暑い夏はエアコンが必須ですよね。
その一方で、エアコンをつけると急激に冷えるというジレンマに陥ることはありませんか?
寒がりな私にとって、エアコンによる冷えは地味ながら大きな課題でした。
エアコンの効いた部屋で作業をしていると、じんわり来る冷えでお腹の調子が悪くなったり、頭がぼーっとしてしまうことも…。
寒くなるのは嫌だけど、エアコンをつけないわけにはいかないもんな~
今回は自宅でエアコンをつけると寒い!と感じるときにできる3つの対策をご紹介していきます。
エアコンと上手に付き合って、暑さも寒さも怖くない快適な夏を過ごしましょう!
エアコンをつけると寒くなりすぎる理由
まずは、エアコンをつけると涼しいを通り越して寒いと感じてしまうワケを知っていきましょう。
設定温度が低すぎるからじゃないの?
もちろん設定温度も大事ですが、それだけじゃないんです!
人間の暑い・寒いという感覚は、温度の他にも湿度と風によって変わると言われています。
このポイントを押さえると、エアコンをつけると寒いと感じる原因が見えくるんです。
エアコンの風が直接身体にあたっている
エアコンから吹き出す風に直接あたると、風の力で寒さを感じる可能性があります。
たしかに同じ部屋の中にいても、暑い場所と涼しい場所があるよね!
エアコンは、直接風を吹きつけて涼しくするものではなく、部屋の中に冷たい空気を循環させることで快適に感じるように作られています。
うっかりエアコンの直下や吹き出し口の正面で涼もうとすると、体温が徐々に下がっていき寒さを感じてしまうんです。
冷たい空気が部屋の下部に溜まっている
冷たい空気は下に、温かい空気は上に溜まる性質があります。
ドライアイスなんかも、地面を這うように流れていきますよね。
エアコンから吹いてきた冷たい風は重いため部屋の下部、つまり人間の足元に停滞してしまいます。
その空気が循環しないままだと、部分的に寒く感じてしまうことがあります。
冷気の停滞を防ぐためには、部屋全体に冷たい空気がバランスよくいきわたるよう工夫が必要になります!
部屋の湿気が多い
部屋の湿気が多い=エアコンを寒く感じるって関係あるの?と思いますよね。
湿気の多い部屋にいる自分を想像してみてください。
湿度が高いと、空気がむっとして暑苦しく感じるね。
湿度が高いせいで身体の体温調節のための汗が蒸発しにくくなり、暑く感じます。
そのままエアコンをつけると、実際の室温はそこまで高くないので次第に寒さに変わっていってしまいます。
寒くて設定温度を上げる ⇔ 湿気で蒸し暑いから設定温度を下げるというループも、室温の調節を難しくする要因なので、室内の湿気のコントロールを工夫しましょう!
エアコンの寒さへの3つの対策
温度・湿度・風をうまくコントロールすれば、エアコンとも上手に付き合っていけそうだな~とイメージを持ってもらえたでしょうか?
お次は、エアコンで寒くなってしまう理由を踏まえた具体的な寒さ対策を3つご紹介します!
サーキュレーターと併用
- エアコンの風を上向きに設定して室内の温度を均一にする
- サーキュレーターで空気を循環させる
まずはエアコンの風を上向きにして、冷気を下がりにくくしましょう。
それでも冷気は降りてきてしまうので、サーキュレーターを使用して部屋の空気をまんべんなく循環させるのがポイントです!
サーキュレーターは扇風機と似ていると思われがちですが、室内の温度を均一にするためのアイテムなんです。
大きめの部屋で使う or 使う場所が決まっているならコード式の商品がおすすめ!
私は18畳ほどの部屋でコードレスのサーキュレーターを使っていますが、コンパクトな分風力が足りていないような気がしています。
大きめの部屋で使えるパワフルなコード式の中では、この商品の口コミが評判でした!
マイナス意見は「サイズが意外と大きかった」がほとんどで、「パワフル」「3段階で風量調節ができて便利」というプラス意見が目立ちました。
うちはすでに買い替え決定です!
除湿モードを活用
除湿モードを効果的に使うと、エアコンのついた部屋でも快適に過ごすことができるんです!
私の家にはエアコンがリビングに1台、ふすまで仕切られた隣の部屋にも1台付いています。
私は朝一でふすまを開け放って、除湿モードを稼働させます。
室内の湿気が減ると、同じ設定温度でも涼しくなるよ!
昼間は除湿モードでは対抗できない暑さになるので、リビングは除湿モード、隣の部屋は冷房26度にしています。
こうすることで除湿もできて冷房の風は直接体に当たらないので、ほどよい涼しさを保てて快適なんです!
エアコン1台の部屋でも、除湿モードと扇風機と併用したり、朝はまず除湿してから冷房に切り替える方法が有効です。
除湿で蒸し暑さが解消されるため、冷房でガンガン冷やさずに済んで快適に過ごせますよ!
脚を動かして身体を温める
家族がリビングに集うと、泣く泣く設定温度を低くしなきゃいけないことありませんか?
私の家では、暑がりの兄弟たちが設定温度を無言で下げてきます。
こっちは寒いんですけど⁉
そんなときなるべく30分毎に立ち上がって5分脚を動かすだけで寒さ緩和になります。
立ち上がったらまずは伸びをして深呼吸!
じっとしていた身体全体に血を巡らせる意識が大切なんです。
脚の運動は、わざわざキツイ運動をする必要はありません!
足踏みをするでもいいですし、スクワットを15回すると身体が縮こまっていた感覚がなくなってきておすすめです。
スクワットやる気力ない~と思う時は、座って足首を上下させる・足の指を開いたり閉じたりするだけでもOK!
血行がよくなって、足元からの冷えを防ぐことができますよ。
まとめ
今回は寒がりさんが陥りがちな、エアコンをつけると寒い!というお悩みへの対策をご紹介してきました。
- 人間の暑い・寒いの感覚は温度・湿度・風によって変わる
- エアコンの冷たい空気に直接当たらないようにする
- 冷たい風が人間の足元に溜まってしまうのを防ぐ
- 湿気が多い部屋でエアコンを使うと温度調節が難しくなる
- サーキュレーターを使用して部屋全体の空気を循環させる
→大きめの部屋で使う or 使う場所が決まっているならコード式 - 朝一で除湿してから冷房に切り替えて湿度をコントロール
- 座っていたら30分毎に立ち上がって5分脚を動かすと体が温まる
地味に困るエアコンによる寒さは、理由を知れば克服できちゃうんです。
室内でも快適に過ごして、健康に夏を乗り切りましょう!
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