浦和競馬場では、月に5日ほどしかレースが行われていません。
そのためレースがない日は一般に開放されています。
最近は、公園でボール遊びを禁止している場所も多くて以前のように公園でキャッチボールをする親子連れの姿を、見受けることができなくなりました。
しかしここ浦和競馬場ではボールを使用することができますので、休日にはサッカーや野球の練習にも使用されています。
市民の憩いの場所である浦和競馬場ならではの魅力について、お伝えしていきます。
無観客のレースなのに、観戦できる!
公園からレースが観戦できる
昨年からのコロナウイルスの影響で、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置の影響のため浦和競馬場のレースも無観客で行われています。
無観客で行われているのですから、当然馬が実際に走っている姿は見ることができないはず!
ですが、実は馬が走っている姿を一部見ることができる場所があります。
浦和競馬場の東側に「太田窪(だいたくぼ)4丁目公園」があるのですが、実はこの公園からレースを見ることができるのです。
競馬場は周囲を塀で囲われているので通常は競馬場内は見えないのですが、この公園は塀よりも高い場所にあるため、競馬場内を見ることができます。
小さい子どもにも競争馬が実際に走っている姿を見せることはできます。
太田窪(だいたくぼ)4丁目公園から撮ったレースの様子
間近で競走馬を見られる
他の競馬場ではどうかわかりませんが、競馬場から競走馬を搬送するトラックまでの道のりで、競走馬を間近に見ることができるポイントがあります。
競走馬を触ることはできませんが、1,2メートルの距離で競走馬を見られるのも浦和競馬場の魅力です。
レースを終えてトラックに馬を連れていくところ
休日の競馬場のは自由に過ごす広場
多様な遊び方のある競馬場の休日
浦和競馬場ではひと月に5日間程しかレースが行われないため、レースがない日には市民に開放されています。
競馬場内は950mと800mの2つのランニングコースがあります。
レース当日はさすがに一般開放されませんが、5月1日~9月15日は朝5時に9月15日~4月30日は朝6時に開場されるので、平日でも朝からウォーキングやジョギングをする人の姿が見受けられます。
5月1日~9月15日 :5時~17時
9月15日~4月30日 :6時~17時
ただし、レース開催中は使用不可。
競馬開催5日前から開催前日、能力調教試験日は9時半~17時
休日には少年サッカーや少年野球の練習・かけっこ教室やソフトボールをするシニア世代の男性、ヨガ教室も行われています。
他にも、近くの保育園の運動会の開催や近所の人がピクニックをしたり、ローラースケートやスケートボート・一輪車・自転車を練習する子どもたちの姿も見受けられます。
自転車を楽しむ子ども
うちの娘は現在小学校1年生なのですが、補助輪を外して自転車に乗れるようになったのが小学校入学前でした。
自転車に乗れるようになってからは、いろいろなところに行きたがるのですが、車の往来などを考えると一般道を走らせるのはまだ怖い部分もありました。
そこで、競馬場のランニングコースで自転車の練習をさせることにしました。
車が来る心配がなく、コースは平坦で舗装されているため、練習するには絶好の場所になりました。
ある日などは途中で休憩をはさみながらでしたが、950mのランニングコースを15周以上、時間にして4時間近く自転車で走っていました。
それでも満足できなかったのか自転車以外の遊びもしたいと言っていました。
市民の楽しみ、さいたま市南区の祭りの会場
ふるさとふれあいフェア
競馬場で行われる競馬以外の最大のイベントがさいたま市南区のお祭り、「南区ふるさとふれあいフェア」です。
浦和市、大宮市、与野市が合併してさいたま市が誕生したのですが、さいたま市が誕生する以前は浦和競馬場では花火大会が行われていました。
合併後は花火大会がふるさとふれあいフェアに形を変えました。
昨年はコロナウイルスの影響で、祭りが中止になりましたが、例年は市民だけでなく近隣の市町村からも多くの人が訪れます。
祭りの人気の催しもの
祭りの中でも特に人気なのが、ポニー乗馬体験とミニチュア新幹線の乗車体験です。
ポニー乗馬体験は9時と12時に整理券が配られ、9時の整理券では10時から、12時の整理券では13時から乗馬できます。
ミニチュア新幹線は50mほどの直線距離を往復するだけなのですが、お昼過ぎは乗車を待つ親子連れで長蛇の列ができます。
3年前に初めて娘を連れて行ったときには、ミニチュア新幹線に乗るのに午後2時前から1時間ほど並びました。
暑くて娘もぐずって大変でした。
その時の経験を踏まえ、2年前は朝一から並び始めました。
5分ほど並んで乗車できました。乗車記念に、JRの職員から缶バッジと筆記用具をもらいました。
巨大迷路や昔遊びのコーナーがあります。
献血コーナーでは小学生未満の子ども向けに看護師の制服がきれるよ!
男の子だって・・・
JR東日本の催事場では運転士の制服を着ることができるよ!
小さい子どもがいても楽しめる内容になっています。
その他にも特設ステージでダンスや和太鼓の演奏、フリーマケットや地元のお店や近隣エリアの県からも飲食店を中心に出店などのふれあいフェアの開始から終了までずっと楽しめます。
まとめ
- 月に5日程度の開催の浦和競馬場は競馬の日以外は、市民開放されている
- 競走馬をレースも含めて、間近で見ることができる
- 休日には多様なレジャーの場所になっている
- 競馬以外で最大のイベントは「南区ふるさとふれあいフェア」で、ポニー乗馬やミニチュア新幹線が特に人気
アクセス:JR浦和駅、JR南浦和駅から徒歩20分
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