きのこは家庭料理にもよく登場し、私たちにとって身近な食材ですよね。
主にきのこの旬は秋ですが、今は1年中安価で手に入れることができて味も美味しく、いろいろな調理法ができる優秀な食材です。
また、低カロリーでありながら食物繊維、ビタミンやミネラルといった栄養素を多く含み、健康にもダイエットにも向いている優れものです。
そして実は、きのこは冷凍保存するとたくさんのメリットがあることがわかっています。
しかし、その効果はまだあまり知られていないのが事実のようです。
そこで今回は、キノコを冷凍保存するのがオススメな理由、そして冷凍するときのポイントや注意点をご紹介していきます。
キノコの冷凍保存がオススメな理由とは?
長持ちする
きのこは水分が多く、冷蔵庫で保存しておくと3〜4日で色が変わったり、変な臭いがしてきたりして、長期保存をするのが難しい食材です。
その結果キノコに限らず傷みやすい食材は、冷凍保存することで格段に保存期間がのび、無駄をなくすことができます。
栄養価がアップする
きのこはそのまま加熱して食べるより、冷凍してから食べる方が栄養価が3倍も上がることが分かっています。
理由は、冷凍するとキノコの細胞膜が破壊されて栄養が外へ出やすくなるからです。
時短になる
下処理をして冷凍しておくことで、調理時間の短縮につながります。
これって結構時間がかかるし面倒くさいですよね。
それに比べて、冷凍キノコを用意しておけば冷凍庫から取り出して鍋やフライパンにポンポン入れていくだけで良いんです。
キノコを冷凍保存するときのポイント
下処理をする
丸ごとでも冷凍することはできますが、冷凍してしまうと硬くて切ることが難しかったり、危険なため冷凍する前に食べやすい大きさに切っておくようにしましょう。
たとえば、以下のように下処理をしておくとすぐ使うことができるので便利です。
◇しいたけ・マッシュルーム→軸を切り落とし、スライスしたり好きな大きさに切る
このようにぞれぞれ下処理をしておくと冷凍後の調理が簡単になります。
生のまま冷凍する
火を通してしまうと水っぽくなってしまったり、冷凍することでアップするはずの栄養が損なわれてしまいます。
風味が落ちてしまう為、汚れなどが気になる際は、キッチンペーパーでふき取る程度にしておきましょう。
しっかり密閉する
これはキノコだけでなくすべての食材に言えることですが、冷凍保存するときは空気が入らないよう、密閉容器または密閉袋に入れましょう。
そのせいで調理した時に水っぽくなり、味も食感もイマイチになってしまったんです。
その時は理由が分からず、「冷凍保存ってやっぱダメじゃん。」と思っていましたが、完全に保存の仕方を間違えていただけでした。
使う時は冷凍のまま
解凍すると、水分が出てきます。その水分と一緒にうまみや栄養も流れてしまうので、調理するときは冷凍のまま使いましょう。
1カ月で使い切る
あまり長く保存しすぎると、霜がついたりにおいがしてきたりするため、1カ月を目安に使い切るようにしましょう。
筆者のように腐らせてしまったら、せっかく冷凍保存している意味がなくなってしまいます。
この記事を読んでいる方は同じ失敗をしないよう、保存するときには袋に日付を書いておくなどして、期限内に食べきるようにしてください。
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まとめ
- キノコの冷凍保存は、長持ち・栄養アップ・時短になる
- ポイントは生のまま密閉する
- 解凍はしない
- 期限は1カ月が目安
- いろんなキノコのミックスバージョンがおすすめ
- 冷凍キノコはとにかく捗る
今回は、キノコを冷凍保存する方法やポイントをご紹介しました。
キノコに限らず、多くの食材は冷凍保存するとメリットが多かったりします。
しかし、食材によって冷凍保存の方法や注意点が異なるので、確認してみてください。
筆者は、キノコを買ったらすぐ下処理して全部冷凍!という感じです。
この方法なら安い時に買い溜めしておいても安心だし、使いたいときにすぐ使えて本当に便利です。
もしやったことがない方は是非やってみてください。
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