小学校低学年のお子さんの親御さん。
お子さんの家庭学習はどうされていますか?
我が家にも3年生の子供がいますが、通信教育などの教材は利用したことがありません。
理由は
- まだ学校の授業だけで内容を理解できているから
- タブレットに書き込むのではなく、鉛筆を正しく使えるようになってもらいたいから(持ち方や筆圧)
- 習い事に時間が取られているので、やらなくなりそうだから
- まだそこまでお金をかけなくてもいいやと親が思っているから
などありますが、とは言っても何もさせないわけにもいきません‼
一応我が家には「ゲームをしたければ勉強してから」というルールもありますので、書店にドリルを探しに行くのですが
- 教科書に沿ったもの
- 子供にわかりやすいようにしっかり解説がついているもの
- ひたすら問題が並んだだけのもの
- イラストが多く問題が少ないもの
などどれを選んだらいいかわからなくなり、結局買えませんでした。
さて、家庭学習の習慣は身に着けてもらいたいしこの先どうしよう?
と思っていた時、100均でいいものを見つけたのでご紹介します!
100均ドリルのメリット
今回紹介する100均ドリルはダイソーとセリアの物です。
(ちょっと前までキャン★ドゥにもあったと思うのですが、見つけられませんでした。)
どちらも小学1~3年生の国語と算数があり、コロナ禍で休校措置が取られたときは完売が続きました。
100均ドリルのメリットは何といってもコスパの良さ!
低学年の勉強は漢字や文章、計算や量、図形や時計の読み方など何度も繰り返して覚えていかなければいけない基礎問題ばかりです。
100均ドリルにはそんなひたすら解くだけの計算問題や漢字の書き取り、文章の読み取り問題がびっしりと、表裏に印刷されています。
そしてまだ字も汚いので「読めないので書き直し~!」なんてことがあっても(そんな事、我が家だけかもしれませんが)
3回くらい消しゴムでゴシゴシと書いて、消してを繰り返しても紙が破れたりすることもありません。
100均ドリルのデメリット
100均ドリルのデメリットはわからない問題があっても解き方の解説が載っていないことです。
なので算数の予習には不向きです。
難しい応用問題は載っていませんが、解き方がわからない場合も参考に出来る解説文がないので寄り添ってあげる必要があります。
たまに「え?これ合ってるの?」と思う回答もありますが100均なので許容範囲内でしょう!
ダイソーのドリル
ダイソーのドリルは回答ページまで合わせて1冊80ページとボリューミー。
表紙も各々の学年で習う漢字を使い、1年生でも見やすくなっています。
そして、裏表紙にもちょっとした工夫があります。
国語
1年生
- かん字
- ことばと文しょう
- ひらがなとかたかな
2、3年生
- 漢字
- 漢字練習帳
- 言葉と文章
漢字と漢字練習帳の何が違うんだろう?
左が「漢字練習帳」で、右が「漢字」
「漢字」は書き順も書いてあり、12個の漢字を練習すると「たしかめ問題」として漢字練習帳のような問題が出てきます。
2つのドリルの問題は同じではありませんのでまず「漢字」で書き方を覚え、「漢字練習帳」で復習や反復練習をしてみるといいのではないでしょうか?
裏表紙には得点票がついていて、どの字を間違えたのか一目でわかる様になっています。
算数
1~3年生
- 計算
- 図形と文章題
1年生は基本的な足し算引き算
2年生は掛け算にひっ算
3年生は割り算、1000桁のひっ算、少数、分数の問題がびっしりと印刷されています。
図形や文章題の方には時計や長さ、単位、分数の計算や掛け算、割り算の文章題があります。
予習に使う場合は教科書が必須です!
セリアのドリル
セリアのドリルは各学年、国語も算数もレベル1とレベル2に分かれていて、回答ページまで合わせて1冊64ページです。
国語
表紙に書かれていますが、レベル1は漢字の問題のみ。レベル2は漢字の総復習と言葉の問題になっています。
1年生 レベル1
1年生は字も大きくマスも大きいですが、3年生になると習う漢字も多くなるせいか上級生らしく文字もマスも小さくなります。
3年生 レベル1
レベル2も漢字の書き取りや読み取り問題が多く、言葉の問題は少なく感じられまいた。
算数
算数のレベル1は基本的な計算問題が印刷されています。
レベル2は総復習と書かれていますが
文章題がびっちり!(左が1年生。右が3年生)
これで問題をしっかり読んで取り掛かることが習慣づいたら、学校のテストは心配ないと思います。
残念なことに写真を見てお判りいただけるように、セリアのドリルは紙が薄いので次のページの問題が透けて見えます。
学年を跨いだ復習もばっちり!
今回は小学生のドリルをピックアップしましたが、幼児用もあります。
幼児用も年齢に応じてのラインナップがあり、数や文字の書き取りや色の塗り方、生活での約束ごと。
はさみの使い方、時計の読み方など種類も豊富です。
我が子は時計の見かたが苦手で、2年生の時に6歳向けの時計のドリルをやり直しました。
3年生になった今、取り組んでいるドリルは
- 現在の3年生のドリル
- 2年生のドリル(全種類2冊目)
- 1年生のドリル(漢字のみ)
これのページを破いてバラバラにしシャッフルし、くじ引きのように選んでいます。
どれが出るかはお楽しみ
自分の得意な部分が出てくることもあれば忘れていた量の単位や漢字の復習が出来たり、予習になったりとどんな問題が出てくるかわかない事も楽しめているようです。
破ったり、他学年のものでも惜しげもなく買えるのも100均ならではだと思います。
まとめ
- 初めてのドリルにおすすめ
- 年限を越えて苦手な項目をピックアップしよう
- タブレット学習が推奨されている中、筆圧、姿勢、鉛筆の持ち方など『書く』練習ができる
- 予習として使うなら教科書など解き方の参考になる物が必要!
- 学年ごとに分かれているので復習がしやすい
- 計算問題や漢字の書き取りの反復練習ができる
- 破いても平気!自分が楽しんで取り組める方法を見つけて!
自粛や休校もさることながら、夏休みや冬休みなどの長期休みになるとすぐに売り切れてしまうので100均に寄ったら是非チェックしてみて下さいね!
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