広島ご当地グルメはお好み焼きともみじ饅頭?ほかにもあります!

中国・四国エリア

広島県のご当地グルメといえば、広島風のお好み焼き!もみじ饅頭!を、思い浮かべる人が多いと思います。

じつは広島県民でも、みんなそう思っているのです。

が、最近地元でも急に知名度を上げてきたグルメがあります。

備後府中焼き(びんごふちゅうやき)川通り餅(かわどおりもち)

ふたつとも新しいものではなく昔からあるものなのですが、近ごろはこの2つがアツイ!!ようなのです。

備後府中焼きとは?

広島風お好み焼きはすでに全国区ですよね。

知らない人がいないぐらい有名ですが、府中焼き…というと、広島県でも知られるようになったのはわりと最近なんです。

よく知られた広島風お好み焼きは、うすいクレープ状の生地の上に、そばやうどんといった麺類、大量のキャベツともやし、そして薄く切った豚肉、天かすなどを重ねていき、仕上げに卵をのせて、焼き上げるものです。

備後府中焼きの特徴はミンチ!

「備後府中焼き」は広島県府中市で、とくに好まれてきた、お好み焼きの進化系といわれています。

重ねて焼く、というところは普通の広島風と同じですが、違うのは薄切りの豚肉をミンチにしたところ。

ミンチを使うことによってミンチの脂身があの熱せられた巨大鉄板の上に広がり、お好み焼きの表面がぱりっぱりになるのです。

広島県だけじゃない!東京にもアンテナショップがあります!

この府中焼きですが、広島県全土で知られるようになったのは、わりと最近です。

ですので、今は広島県内のお好み焼き屋さんのメニューにも、府中焼きがみられるようにはなりました。

「広島に来た時にはぜひ!」と言いたいところですが、実は広島に来なくても食べられちゃいます(笑)

東京にアンテナショップができていました!

写真引用:広島お好み焼きの店 NEKI/ネキ

こちらは東京の神田にある、備後府中焼きが食べられるお店です。

こちらでは、府中焼きのイートインのほか、広島のめずらしい食品や、雑貨も買う事ができますよ!

広島といえばお好み焼き!でいいんです。

いいんですが、ぜひこの府中焼きのパリパリ、ばりうま(広島弁でとってもおいしい!という意味です)も味わってほしいんです。

広島のお菓子はもみじ饅頭だけ…じゃない!

広島銘菓といえば、もみじ饅頭。

広島の県花・県木であるもみじのかたちの、見た目もかわいい、とてもおいしいお菓子でお土産の定番です。

もともとあのもみじ型の中に入っていたのは、あんこ1種類だけでした。

いまでは定番のあんこだけじゃなく、カスタードクリーム、チョコレートクリーム、メープル風味に生もみじ…と、進化が止まりません。

広島県民でさえ、販売されているもみじ饅頭、全種類食べたことのある人は少ないんじゃないでしょうか?

有名で、バラエティーに富んだもみじ饅頭の影にかくれてしまい、なかなか知っている人も少ないかもしれません。

でも、もみじ饅頭ほど華やかさはないのですが、広島では古くから有名なお菓子があるのです。

上品で風情のあるお菓子川通り餅

川通り餅です。

とても柔らかいお餅の中(求肥)に、くるみが混ぜ込んであり、きなこがまぶしてあります。

派手さはないのですが、とても上品な甘みと、くるみのかりかり感、きなこの香ばしさがたまらないおいしさです。

上品なお菓子なのに、食い意地のはっている私などはついつい、ぱくぱくと食べてしまいます。

もみじ饅頭ほど有名じゃないけれど伝統アリ!

お菓子の由来も、古い伝統があるものです。

西暦1300年ごろ、毛利元就の先祖の毛利師親(もろちか)という人が、戦中、広島県と島根県を流れる江の川を、馬に乗ってわたっているとき、あぶみに小石が引っかかってしまったそう。

それを、そのままにして戦ったところ、大勝利。

きっとこれは神様のお助けだったのだろう、と、その小石を持ち帰り、宮崎八幡宮に奉納したそうです。

その後、縁起の良いその小石のかたちを、お餅でまねてお菓子にしたのが始まりだそうです。

その後、元就の孫の輝元が広島城に入ったさい、広島城下に広がり、今まで伝わっているのです。

もみじ饅頭ほどメジャーではないのですが、広島駅などのお土産ショップでは必ずありますよ。

今は亀屋さんのホームページで通販でも買えるそうです!

おすすめはこの写真の、竹の皮につつまれたものです。

普通にずらっと箱に川通り餅がならんでいるものもあるのですが、とくにお土産として買うときは、竹の皮に入ったほうをおすすめします。

見た目がとっても和風でおしゃれで、青いリボンの色合いと竹の皮の茶色、上にかけられた「川通り餅」の包装紙がすてきなんです。

会社の上司、同僚、お友達に一個ずつわたせるのも楽しいですよね。

小石がモチーフとだけあってひとつ一口で食べることができるサイズで食べやすく、お土産にもぴったりです。

甘さもしつこくないので「甘いものが苦手でも川通り餅は食べられる!」という人もいますよ。

まとめ

  • 広島グルメはお好み焼きともみじ饅頭だけじゃない!
  • ミンチが焼けてパリパリ!バリ旨!な備後府中焼きを食べてみて!
  • 備後府中焼きは東京にもアンテナショップがあります。
  • 進化し、バラエティに富んだもみじ饅頭もいいけど、変わらない伝統。川通り餅もぜひ!
  • 川通り餅をお土産にするなら、竹の皮に包まれたパッケージがおしゃれでかわいい!

 

定番の広島風お好み焼きも、もちろん広島に来たら食べてほしい!

もみじ饅頭もぜひお土産に持って帰ってほしい!

カキもあるし、広島レモンに、最近ではさらにワインやブルーベリーも!!

紹介しきれないぐらい、まだまだおいしいものがいっぱいある広島です。

今回はだんだん知名度を上げてきた備後府中焼き歴史ある川通り餅を紹介しました!

広島に遊びにきたときはもちろん、東京でも食べられるのでぜひ一度食べてみてくださいね!

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