西表(いりおもて)島に旅行へ行くあなた、何をするか悩んでませんか?
存分に満喫するなら、アクティビティツアーがおすすめです。
私は夫婦で行った八重山諸島4泊5日の旅で1泊し、滞在時間の全てをツアーに費やし、大満喫できました。
西表島は、島の90%が亜熱帯のジャングルに覆われ、日本の約70%を占めるマングローブが分布しています。
川や滝も多く、綺麗な海に囲まれ、珍しい動植物も生息しています。
大自然を満喫できるツアーに参加しないのはもったいないですよ。
しかしツアーは色んな種類があるので、どれにするか悩む方が多いです。
そんな方へ、私たちが体験した2つのおすすめツアーをご紹介しますね。
何をするか迷っているあなたも、このツアーを選べば、様々な自然に触れながら西表島を大満喫できますよ。
おすすめツアー2選
西表島のツアーの一部だけでも、これだけ種類があります。
- マングローブSUP or カヌー
- 【バラス島上陸&周辺シュノーケリングorダイビング】と【ピナイサーラの滝へマングローブカヌー&トレッキング(登山)&滝つぼ遊び】の1日ツアー
- 離島上陸&シュノーケリングツアー
- 鍾乳洞探検ツアー
- ジャングルナイトツアー&星空観賞
同じツアーでも「半日」「1日」など所要時間が異なるパターンもあったり、午前と午後で違うツアーを組み合わせたものもあります。
ツアー自体も種類が多く、組み合わせも様々なので、余計にどれにするか迷ってしまいますよね。
私は、体力にあまり自信のない28歳・専業主婦です。
星空観賞や、綺麗な海でのシュノーケリング、マングローブ林でのカヤックなどに興味がありましたが、1泊2日で全て詰め込んで体力がもつか不安がありました。
夫の僕は、体力はそこそこある、30歳の会社員です。
普段から動画を見るくらい生き物や自然が好きなので、西表島特有の生物や自然に触れられるツアーにとても興味がありました。
西表島に1泊する中で、どのツアーを選び、どうスケジュールを組むかを夫婦で話し合って、
- 宿泊当日の夜:【ジャングルナイトツアー&星空観賞】
- 宿泊翌日の朝~夕方:午前【ピナイサーラの滝へ マングローブカヌー&トレッキング&滝つぼ遊び】・午後【バラス島上陸&周辺シュノーケリング】の1日コース
のツアー2つに申し込みました。
1日に2つのツアーを詰め込まず前夜と翌日に分けたおかげか、夫婦ともに翌日石垣島でシュノーケリングができるくらいの体力は残っていました。
それぞれのツアー内容は、これから1つずつご紹介しますね。
ジャングルナイトツアー&星空観賞
時間(送迎時間込み)と料金の相場
- 時間:2時間
- 料金:4900円
ジャングルに入る前に、靴と虫よけスプレー、ライトを貸してもらいました。
持参した靴を履いている人もいましたが、ジャングルや砂浜を歩いていると靴が汚れるので、レンタルの靴を借りるのがおすすめです。
ガイドさんの誘導のもと、真っ暗闇のジャングルをライトで照らしながら進んでいきます。
私たちはラッキーなことに、2回もヤシガニを見ることができました。
運が悪いと1度も遭遇できず終わることもあるそうです。
ヤドカリも結構いて、可愛かったですよ。
虫などの生き物が少し苦手でジャングルでのツアーに不安がありましたが、ガイドさんの誘導で安全に進めたので、安心してジャングルの動植物を見学できました。
ジャングル散策後、近くの砂浜に案内してもらいました。
砂浜には小さなヤドカリやカニなどがいて、手に乗せたり写真を撮って楽しみました。
夫は一生懸命ヤドカリやカニを探し捕まえて、少年のように楽しんでましたよ。
ガイドさんが、ジャングルや砂浜の動植物の話をしながら案内してくれるので、興味深くてとても楽しかったです。
私たちが見たタイミングは雲がかかって星は見えませんでしたが、周囲に灯りがないので、雲がなければ星空がとても綺麗に見えるそうです。
最後に、少し小高い場所にある公園に案内され、レジャーシートの上に横になって星空を眺めました。
着いたタイミングではまだ雲がかかっていましたが、少しすると雲が消えて、綺麗な星空を鑑賞することができました。
写真では星が上手に撮れないのが悔しくて、目に焼き付けて帰りました。
午前:ピナイサーラの滝&午後:バラス島シュノーケリングの1日ツアー
1日ツアーを選択した場合、天候などによって午前と午後でプラン内容が入れ替わることがあります。
私たちが参加した日は、シュノーケリングする周辺の波が午後から荒れる予報だったので、直前で午前中にシュノーケリング・午後にピナイサーラの滝にプランが変更となりました。
昼食はツアー会社が、八重山そばとごはんを用意をしてくれて、シュノーケリング後そのまま船内で海を眺めながら食事をしました。
自然の中で食べる食事は、格別でしたよ。
所要時間(送迎時間込み)と料金(中学生以上)の相場
- 時間:6.5~8.5時間
- 料金:15000円
1日コースは、私たちが体験したプラン変更後の順番で、午前と午後のツアー内容を分けてお伝えしますね。
バラス島上陸&周辺シュノーケリング
半日コースの場合の時間(送迎時間込み)・料金(中学生以上)の相場
- 時間:2~3.5時間
- 料金:6000~8500円
救命胴衣・シュノーケル器具・飲み物・タオルの貸し出しがありました。
シュノーケル用品を購入せず、体験できるのはとてもありがたかったです。
南国の強い日差しがあるので、日焼け防止のためにもウォータープルーフの日焼け止めを塗りましょう。
また、水着の上に手足を全て隠せる長さのラッシュガードを着るのがおすすめです。
別日もシュノーケリングをしましたが、この対策のおかげで、たくさんの日差しを浴びたのに驚くほど日焼けしませんでした。
船でバラス島近くまで行き、浅瀬から水の中を歩いてバラス島へ向かいました。
サンゴでできてるので島周辺の海は砂で濁ることなく、とても透き通っていました。
バラス島上陸後は、船で2.3カ所のシュノーケリングスポットへ移動します。
シュノーケル器具の使用方法をレクチャーしてもらった後、ガイドさんに誘導されながらシュノーケリングを楽しみました。
運よく、ウミガメに出会うことができました。
ガイドさんが必死で色んな生き物を探して教えてくれるので、色んな生き物を見られましたよ。
カナヅチなので、救命胴衣とシュノーケルを着けていても最初は不安で、私1人だけ3分くらいまともに海水に顔もつけられませんでした(笑)。
しかし1度慣れてからは、恐さを忘れて夢中で海の中を眺めて泳いでいました。
私のように泳ぎに不安がある人は、ガイドさんが持っているビート版に捕まって泳げるので安心できますよ。
ピナイサーラの滝へマングローブカヌー&トレッキング&滝つぼ遊び
ピナイサーラの滝は、落差54mと沖縄県で最も大きい滝です。
違う滝へ行けるツアーもありましたが、せっかくなら沖縄一大きい滝を見たいと思い、ピナイサーラの滝を選びました。
半日コースの場合の時間(送迎時間込み)と料金の相場
- 時間:4.5~6時間
- 料金:8000~9000円
カヤック器具一式と、救命胴衣、トレッキングシューズ、防水バックの貸し出しがありました。
カヤックは、2人乗りより1人乗りの方が安定しやすいと教えてもらったので、私たちは1人乗りを選びました。
マーレー川の上流からカヤックに乗り、30分以上カヌーを漕いでピナイ川の上流を目指します。
私たちは初カヌーで上手に乗れるか不安でしたが、最初にカヌーの乗り方のレクチャーがありますし、カヌー自体初心者でも簡単に漕ぐことができました。
腕の筋力に自信がないので、カヌーを漕ぎきれるか不安でした。
腕が張ってしんどさはありましたが、楽しさが勝り往復全て1人で漕ぎきれました。
どうしてもしんどくなった時は、ガイドさんのカヌーと自分のカヌーを紐でつなげて引っ張ってくれるので、ご安心ください。
マングローブ林を見ながらカヌーで進むのはとても新鮮で、長い距離でしたが自然を感じながら楽しむことができました。
カヌーを降りたら30分弱かけて、ひたすら山道を登っていきます。
足場が悪く集中していないと滑ったりこけそうな道のりでした。
最近まで腰を痛めていたので、痛みが出ないか少し不安でしたが、特に腰への悪影響はありませんでした。
現在進行形で足腰に不安がある人には、負担が大きい道のりだと感じましたよ。
ハブもいて「危険生物だ」とびっくりしましたが、ガイドさんの説明や誘導があるので、安心して楽しむことができました。
途中でトカゲを何匹か見つけて、手に乗せたり写真を撮って遊びました。
僕の身体に乗せるとしばらく離れないトカゲがいて、一緒にトレッキングしているみたいで凄く楽しくていい思い出になりました。
長い旅路を経て見る滝は、達成感と感動を同時に味わえます。
滝つぼに入ってプカプカ浮かんだり、飛び込みをしたり、近くの岩山に登ってガイドさんに写真を撮ってもらったりしました。
トレッキング後の滝つぼはとても気持ちよかったです。
終了後は、山道を下ってカヌーを漕いで帰ります。
西表島へのアクセス&ツアー会社送迎
西表島まではフェリーで向かおう
西表島には空港がないので、石垣島からフェリーで移動するしかありません。
島南部の大原港・北部の上原港の2つの港があり、石垣港離島ターミナルからフェリーで片道40~50分かかります。
運航しているフェリー会社も2社あり、それぞれ運航時刻が少し異なります。
シーズンによって両社とも運航時刻や本数が変わるので、直前にホームページで確認しましょう。
中学生以上の片道・往復料金
- 上原港:2690円・5170円
- 大原港:2060円・3960円
上原港は北風の影響を受けて波が荒くなりやすいので、船酔いしやすい人は事前に酔い止めを飲むことをおすすめします。
船酔いしたことのない私と夫は、波が荒くても酔うことはなかったです。
しかし浮遊感が苦手な私は、荒波で船体がふわっと浮くたびにぞわっとして、生きた心地がしませんでした(笑)。
アクティビティ先までは送迎あり
ツアー会社のほとんどが、無料で港・ホテルからアクティビティ先まで送迎をしてくれます。
港に送迎してもらう場合、運航時刻とフェリー会社も指定されることがあるので、違うフェリーに乗らないように注意してくださいね。
私たちはツアー申込後に指定場所を確認して、ホテルを決めました。
まとめ
- 西表島までのアクセス手段はフェリーのみ
- アクティビティ先までは、大抵ツアー会社の送迎あり
- ナイトツアー&星空観賞ツアーでは、珍しい動物や綺麗な星空を見られる
- バラス島上陸&シュノーケリングツアーでは、奇跡の島で写真を撮ったり、サンゴ礁や魚を見ながら海を泳げる
- シュノーケリングは、カナヅチでも救命胴衣があるので余裕で泳げた
- ピナイサーラの滝へ行くツアーは、カヌーとトレッキングでピナイサーラの滝へ向かい滝つぼ遊びができる
ご紹介したツアーを体験することで、西表島の動植物・星空・海・川・マングローブ・山・滝などのあらゆる自然を堪能できます。
ぜひこのツアーを参考に、西表島でアクティビティツアーを体験してみてください。
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