今やパソコン、スマホがいつでもそばにあって、メモも画面上や音声が当たり前。
情報の共有もラクなうえ、早いし正確です。
いいことづくめのデジタルツールですが、ここで一つ疑問が。
デジタルで記録したことって、アタマに残りますか?
また、スマホやパソコンの中のデータって、自分のアタマの中で把握できていますか?
デジタルのデータは便利ですが、自分のアタマがついていけない…
それが、デジタルストレス、テクノストレスです。
頭が常に疲れてしまい、やる気もダウン。
デジタルにさらされ続ける今だからこそ、ノートや手書きで、自分のアタマを守ってみてはいかがでしょうか?
ノートと自分の手を使おう!オススメノート術!!
人間の脳は1万年前から進化していないのではないか、ともいわれています。
1万年はちょっと想像できなくても、紀元前の哲学者たちの悩みはいまだに現代人も理解できること。
ペンと紙しかないころに書かれた物語や、自己啓発本がいまも読みつがれていること。
そう考えると、どんな情報もパソコンやスマホに入力して、出力して、という行動に無理はないかなあ、と思いませんか?
わたしたちのアタマを開放し、やわらかくし、ストレスをやわらげてくれる。
それがノートに手を書く行動だと言われているのですよ!
さっそくノート術のアイディアを見てみましょう!
マインドマップでアタマの中をアウトプット!!
マインドマップはイギリス人の教育コンサルタント、トニー・ブザンさんが考案した、頭の中の思考の表現方法です。
アタマの中を直接紙の上に映し出す、という感じでしょうか。
まずは書き方の基本です。
1.主題を真ん中に書く
大きく丸で囲ったり、イラストを添えたりして、何について思考を発展させていくのか決めます。
2.主題から枝(ブランチといいます)を広げる。
主題から導き出された考えを広げる
3.さらに枝を広げる。
実はもともとのルールは細かくきまっている(用紙は無地、ペンは3色、など)のですが、マインドマップ自体、考案されてから40年たっており、実践している人はみんな、自分の好きなように書いている、という状況にあります。
ようは、思うままに書いて、枝はつなぎたいキーワードににつないでいけばいいのです。
[itemlink post_id=”11393″]マインドマップの教科書のような本です。
本格派さんはこちら。
[itemlink post_id=”11395″]こちらはタイトル通り、とてもカジュアル。
子供でも実践できる内容です。
いかがですが?
さっそくノートに書いてみたくなりますね!
モーニングページでアタマの中をデトックス
モーニングページはジュリアン・キャメロンさんが考案した、よりクリエイティブな生き方をする方法のひとつです。
この方はライターであり、映画監督であり、ジャーナリストであり…とても多くの活動をされている方で、この人の著作「The Artist’s Way(原題)」「ずっとやりたかったことをやりなさい(邦題)」は世界40か国で翻訳されて、30年以上もの間、ロング・ベストセラーなんです。
書き方はとてもシンプル。
朝起きたら一番に、30分間かけて、ノートに3ページ、なんでもいいから書く!!
ただこれだけです。
これは「心のデトックス」といわれていて、いいことも悪いことも、すべて思っていること感じていることを心の流れのままに書いていくものです。
ルールは一切ありません。
あるとすれば、朝いちばんに、手書きで、30分間止まらずに 書くことだけ。
書くことがなければ「何も書くことがない」と書けばいいのだそう!!
これは私も実践しているのですが、本当に朝からすっきりします!
人間寝ている間に、アタマのなかを整理しているといわれますが、さらに朝いちばんに手を動かして文字を書くことによって、睡眠後も残ったごちゃごちゃや、もやもやがきれいに消えていく感じです。
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どんなノートでスッキリ!!しようかな?
ノートを書く、ということに興味が出てきたでしょうか?
じゃあ、いよいよ自分だけのノート探しです!
・・・の前に、ノートのサイズですね。
あくまで個人的な意見ですが、A4サイズがいちばん使いやすいです!!
真ん中がかぱっと開いて、リングなどがじゃまにならないタイプが、ストレスなく描き続けることができます。
とくにマインドマップのように、どんどん外へ広がっていくように書く場合、A4ノートなら開くとA3!!
たっぷり書くことができます。
いろんなノートやバインダー、ルーズリーフ、スケッチブックまで。
使いたおした私が、もっともおすすめするとっておきのノート!!をご紹介します。
書き心地にこだわり!!最高の紙質のノート
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アピカは書きこごちにトコトンこだわった、最高の書き味のノートです。
開きやすさにもこだわっていて、フラットに開くように製本されているのも、すばらしいです。
無地もいいのですが、無地だとさすがに文字がガタガタになってしまったので、方眼を選びました。
罫線がヨコかタテにはいっていると、どうしてもその線にこだわって書いてしまうので、より自由に書ける無地か方眼が、わたしのオススメです。
なめらかさでは一番!ペンの伸びが良いノート
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さわってみるとわかるのですが「すらああ~」と、とてもなめらかな手触りなのです。
手触りどおり、書き味もとても良く、力を入れずに書き続けることができます。
表紙のデザインもとても素敵です。
開いた時もフラットで、ストレスフリーなノート。
A4変形ノート・この変形具合がとんでもなくおしゃれ!
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真っ白ではない、独特のクリーム色。
ミドリカンパニーのMDノートです。
完全なA4ではなく、縦幅が通常より2センチほど短いのですが、それがさらに独自感を出してくれます。
表紙にロゴひとつ、タイトルひとつないところも、自由度抜群です!!
開くとフラットになるところ、書き味の良さも問題なし。
まとめ
- デジタルもいいけど、ノートに手で書くとアタマスッキリ!
- マインドマップでアタマの中を書きだしてみる
- モーニングページで心のデトックス
- ノート選びもこだわってみよう!おすすめノートたち
いかがですか?
ノートになにか書きたくなりませんか?
でしたら、ぜひ!!なんでもいいので書いてみてください。
今回ご紹介した方法なら「何も書くことがない~」ということだけはおこらないはず!!
だって「何も書くことがない」って書けますもんね!!
1冊書き終え、2冊目を開くようになったら、あたらしい世界が開いちゃうかも!!ですよ。
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