大ヒットした歴史小説「村上海賊の娘 上巻」完読間近で、
広島県にある因島へ行ってきました!
今回は城型資料館「因島水軍城」を、ご紹介します。
本丸の水軍資料館は有料(大人330円)でしたが、
村上海賊ファンは貴重な資料、文化財に
テンションあがること間違いなし!
しかし、まさかの「村上海賊の娘 上巻」の
軽くネタバレもされました(泣)
村上海賊の知識を持って行くと楽しみが増すよ♪
村上海賊について
村上水軍は、日本中世に瀬戸内海で活動した水軍(海賊)です。
最近は「村上海賊」とも呼ばれています。
代表的な表紋は「丸に上文字」です。
能島村上家、因島村上家、来島村上家の三家が有名です。
その中の「因島村上家」ゆかりの地に今回行ってきました。
芸予諸島近辺の海峡を関所に見立てた通航料の徴収。
1558年(天16年)豊臣秀吉が海賊停止令により村上水軍は解体、
今も瀬戸内周辺地域には村上水軍の末裔が多く住んでいるとか…
私が行った時、村上水軍の家臣のお墓参りをしている
末裔の方らしき人が居ました。
海賊の末裔ってかっこいい…!
因島水軍城
村上水軍の歴史資料が展示されてる全国でも珍しい城型資料館です。
実際に使っていた水軍城でないようです(驚)
村上水軍の菩提寺が、隣接されている「金蓮寺」です。
その寺の住職さんが、因島に観光地を作ろうとして
金蓮寺の境内に因島水軍城ができたので、
正しい表現だと「金蓮寺の境内に因島水軍を建てた」ですね。
「この城から海を守っていたのか…」なんてロマン感じていたら、
後で実際の水軍城ではなく城型博物館と知った時、
穴があったら入りたいレベルで恥ずかしかったです(爆笑)
(補足)
・無料駐車場から少々急な坂道・手すり付きの階段を登ります。
自由に使えるパイプの杖もあったので、
遠慮なく使わせてもらいましょう!
・無料駐車場付近に綺麗なトイレがあります。
坂道の途中にトイレはないので、
登り始める前に済ませた方が良さそうです。
見どころ
本丸・二の丸・隅櫓の3つにわかれています。
本丸は有料で、二の丸、隅櫓は無料です。
・団体(30名以上):大人220円/小人110円
・その他:障がい者とその介護者各1名は無料(入館の際障がい者手帳を提示)
本丸は水軍資料館として公開されています。
私が今回行った時に「村上海賊の娘 上巻」の
軽くネタバレされた本丸での内容は
・村上海賊の娘は嫁に行ったのか?
・織田信長を敵に回し大量の物資を運ぶことにしたのか?
Oh…初期段階の大事な箇所…読むワクワクを返せー!(笑)
そのネタバレ後、あまり資料が読めなくなってしまいました(笑)
水軍資料館内はそれほど広いわけではないのですが、
因島村上氏6代当主村上新蔵人吉充が
中国から持ち帰った釈迦の捏槃図や、
小早川隆景より拝領された甲冑など多数の武具、
重要文化財、貴重な資料が展示されています。
甲冑や刀剣は見どころです!
混みあっていなければ、じっくりと見ることができます。
有料の価値はあるように感じました。
本丸入口には村上水軍グッズも販売されていました。
気になる方は是非♪
二の丸は、人形で再現した水軍戦法会議などを展示されていました。
隅櫓は閉館時間間近だったので今回寄らなかったのですが、
因島水軍まつりの写真を展示されているようです。
菩提寺
※水軍城から見た「金蓮寺」の写真
金蓮寺は村上海賊の菩提寺なため、
歴代の村上家やその家臣の石塔やお墓が並んでいて、
市史跡に指定もされています。
西日本豪雨の際にお墓がある崖が
崩れてしまっていたようですが、復興されていました。
因島水軍城に行く前に、私は金蓮寺にお参りに行きました。
お邪魔する挨拶と「安らかに…」と合掌。
個人的にはこちらの金蓮寺も
是非立ち寄ってほしいスポットです。
詳細情報
・住所:広島県尾道市因島中庄町3228-2
・電話番号:0845-24-0936
・駐車場:無料第一駐車場、無料第二駐車場あり
・営業時間9:30~17:00(入城は16:30まで)
※1月2日、1月3日は10:00~15:00
・定休日木曜日(祝日の場合は営業)、12月29日~1月1日
・アクセス:車で来られる方
【本州方面より】しまなみ海道「因島北IC」より車で5分
【四国方面より】しまなみ海道「因島南IC」より車で10分
まとめ
・因島水軍城は実際の城ではなく「城型資料館」
・本丸は有料で、二の丸、隅櫓は無料。
・甲冑や刀剣は見どころ!
・金蓮寺は村上海賊の菩提寺。
・「村上海賊の娘」の上下巻は完読して行くべき(笑)
今回は、あまり知識を持たずに弾丸に行って
物足りなかったので是非みなさんは下調べして
行ってみてください♪
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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