
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会の特徴
見どころといえば、何といっても桜島と錦江湾をバックに打ち上げられる約15,000発の花火です。
錦江湾だからこそできる2尺玉の同時打ち上げや、九州最大級の1尺玉130連発打ち上げ、フルカラーレーザーの演出と音楽に合わせて打ち上げられる音楽花火など、約1時間20分間でたくさんの花火を楽しむことができます。
開催を重ねるごとに花火の種類も増え、クオリティーも上がり、「今年はどんな花火があがるのかな?」と毎年ワクワクしています。
サマーナイトを楽しむならココ
鹿児島は高い建物が少なく、高台へ上がれば花火が観られる場所はたくさんあるのですが、なかでも私が特におすすめするスポットを紹介していきます。
有料観覧席
おすすめ度 ★★★★★
近くで迫力のある花火を正面から観ることの出来る有料観覧席で、毎年すぐに完売してしまうほど大人気のスポットだよ。
料金 自由席1席 2,500円(3歳以下で席が不要なお子様は1名無料)
会場にパイプ椅子が並べられていて、チケットを購入した人はそこで花火を観ることができます。
視界を遮るものもなく、打ち上げ場所からも一番近いので花火を楽しみたい人におすすめです。
指定席はなく、良い席を取るために開場開始時間の前から並んでいる人が多いので、早めに移動しましょう。
並んでる間はとても暑いので、暑さ対策はしっかりして行ってね。
有料観覧席の特典で会場の隣にある水族館を当日利用すると、入り口ゲートに並ばずに入場できるので、並ぶ時間を水族館に使って有効活用するのもいいですね。
あまり並びたくない人は水族館を利用するのもいいかもしれません。
特典でしろくまアイスが貰えたり、水族館の当日割引もあるんだよ!
水族館の夜間開館もあるので、花火が終わった後の混雑時に水族館で過ごすこともできますよ。
料金もそこそこしますが、それ以上に有料観覧席からしか観ることの出来ない花火も楽しめるので、ぜひ1度は経験してもらいたいです。
桜島フェリー 納涼観光船
おすすめ度 ★★★★
フェリーの上から見る花火も新鮮で、飲食も可能なのでグループやファミリー、カップルにもおすすめだよ。
納涼観光船は、錦江湾を周遊しながら桜島と鹿児島市街地の夜景を楽しむことのできる遊覧船です。
サマーナイト当日に納涼船観光船に乗船する場合は、予約なしでの先着順か、テーブル席または船上横丁を予約する方法があります。
予約なしでの乗船はシートを敷いてスペースを確保する形になるので、小さなお子様がいてもゆっくり座って観ることができます。
予約席はとても人気ですぐに完売してしまうので、早めに予約をしましょう。
納涼観光船の運航期間中は毎日花火が打ち上げられるので、サマーナイトほどの規模ではありませんが花火を楽しむこともできますよ。
城山展望台
おすすめ度 ★★★
夜景がとてもきれいなことでも有名で、花火と夜景の組み合わせはなんつぁならん。(鹿児島弁で、何とも言えないくらい最高という意味です。)
城山展望台は、桜島はもちろん錦江湾や鹿児島市街地を一望できるスポットで、デートで訪れるカップルも多いです。
交通手段も少なく、市街地からも少し離れているので移動するのが少し大変かもしれませんが、あまり混雑はしていないので静かな所で花火を見たい方にお勧めのスポットです。
マリンポートかごしま
おすすめ度 ★★★
会場から離れた場所にある穴場スポットで、敷地内の芝生広場で寝ころびながら花火を観ることができるよ。
普段は、国内外のクルーズ船が停まる国際交流港ですが、芝生広場や遊歩道がありペットもお散歩できる場所としても人気です。
打ち上げ場所から少し離れているので花火の迫力は感じられませんが、混雑を避けられるし、お子様やペットも一緒に楽しめるのでおすすめです♪
屋台はないので、近くのスーパーで食べ物や飲み物を買ってから行きましょう♪
ラジオ中継でより花火を楽しむ?
花火大会なのにわざわざラジオを聴くの?
MBCラジオ特別番組「サマーナイトナビゲーション」では、打ち上がる花火の解説はもちろん大会の様子や交通情報などの内容で放送されます。
何といっても、ラジオで聞ける鹿児島弁が面白くておすすめ!
鹿児島弁に慣れていても、訛りや方言を聞くと可笑しくて、でも懐かしくも感じるのでとても大好きで、ぜひいろんな人にも聴いてもらいたいです。
ラジオも合わせて花火を楽しんでみてくださいね。
行き帰りの移動は早めに
人気の観覧スポットに行く場合は、市電、バス、タクシーなど交通手段も限られ、とても混みあいます。
自家用車で行く場合も、有料パーキングはたくさんあるのですが、人気スポットに近いほどすぐに満車になってしまうのでなるべく早めに移動した方がいいです。
私も、ピークが落ち着いてから帰ろうと思って、最終に乗ろうとしたら満員で乗り切れず、諦めてタクシーで割増運賃で帰ったという苦い思い出があります。
遠方からの方は近くのホテルに宿泊するのもいいよね。
火山灰に注意
鹿児島には活火山の桜島があります。
桜島が噴火すると火山灰が降ってくるので、火山灰対策はしっかりしておきましょう。
鹿児島に住んでいると、毎日のように桜島が噴火しているから火山灰には慣れているけど、他県の方はビックリするよね。
正直、この火山灰が厄介で目に入るとゴロゴロしてとても痛いです。
コンタクトをつけている人は予備のコンタクトや洗浄液または眼鏡を準備しておかないと大変なことになりますよ。
あとは、服についたら掃ってもなかなか落ちないので、汚れても目立たないような柄物を着ていった方がいいです。
桜島はいつ噴火するか全く予測できないので、屋外で花火を見るときはつばのある帽子や折り畳み傘またはレインコートを用意しておくと安心かもしれません。
また桜島が噴火した際、風向きによっては火山灰で花火が見えにくくなってしまうので、一時中断してしまうこともあります。
せっかくの花火なのに残念と思ってしまうかもしれませんが、鹿児島ならではだと思って楽しんでみてください。
2021年は【かごしまオータムナイト大花火大会】
コロナ禍で緊急事態宣言もあり、2021年のサマーナイトは延期となりましたが、かごしまオータムナイト大花火大会として開催すると、公式サイトから発表がありました。
・鹿児島市内22カ所で分散して打ち上げ
場所が分散されて規模は小さくなりますが、いろんな場所から上がる花火を観るのも楽しそうですね。
また翌日11月3日には、おはら祭も開催されます。
平日ですが2日連続でお祭りがあるので、お休みを取って行くのもいいですね♪
鹿児島といえど、流石に11月は寒くなるので寒さ対策はしっかりしてください!
まとめ
・最大の目玉は2尺玉の同時打ち上げ
・交通機関がとても混みあうので、早めに移動する
・花火を見る場所は事前に抑えておく
・ラジオ中継も合わせるとより楽しめる
・火山灰対策はしっかりする
・2021年のサマーナイトはオータムナイトとして開催される
もし、かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会があるタイミングで鹿児島に行く予定のある方は是非楽しんでくださいね。
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