地域密着 小さな動物園でも大満足‼飯田市立動物園の楽しみ方!!

中部エリア

動物園と聞くと、広大な敷地に迫力ある大きな動物たちがいて、1日過ごして大満足。

そんなイメージではないでしょうか。

飯田市には、地域密着の小さな小さな動物園があるんです。

入園料は、なんと無料。

敷地も広くはないけれど、癒し系の動物たちが私たちを待っています。

小さな遊園地のようなエリアもあって、子供たちは大喜び。

そんな、小さな飯田市立動物園の楽しみ方について紹介したいと思います。

 

飯田市立動物園の基本情報

正面です。

入園無料なので、そのまま入って行きましょう。

 

昭和28年開園。

イノシシの飼育が始まったことがきっかけだそう。

日本一、街中にある動物園です。

みんなが使える多目的トイレ

 

こういう施設の一番気になるところって、トイレなんだよね

トイレはかなり重要ですよね。

園内には、多目的トイレが1か所あります。

赤ちゃんのおむつ替えも大丈夫。車いすOK。広くてきれいにしてあります。

別のところに、赤ちゃんのおむつ替えや授乳できる場所も完備されています。

飯田市の公衆トイレって、とてもきれいに管理されているのよね。ペーパーも必ずあるんだから。

 

こういう施設のトイレって、かなり重要だと私は感じています。

 

小動物メインの動物園

飯田市立動物園には、一般的に動物園の花形であるライオンやトラやヒョウなど

カッコいい猛獣系の動物たちはいません。

過去には、ライオンがいたこともあったようです。

昭和54年に飯田市が大規模(東海)地震対策特別措置法強化指定地区になったことにより、猛獣は展示されなくなったとか。

 

もし災害が起こったときに猛獣が動物園から逃げ出すと、

この小さな市街地が大騒ぎになるニャ。

 

夜には、ライオンの吠える声が街中に響いていたんだとか。

癒し系の小動物がメインです。
哺乳類、鳥類、爬虫類(ヘビはいません)がいます。

ふれあいエリアでは、ヒツジ・ヤギ・ウサギなどを間近で見れて触れるようになっています。

ポニーの大吾郎君です。
「大吾郎」そのネーミングセンス、最高です。

狭すぎるおうちと、お散歩コースの短さが少し切なくなります。

大きな広場を、思いっきり走ったことってあるのかなと思うと
大吾郎の人生ならぬ馬生って、幸せなのかな〜なんて思ってしまいます。

みんなを笑顔にしてくれることが、大吾郎の幸せなんだとしたらそれでいいのかな
なんてことも考えてしまうエリアです。

エリアの出入り口には水道があって、手洗いできるように石鹸まで用意してあります。

フンボルトペンギンです。

数年前に改修され、透明のパネル越しに水中を泳ぐペンギンの姿が楽しめるようになっています。

時間によってエサやりも見ることができます。
(エサやり時間は各動物で決まっています)
規模は小さいけれど
水族館みたいな感じがして、水族館大好きな私はテンション上がります。

この水槽(?)の横の木と木の間から、水から上がり集団で歩くペンギンたちを見ることができるかも。
間近で、トコトコ歩くペンギンの姿はなんとも愛らしいですよ。

 

アクセス

・飯田駅から徒歩15分
・動物園すぐ隣に市営駐車場(1時間無料)
【住所】長野県飯田市扇町33
【TEL】0265-22-0416
【開園時間】9:00~16:30
【休園日】月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始

地域に根付いた動物園

地域一体型のイベント

動物園周辺は、飯田市街地になっていてにぎやかなエリアです。

飯田市と、市街地の商店街が共催でのイベントもたくさんあってスタンプラリーもあります。

商店街をスタート、動物園がゴール、なんてこともよくあります。

集合が動物園前、なんてこともしばしばあるので東京でいうハチ公前みたいな感覚かしら。

 

今はハチ公なんて言わないかニャ

また、地域の人々の発表の場でもあります。

ステージが用意されているのです。

フラダンスや、獅子舞の披露をされている団体もありました。

何かのイベントの時には、必ず様々な団体が日頃の練習の成果を披露してくれるのです。

地域に根付いていますね。

遠足の定番コース

幼稚園児、保育園児、小学生、みんな遠足でやってきます。

遠足の日程が決まると、動物園側に団体申し込みをします。

何園、何校かの遠足の日にちが被ってしまうと、この小さな動物園ではみんなが入りきれなくなってしまうのです。

弁慶号(後に記載があります)で、園内を回るのですが、みんな乗れなくなっちゃうし。

狭いながらも、お弁当を食べる広場もあります。

遠足と言えば、動物園。みんな大好き動物園。王道ですね。

 

遊園地も兼ねている

園内ぐるっと弁慶号

蒸気機関車風の、園内を周回するのりものです。

遠足でやってくる子どもたちは、みんな乗ります。

「弁慶号」そのネーミングセンス、最高です。

シルバー人材センターか、市職員を定年退職され再雇用を思わせる年配の方が運転手さん。

走りながら、園内の動物の説明はもちろん、乗車してる子供たちに動物クイズを出してくれます。

中には、ハーモニカを吹いてくれる運転手さんも。

なんでもありです。オールOK。

のりものランドはオールワンコイン

私が一番押したいポイント。

このレトロすぎるのりものをご覧ください。50円で動きます。

メリーゴーランドも可動式です。
場所を変えての設置もできちゃいます。

きっと開園当時からあるんだろうな。
まだまだ現役で動きますよ!

意外と楽しくて、子供たちは50円を握ってあれもこれも乗り回します。

お金の投入口やあのサビの感じとかもう、歴史を感じずにはいられません。

なぜか応接セットのソファがあったりします。
きっと、どこかのお店か企業さんが、使用しなくなったものを寄付してくれたのでしょう。

なんでもありなんです。

こういうところにも、地域とのつながりを感じます。

サーキット感覚バッテリーカー

これめちゃくちゃ人気です。

昔、デパートの屋上でよく見かけていましたよね。

 

足元のボタンを踏んだら動き出すんだね。

いつも子供たちが順番待ちをしています。

動物園に来たけれど、動物たちよりもこれに乗りたい子供が大半なのではないでしょうか。

サーキット感覚で何周もしている親子を見かけます。もちろんスピードは出ません。

まとめ

  • 飯田市立動物園は入園無料で楽しめる
  • みんなで使える安心設計なトイレで快適に過ごせる
  • 癒し系の動物たちがたくさん(猛獣系はいない)いる
  • 地域イベントも実施されている
  • 遊園地のような乗り物が楽しめる

ここまで地域に根付いた動物園。は他にはないくらい魅力がたくさんです。
かわいい動物たちだけでなく、見どころいっぱいの小さな飯田市立動物園へお出かけしてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました