良いご縁に巡り会いたい時、受験の合格を願う時、仕事運をあげたい時、何か新しいことを始める時、人生の節目で神社にお詣りしてみようと思われたことが誰しもあるかと思います。
今回は、縁結び、仕事運、厄除けなど運気アップしたい時におすすめの一宮神社(いちのみやじんじゃ)をご紹介します。
一宮神社とは?
一宮神社ってどんな神社?
神社のランキングのようなものがあって、その中でいちばんランクの高い神社が一宮神社って呼ばれているんだよ!
ある地域で社格がいちばん高いとされる神社のことを一宮神社といいます。
その制度は古く、平安時代から設立されたとされています。
かなり昔からその地域に鎮座しているということになるので、多くの人が参拝に訪れ続けているので運気が上がりそうですよね。
今回は、運気アップにつながる関東の一宮神社を3社ご紹介します。
縁結びなら、武蔵国一宮 大宮氷川神社
大宮氷川神社は、全国に280社ある氷川神社の総本社です。
創建されて2,000年以上の歴史を持ちます。
ご利益は縁結び、夫婦円満
知ってる!
スサノオノミコトって、神話の八岐大蛇
(ヤマタノオロチ)伝説に出てくる神様だよね!
八岐大蛇伝説では、スサノオノミコトが大蛇の生け贄になる運命で泣いているイナダヒメに出会います。
ヒメにひとめぼれしたスサノオノミコトは、命をかけて八岐大蛇を退治します。
その後二人は結ばれ、神話の中でも最も仲の良い夫婦と語られています。
そこから縁結びや夫婦円満のご利益があると言われています。
日本一の長さを誇る参道
この神社でまずビックリしたのは参道の長さです。
一の鳥居から二の鳥居、三の鳥居と続くのですが、その長さは何と2km。
日本一の長さを誇る参道なのです!
この時は11月にお参りしたのですが、何度も立ち止まって見惚れるぐらい紅葉の彩りが綺麗でした(^^♪
13種類のおみくじにビックリ
大宮氷川神社のおみくじは全部で13種類あります。
◆吉(きち)
◆平(たいら):たいらで穏やかな状態なので今の状態を保つのが良い
◆小吉(しょうきち)
◆末吉(すえきち)
◆凶向吉(きょうむかうきち):凶から吉に向かって徐々に良い方に向う
◆大吉(だいきち)
◆吉凶相交(きっきょうそうこう・きっきょうあいまじわる)
◆向吉(むかうきち):今は良くないが徐々に良い方に向う
◆凶末吉(きょうすえきち):今は良くないが徐々に良い方に向う
◆初凶末吉(しょきょうすえきち):今は良くないが徐々に良い方に向う
◆吉平(きちたいら):今の状態でまっていれば良い
◆平吉(たいらきち):今の状態でまっていれば良い
どれがどの順番なのか混乱しそう
こちらの神社では、運勢は比較するものではないので、おみくじの運勢についての順位をつけていないんだって。
私が引いたおみくじ「吉凶末分(きっきょうまつぶん・きっきょういまだわかれず)」は、「心がけ次第で吉に凶にもなる」という意味。
運命の分かれ道は自分次第ってことか!と納得したのでした。
これとほぼ同じ意味になる「吉凶相交(きっきょうそうこう・きっきょうあいまじわる)」は、これからの行いによって吉か凶のどちらにもなるという意味だそう。
自分の心がけ次第で運気アップしていくことができる!
おみくじで勇気をもらえそうだね!
大宮氷川神社へのアクセス
電車:「JR大宮駅東口」から徒歩約15分
電車:「東武アーバンパークライン(東武野田線)北大宮駅」から西駐車場まで徒歩約10分
自動車:「さいたま新都心西I・C」から約15分。「岩槻I・C」から約20分
◆公式サイトはコチラ
仕事運アップなら、上総国一宮 香取神宮
香取神宮は、全国にある香取神社400社の総本社です。
弥生時代の初期、紀元前640年頃に創建されたそうなのでかなり古い神社ですね。
仕事運・勝負運アップ、意を決する場所
フツヌシノオオカミは日本書紀にも登場する神様で、鹿島神宮のご祭神「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)とともに、大国主命(オオクニヌシノミコト)から国譲りの交渉を成功させたとされています。
鹿島神宮とペアで「勝利の神様」「武術の神様」として有名です。
源頼義の祈願で分かれた三本杉
拝殿左手にある三本杉は、真ん中の杉が空洞になっています。
すごい大きな空洞だね!
昔、源頼義の祈願で三又に分かれたと云われてるんだよ!
実際この前に立ってみると、身が引き締まるような感じがして迷いが吹っ飛んでスッキリしました。
この神社は、武術の神様が祀られているからかもしれませんが、大宮氷川神社と違って、神社全体が雄々しいような男性的な力強さを感じます。
この神社は、「意を決する場所」と言われているので
・新しいチャレンジをしたい!
・心に迷いや余裕を失っている時!
など、人生の勝負をかけたい時におススメの神社です。
おすすめの茶屋「寒香亭」(かんこうてい)
知らない方が結構いらっしゃるかもしれませんが、本殿の奥にひっそりとたたずむ茶屋があります。
私も初めてお参りした時は全く気づきませんでしたが、たまたまSNSで写真がアップされていたのを見て知ったのでした。
本殿の奥にぐっと進んで行くと、古い建物が見えてきます。
まるで昭和のワンシーンを切り取ったかのような茶屋だね
ここのお団子が柔らかくて美味しいの!
一度は食べてみて!!
「寒香亭」ができたのは、なんと!明治25年だそうです。
昭和どころじゃなかったですね。
お参り後に、ぜひ座敷に上がってレトロな空気を感じてみてくださいね。
香取神宮へのアクセス
電車:「JR成田線 佐原駅」からタクシー10分
高速バス:東京駅から関鉄グリーンバス「鉾田駅行き」。「香取神宮前」下車、徒歩5分。
高速バス:浜松町駅、東京駅から京成・千葉交通バス「銚子行き小見川ルート」。「佐原香取(佐原IC)」下車、徒歩15分。
自動車:東関東自動車道、佐原香取インターから車で3分
◆公式サイトはコチラ
八方除け・厄除けなら、相模國一宮 寒川神社
寒川神社は創建されて約1,600年の歴史を持ち、全国唯一の八方除けの守護神を持つ神社で、全ての悪事災難を取り除き、福徳を招くとされています。
日本唯一の八方除け神社
八方除けとは、東・西・南・北の四方と、東北・東南・西北・西南の四隅を合わせて「八方」となります。
その方位、方角を除けるだけでなく、地相・家相・方位・方角・日柄等からくるすべての災いを祓い清め、除けるのが寒川神社の八方除けとなります。
これにより「大難は小難へ」「小難は無難へ」となっていくとのこと。
以前、体調があまり思わしくなかった時、友人から年に一度決まってお参りに行く神社だと聞いていたので、こちらにお参りに行くようになりました。
ここはパワースポットとしても注目されているんだって?
テレビ関係者が「視聴率祈願(ヒット祈願)」によく来てるらしいよ!
ここは日本を代表する聖地を結ぶ線(レイライン)上にあって、春分、夏至、秋分、冬至という節目の時に太陽が神社の真上を通るとされています。
なんだかパワー凄そうですね!
渾天儀(こんてんぎ)
境内に進むと、右側に緑色の球体が目に留まります。
これは渾天儀(こんてんぎ)といって、天体の位置や星などを計測する器具です。
江戸時代には太陽と月の動きを説明する道具として使われていたそうで、この原理を発展させたものが現代のプラネタリウムになるとのこと。
「龍が天空を支える」といういわれから、寒川神社の渾天儀には龍が配置されています。
ぜひここにも足を止めて見てみてくださいね。
蛇に遭遇してから人との縁に恵まれた!
またここは縁結びのご利益もあります。
この日たまたま可愛らしいへびに出会いました。
神社で見るへびは縁起が良いらしく、特に金運が上がるとも言われます。
思わぬ出会いでしたが、この後、金運というより人とのご縁が広がっていきました(^^)/
寒川神社へのアクセス
まとめ
・日本一の長い参道を歩いてみよう
・13種類のおみくじを引いて運気を上げよう!
・仕事運・勝負運アップには、香取神宮がおすすめ
・勝利の神様、武術の神様として有名
・本殿奥の「寒香亭」のお団子が絶品!
・八方除け・厄除けには、寒川神社がおすすめ
・日本唯一の八方除けの守護神でレイラインに位置するパワースポット!
・縁結びのご利益もあった
今回はおススメの神社を3社ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
それぞれの神社の特徴を知ることで、良縁運アップ、仕事運アップ、金運アップ、厄除けなど開運のきっかけをつかんでみてくださいね。
コメント