屋内なので雨の日や日差しの強い日でも気にせず楽しめますし、岐阜県産の木でできたおもちゃや遊具でたくさん遊ぶことができるので、子連れファミリーにとても嬉しい施設なんですよ。
入館料が大人¥300で高校生以下は無料とリーズナブルなのも魅力的♪
今回は、「ぎふ木遊館はどんな施設なのか」や「1歳の子どもでも楽しめるのか」についてお話していきますね。
ぎふ木遊館とは
岐阜は県内に占める森林面積の割合が全国で2番目と多く、そのため林業や木工産業が盛んで、「木曽ヒノキ」や「長良杉」など岐阜産の木材は全国各地で利用されてきた歴史があります。
ぎふ木遊館は、そんな「森林県」岐阜の中心である岐阜市に、2020年オープンしました。
館内に入ると天井にも壁にもそこかしこに木が使われていて、木の香りや感触を体じゅうで感じることができます。
木に触れ合い、楽しく遊びながら、感性を育める遊び場なんですよ。
住所 :岐阜県岐阜市学園町2-33
TEL : 058-215-1515
営業時間:10時〜17時
定休日 :水曜
館内には、県内の木工作家がつくった良質な木のおもちゃがたくさん用意されており、子どもも大人も一緒になって遊べます。
子どもの時から木と触れ合い親しみを感じることで、豊かな心が育てられるんだ!
0歳の赤ちゃんから遊べて、木に親しみながら思いっきり遊べるので、子連れのファミリーにとってもおすすめな施設なんですよ。
利用するには予約が必要
木遊館は、完全予約制の施設です。
予約なしでは入ることができないので、公式HPで事前に日時を予約してから行く必要があります。
また90分の時間入れ替え制となっており、時間帯は第1~3部までの3つの中から選べますよ。
- 第1部 10:00~11:30
- 第2部 13:00~14:30
- 第3部 15:00~16:30
私たちは希望日の1週間ほど前に予約をしたのですが、土日の第1・2部は人気のようですでに埋まっており、土日で唯一空きのあった日曜日の第3部を予約しました。
また平日でも団体利用などで枠がすべて埋まっていることもあるので、予定が決まったら早めに予約することをおすすめします。
30日前から予約出来ますよ♪
予約が完了すると、登録したメールアドレスに予約内容確認メールが届きます。
入館時にそのメールの画面を提示する必要があるので、保管しておいてくださいね。
当日になってメールフォルダをさかのぼって探すのは少し手間なので、予約内容確認のメールを事前にブックマークしておくとラクですよ。
木遊館のココが良かった!我が家の体験レポート
今回私たちは、2歳未満の子どもを対象にした「赤ちゃんひろば」と、木製の遊具やおもちゃで遊べるメインスペース「木育ひろば」を利用しました。
館内には他にも、木にまつわる展示が並ぶギャラリーや、様々なプログラムが行われる木工室、おもちゃや雑貨など木のアイテムを販売しているショップがあるよ。
予約の時間になって入館すると、0歳から小学校高学年くらいまでの子どもたちがいて、皆一様にワクワクした様子でした!
1歳の息子が遊んでどうだったのか、木遊館の魅力とともに我が家の体験談をお話していきますね。
「赤ちゃんひろば」は0~1歳児がゆったり遊べる可愛い空間
赤ちゃんひろばは2歳未満の子どもとその保護者専用のエリアで、私たちは一番最初にこちらに来ました。
木育ひろばのほうは、子どもたちが走り回ったり楽しそうな声を上げたりとにぎやかな空間なので、ここでは0~1歳の小さな子どもでも安心して遊べるようになっています。
ハイハイしても大丈夫なように床に柔らかい杉材が使われていたり、赤ちゃんに優しい設計になっているんだ。
部屋の中央には木製のボールプールが設置されており、それを囲むように小さな木馬や赤ちゃん向けの木のおもちゃが並べられています。
部屋中に木製の可愛いおもちゃが散りばめられていて、外国のおうちのようなおしゃれな雰囲気!
子どもの素敵な写真がたくさん撮れますよ♪
他にいた3組の家族のお子さんたちは0歳の赤ちゃんで、ボールプールで木のボールを転がしたり、おもちゃを手に持って眺めたりして、それぞれゆったり遊んでいてその様子がとても可愛らしかったです♪
乗り物が大好きな息子はというと、お部屋に入ってすぐに車のおもちゃを見つけ、それを手に取って遊び始めました。
車のおもちゃを床に走らせたり、また別のブロックのおもちゃを両手に持ってカチカチと鳴らしてみたり、とても楽しんでいる様子でしたよ。
ただ、息子は最近歩き始めたばかりで、とにかく歩きたい・体を動かしたい時期。
しばらくおもちゃを手に取ってじっくり遊んでいましたが、その後歩き回って落ち着かなくなったんです。
他の赤ちゃんにぶつかりそうになったこともあり、私たちは木育ひろばのほうに移動することにしました。
1歳も赤ちゃんひろばで遊べる年齢ではありますが、歩き始めた子が利用するには注意が必要だなと感じました。
息子自身は、ここの車のおもちゃが相当気に入ったらしく、木育ひろばでひとしきり遊んで第3部の時間がそろそろ終わりになるころ、赤ちゃんひろばのほうを指差しして「あそこに戻りたい!」とアピールしていました。
その時には誰も使っていない様子だったので赤ちゃんひろばに再び戻ると、息子はまた楽しそうにおもちゃで遊んでいましたよ♪
赤ちゃんひろばは息子にとっても落ち着く場所だったようです。
「木育ひろば」では木製の遊具で思いっきり遊べる!
木育ひろばは木遊館のメインとなるスペースで、明るく開放的な空間の中に大きな丸太のトンネルやボールプール、滑り台など木でつくられた遊具がたくさん並んでいます。
こちらに移動するとすぐ、息子はワクワクした様子で歩き回って探検し始めました。
動きたい・歩きたい盛りの息子が思う存分遊べる広さがあり、丸太のトンネルをくぐったり、岐阜の山を模した滑り台で遊んだりと、体をたくさん動かして息子はとても楽しそう!
その姿を見ると「連れてきて本当に良かった…!」と感じました。
息子が特に気に入ったのが、木製のボールプール。
赤ちゃんひろばに設置されていたものに比べて倍ほどの大きさで、プールの中に岐阜県産の6種類の木で作られたボールがぎっしり入っています。
あちらでは特に興味を示さなかったのですが、木育ひろばのこのボールプールにはなぜかドハマりしていました(笑)。
ボールの上に転がってみたり、中に足を突っ込んだり…初めての遊具に夢中になって遊んでいて、息子の新たな一面を発見することができましたよ。
岐阜県ならではのおもちゃが魅力的♪
木育ひろばには遊具のほかに、岐阜県出身の作家が県産材を使用して作られたおもちゃがたくさんあって、つみきやブロックなどその数100点以上というから驚きです!
私はその中でも、「長良川の鵜飼い」をモチーフにした釣りのおもちゃや「飛騨のさるぼぼ」の積み木など、岐阜県内の伝統文化にちなんだおもちゃが印象的でした。
楽しく遊びながら地域文化の学びにつながるなんて、とっても素敵!
息子は、地域も文化もまだ何もわからない年齢ですが、さるぼぼのブロックを手に取って木の感触や形の面白さを息子なりに楽しんでいる様子でしたよ。
さとやまさんが見守ってくれているから安心
木育ひろばには遊んでいる子ども達の見守りをしている「さとやまさん」というスタッフがいます。
黒いTシャツを着ているスタッフさんで、私たちが訪れたときは木育ひろばには5~6人、赤ちゃんひろばにも1人いらっしゃいましたよ。
息子が滑り台を滑ろうとした時、年長さんくらいの子が息子のすぐ後ろに来たのですが、「お友達が滑ってから滑ろうね。」と子ども同士がぶつからない様に声をかけてくれたんです。
息子は0~2歳くらいまでのお友達としか遊んだことがなく「お兄さんやお姉さんと同じ空間で遊んでも大丈夫かな…。」と実は少し不安だったんですが、危険やトラブルのない様にちゃんと見守ってくれていたのが本当に有り難かったです。
また、さとやまさんは見守りだけでなく、来館した人達に木のおもちゃの遊びかたを伝え、遊びを通して木や森の魅力を広める活動もしているんですよ。
遊びかたのわからないおもちゃや遊具があっても、さとやまさんに聞けば大丈夫!
話しやすい方ばかりなので、ぜひ気軽に声をかけてみてくださいね。
駐車場情報
木遊館の利用者は、次の4つの施設の駐車場に車を停めることができます。
- 木遊館
- ぎふ清流文化プラザ
- 世界イベント村ぎふ
- 岐阜メモリアルセンター
「4つもあるの!?」と言いたくなりますが、このうち世界イベント村とメモリアルセンターは、どちらも木遊館まで歩いて5分程かかる距離。
子連れで利用するには少し不便なんです…。
車を停めるには木遊館か、すぐ隣にある清流文化プラザがオススメ!
どちらも50台分以上の広さがあり、車を停めやすいですよ♪
ちなみに、私たちが訪れたのは気温が40度近い猛暑日だったんです。
木遊館の駐車場は平面タイプで日陰が全くなかったため、隣の清流文化プラザの屋内駐車場に停めましたよ。
すぐ隣にあるので歩いて1分もかかりませんでしたし、炎天下に車を停めずに済みました♪
また上記4つの施設は、通常いずれも3時間まで100円(以降30分ごとに100円加算)の料金がかかりますが、木遊館の利用者は3時間分が無料になるんです!
入館の際に、受付で駐車券を提示し割引処理をしてもらってくださいね。
まとめ
- 完全予約制なので事前に公式HPで予約しよう!
- 赤ちゃんひろばは0~1歳の小さな子がゆったり遊べる場所
- 木育ひろばでは木の遊具で思いっきり体を動かして遊べる
- 良質な木のおもちゃがたくさん!岐阜の伝統文化をモチーフにしたおもちゃが魅力的
- 子どもの見守りをしてくれる「さとやまさん」がいるから安心して遊べる♪
- 木遊館の平面駐車場の他にも清流文化プラザの屋内駐車場がおすすめ!
- 駐車料金は木遊館利用者なら3時間無料
完全予約制の施設なので混雑なく利用できましたし、90分という時間も1歳の息子にはちょうど良かったです◎
普段なかなか木のおもちゃや遊具に触れる機会がないので、全身で木の感触を感じながら遊べて息子も満足した様子でしたよ。
さらに、おうちの中では発見できなかった子どもの一面を見ることができ、全力で伸び伸びと遊べる場所がいかに子どもにとって大切かを再確認できました!
あなたもぜひ、ぎふ木遊館でお子さんと楽しい時間を過ごしてくださいね♪
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