「魔の2歳」や「イヤイヤ期」そんな言葉を耳にしたことがあるママも多いはずです。
2歳の子どもは親が理解できないようなこだわりを持つ時期で、
「どうしてそんなに怒るの?」
「なぜそんなに泣くの?」
「そこまででこだわらなくてもいいのに、、、。」
と思ってしまうママも多いのではないでしょうか?
子育て・家事・仕事と毎日休む暇もなく大変なママたちに、今回は2歳のイヤイヤ期にイライラしない対処法をご紹介します!
2歳ってどんな時期?
2歳までは自分と他者の区別がついておらず、2歳くらいになると自分と他者が違うということを理解し始めます。
すると、「自分はこうしたい!」「自分はこうなりたい!」という自我が芽生え始めます。
言葉を少しずつ話せるようになり、歩けるようになることで行動範囲も広がり、色々なものに興味が出てきて、何でも自分で挑戦してみたい!!と思う時期なんです。
イヤイヤ期はどんな状態?
「イヤイヤ期」は「第一次反抗期」とも言われる時期です。
突然怒り出したり、泣き出したり、人が変わってしまったよう、、、。
と、戸惑ってしまうママもいるはず。
何でも自分でやりたがり、自分でできないことでも「自分でやる!」と主張してきたり、大人が手伝おうとすると怒られてしまうときありますよね。
そして、やりたいのにうまくできないことにイライラし、泣いたり暴れたり…。
それでも「人に手伝ってもらうのは嫌!自分でやらないと気が済まない!」
それがイヤイヤ期です。
こちらが怒るとさらにヒートアップして床に寝転んで泣き叫ぶなんてことも、、、。
正直面倒くさくてパパやママは困ってしまいますね。
突然火が付いたように泣き出してびっくりしたよ。
買い物中にスーパーで床に寝転がって泣き出すから困ったわ。
イライラしない!5つの対処法
そんな大変なイヤイヤ期…。
それをどう乗り越えたらいいのかについて対処法を5つ、紹介していきます!!
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1.時間と心に余裕を持つ
朝の忙しい時間は「ママのイライラ時間」とも言われます。
時間がなくイライラしやすい朝に限って「自分で着替えをしたい!」と言い出し、お手伝いをしようとすると「イヤー!」と完全拒否、、、。
「時間がないのに、、、。早くしてほしい、、、。」
とママはイライラしてしまいますよね。
子どもは準備に時間がかかるということを見込んで少し早めの計画を立て、子どもが支度をしている間はゆっくりコーヒーを飲んで見守るくらいの余裕をもって行動しましょう。
準備が予定より早くできたらラッキーね!!
2.子どもの気持ちを代弁してあげる
子どもの言葉の数はとても少ないです。
「イヤ」「ダメ」「嫌い」などようやく覚えた数少ない言葉で自分の気持ちを伝えようとします。
「わからない」→「イヤ!」
「ママに手伝ってほしい」→「イヤ!」
といった具合です。
子どもが発する言葉がその言葉本来の意味ではないことを理解し、
「これがわからなかったんだね」
「ママに手伝ってほしかったんだね」
と子どもの気持ちを代弁してあげましょう。
すると
「自分を認めてもらえた」
と認識し気持ちが落ち着きます。
子どもの「ママ嫌い!」は「ママ大好き!」という意味だと受け取るといいわね!
3.気が済むまで挑戦させる
「自分でやる!」と言われても
「忙しいから/時間がないから/難しいからママがやるね」
とついつい手を出したくなります。
すると子どもは泣いて怒って暴れることもあります。
そしてまた1からやることになり更に時間がかかってしまうなんてことも、、、。
「自分でやる!」と言われたらまずは気が済むまでやらせてあげましょう。
そのうちできないことに気づき、諦め、こちらに助けを求めてきます。
4.何かをやらせたいときは選択肢を与える
こちらからの一方的なお願いは「イヤ!」と拒否されてしまいます。
何かをやってほしいときは「○○して」ではなく、
「自分でやる?」
「ママがやる?」
と聞いてみましょう。
すると「自分で選択ができた」と思えるので「イヤ!」という選択肢がなくなります。
5.大事な成長過程、今しかないと理解する
冒頭でも書いたようにイヤイヤ期はとても大切な心の成長過程の一つです。
自分で何でもやってみようとする気持ちが育ってきた証拠であり、
“自分にはできることとできないことがある”
ということや
“いつも自分の思い通りにはいかない。我慢も必要なんだ”
ということを覚えることにも繋がります。
これから生きていく世界は何でも自分の思い通りにはいかないということを認識する大事な過程です。
2歳という時期は今しかありません。
子どもが大きくなれば一緒に居ることやわがままを言ってくることも少なくなってきます。
大変ですが可愛い時期です。
かけがえのない時間だと思ってください。
まとめ
2歳のイヤイヤ期にママがイライラしないための対処法は
- 時間と心に余裕を持つ
- 子供の気持ちを代弁してあげる
- 気が済むまで挑戦させる
- 何かをやらせたいときは選択肢を与える
- 大事な成長過程、今しかないと理解する
この5つを抑えることである
今回は「2歳のイヤイヤ期にママがイライラしない5つの対処法」をご紹介しました。
とはいえ、頭ではわかっているけど実際にその場面に直面するとイライラしてしまいますね。
ママも人間ですので余裕がなくなったり、反抗されたら嫌な気持になるのは当然のことです。
そんな時は一人で抱え込まず、パパや周りの人にも協力してもらい、ママが心に余裕をもって育児ができるようにしてみましょう。
ママの幸せが子どもの幸せです。ママが笑顔だと子どもは安心して穏やかに育ちます。今は少し大変ない時期かもしれませんが、5つの対処法を抑えて乗り越えてくださいね。
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