埼玉県に、絵本「ムーミン」の世界を無料で体験できるスポットがあるのをご存じでしょうか?
その場所は、1997年にオープンした公園で、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」といいます。
アニメの中の「ムーミン谷」の世界を味わえる幻想的なスポットです。
子どもの頃からムーミンファンでしたが、近くに無料でこんな素敵な公園があるのを最近知りました。
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今回は、ご家族連れやデートスポットとしても楽しめる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」をご紹介します!
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」とは?
フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン」の世界をモチーフにした公園として、1997年に飯能市が建設し開園しました。
子どもたちが、自然に囲まれたこの公園で楽しく遊びながら、さまざまな体験を通してそれぞれの独自の個性を伸ばし、仲間を思いやる心を持って成長してほしいと願われて作られた公園です。
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」の不思議な建物
きのこの家(ムーミン屋敷)
公園に入ってすぐに目を引く建物が見えてきます!
「きのこの家」という名称ですが、ここがムーミン屋敷のようです。
丸っこい形でエリンギに見えるかも~(笑)
小窓がたくさんあるね。
中はどんな風になっているんだろう?
建物の中は、床、壁、階段と木の温もりのある作りです。
中の階段も外の階段も手すりがとってもおしゃれ。
外からも想像できませんでしたが、中に入ってみると、迷路のような不思議な空間でした!
どこからが1階でどこからが2階になるのか分かりません!
あるお部屋は暖炉があったり、また応接セットがあったり…かと思うとドールハウスのようなミニチュアのお部屋があったりでワクワクがとまりません!
不思議の国のアリスにでもなったかのように、おとぎの国に来たような感覚に陥ります♪
森の家
「森の家」は、飯能産西川材のひのき丸太を使った建物で、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンさんの資料が展示された資料館になっています。
2階の図書館でムーミンに関する本を読むことができます。
そういえば、この公園内でムーミンの姿は見当たりませんでした。
資料館に入って、ミニチュアやポスターなどでムーミン谷の仲間の姿をみることができました。
ここにも大きな木のテーブルや椅子があって、木に囲まれた空間にホッとくつろげます。
水あび小屋
これ!見たことある~
「水あび小屋」は、絵本からそのまま飛び出てきたような風景です。
後ろに「ムーミン屋敷」も見えます。
みんなこぞって写真を撮っていました!
インスタ映え間違いないスポットですね♪
子ども劇場
「子ども劇場」は、コンサートやいろいろなイベントが開催されるホールとなっています。
樹齢100年を超えるヒノキの丸太を使用したドーム状の屋根があって、窓の形もとてもユニークな作りです。
屋根にはニョロニョロの姿が見えました!
ホールの下には、池の水音が聞こえる洞窟のような空間にトイレと管理事務所があります。
以前行ったときには、音楽のイベントが開催されていました!
周りの景色とあわせてみると森の動物たちが現れそうな雰囲気です。
見晴らし橋とデッキウォーク
写真はないのですが、「きのこの家」から森の方に向うと赤い橋が見えてきます。
「見晴らし橋」といって、鉄製の赤い芋虫みたな不思議な橋です。
そして赤い橋の近くに「デッキウォーク」がありました!
ちょっとだけ登りの道になっていますが、子ども連れでも大丈夫な距離です。
いちばん奥まで行くと、小っちゃい滝も見えてきます。
木々に囲まれての散策は本当に気持ちが良かったです♪
北欧風カフェ・Cafe PUISTO(カフェプイスト)
公園内に、これまた鮮やかな真っ青の木造2階建てのカフェがあります。
「Cafe PUISTO」(カフェプイスト)というお店で、「プイスト」とは、フィンランド語で公園という意味だそうです。
北欧料理のオープンサンドや飯能の地元野菜を使った季節メニューが人気です!
キッズスペースやキッズメニューもあって、子ども大人もゆっくり楽しめる空間となっています。
テーブルや椅子、雑貨なども北欧のものが置かれているので、北欧のカフェでお茶してる気分になれます♪
ライトアップで幻想的な世界を体感できる!
2019年3月30日から「森のすみかに灯るあかりー「豊かな闇」を感じる時間ー」を基本コンセプトとしてライトアップが実施されるようになりました。
土、日、祝日の日没から21時まで園内の建物がライトアップされます。
ライトアップの様子を見るととても幻想的です!
まだ夜に行ったことがないので、ライトアップされた風景を是非見てみたいと思っています♪
〒357-0046
埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
TEL:049-972-7711開園時間:<平日>9:00~17:00
<土日祝日>9:00~21:00 日没~21:00 ライトアップ実施
休園日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)
年末年始(12月28日~1月4日)
入園料:無料
駐車場:市民体育館・市民球場・ホッケー場と共用 約250台(無料)アクセス
【車】
圏央道「狭山日高IC」から20分
圏央道「青梅IC」から20分
関越道「川越IC」から50分
【電車】
西武池袋線「元加治駅」から徒歩20分
西武池袋線「飯能駅」から約4km
西武池袋線/JR線「東飯能駅」から約4km◆公式ホームページ
※新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、「きのこの家」「森の家」は当分の間、閉鎖中となっています。
まとめ
◆ムーミン谷を体感できる不思議な建物
・「キノコの家」(ムーミン屋敷)
・「森の家」
・「水あび小屋」
◆北欧風カフェ「Cafe PUISTO」(カフェプイスト)は、北欧料理のオープンサンドや飯能の地元野菜を使った料理が人気!
◆土、日、祝日の日没から21時まで、園内の建物がライトアップされ、幻想的な風景を楽しめる!
この場所には、特に遊具があるわけではないのですが、自然に触れながら無邪気に遊んでいる子供たちの姿が見られました。
今回久しぶりに会った友人と森の雰囲気に包まれながら、ゆっくりと会話を楽しむことができました♪
ムーミン好きにはもちろん、そうでない方にも北欧の風景を楽しめる素敵な公園ですよ♪
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