埼玉県の地元で愛されている花の名所 巾着田と権現堂を散策しよう!

関東エリア

埼玉県は、東京のベッドタウン。

そのため、住宅地や人の行き来が多いイメージがあるかもしれません。

でも、実は自然豊かで、落ち着いた憩いのスポットも多いんですよ!

そのなかで、今回は「花」をテーマに、地元で愛されている花散策スポットを紹介したいと思います♪

美しき曼珠沙華!巾着田〈日高市〉

秋に赤色もしくは白色の花を咲かす曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

別名:彼岸花

埼玉県に曼珠沙華が一面に花を咲かす名所があることを知っていますか?

「巾着田」という、かつて水田だったところで、咲き誇る曼珠沙華を楽しむことができるのです。

曼珠沙華の名所として知られていて、開花時期は周辺道路が混むので注意です。

知らなかった!行ったことない!という方は、訪れてみてはいかがでしょう♪

曼珠沙華の名所「巾着田」とは

「きんちゃくだ」と読みます。

巾着田があるのは、埼玉県の南西部、日高市というところ。

巾着田は、この地域を流れる高麗川がつくった地形で、近くにある日和田山という山から見ると巾着の形に見えるため、「巾着田」と呼ばれるようになったそうです。

見どころ

コスモス畑やキャンプできる場所もあり人気なのですが、巾着田といえば、なんといっても曼珠沙華

およそ500万本の曼珠沙華が赤い花を咲かせ、一面に鮮やかな色が広がります。

ただ一面に広がっているだけでなく、木々が生い茂るなかに群生していて、これが巾着田特有の景色だと思います!

木々の間から太陽の光が差して、曼珠沙華の赤色が照らされて、それもまた美しさがあるんですよ!

巾着田は、自然が豊かなところにあり、曼珠沙華の時期は秋の香りがして、雰囲気がとても良い!

秋になると、「巾着田へ行かなきゃ!」と

つい足を運んでしまう場所なんだ(笑)

開花時期

例年9月中旬から10月上旬が開花時期とされています。

しかし、どの植物にもいえることですが、その年の天候によってかなり左右されるんです。

3年前に行ったときは、9月30日でしたが、写真のような感じでした、、、。

少し遅かったんですね、手前側が枯れてきてしまっていますね・・・。

 

2年前は3年前の反省を活かして、少し早めて9月24日に行きました。

見頃のところもありますが、場所によっては終わりかけているところもありました。

なんとなく、9月20日頃が見頃なのかなと思います(笑)

しかし、昨年は、雨が多かったか寒かったかの理由で開花が遅れて、9月20日を過ぎてもまだ蕾との情報が。

結局予定が合わず行けなかったのを覚えています。

一番良いときに合わせて行くって案外難しいですね。

巾着田の開花状況やお知らせは、日高市・曼珠沙華の里「巾着田」の公式ホームページに公開されていますので、必ずチェックしてくださいね。

「巾着田」公式ホームページはこちら

巾着田曼珠沙華まつり

例年9月中旬から9月下旬に、巾着田曼珠沙華まつりが開催されています。

私が行ったときは、高麗鍋、味噌こんにゃく、ジェラートなど、その場で買って味わえる屋台が出店していました。

基本情報

巾着田の利用可能時間やアクセスなどの基本情報です。

営業時間

駐車場について

第1駐車場、第2駐車場、第3駐車場とありますが、第2と第3はイベント開催時のみ開放です。

第1駐車場は駐車可能で、現在の開閉時間は午前7時から午後5時となっているようです。

 

ご利用について

指定の区域でのみ、バーベキューやデイキャンプが可能です(宿泊を伴うキャンプを行うのは禁止です!)。

巾着田曼珠沙華まつりは、曼珠沙華開花期間中、午前9時から午後4時30分まで行われています。

料金

曼珠沙華開花期間中のみ、観覧料として大人1名300円がかかります。

お車でお越しの方、駐車料金がかかります。

1回入場ごとに、普通車・軽自動車は500円、オートバイなどは100円、大型バス3,000円です。

アクセス

巾着田へのアクセスは、電車をおすすめします!

  • 車の場合

周辺道路にあまり迂回できるような道がないということもあり、数km手前から渋滞になってしまう可能性が高いです。

また駐車場も混みますので、おそらく臨時駐車場が設置されます。

  • 電車の場合

西武鉄道の西武秩父線「高麗駅」から徒歩15分で巾着田へ到着できます!

行きも帰りも電車の本数が1時間に2〜3本ほどなので、そこだけご注意をお願いします!

四季折々楽しめる権現堂〈幸手市〉

「権現堂」は地元の方なら、必ず知っていると言っていいほど桜の名所!

桜の季節になると、地元の方だけでなく、各地から人々が訪れ賑やかです。

桜のほか、季節ごとに楽しめるように、あじさい、曼珠沙華などが植えられています。

権現堂の端から端まで、程よい距離で、

ちょっとしたお散歩にも最適♪

権現堂とは

権現堂は、埼玉県の北部、幸手市にあり、正式名称は「県営権現堂公園」です。

多目的運動公園(1号公園)、権現堂公園(3号公園)、幸手権現堂桜堤(4号公園)で構成されています。

桜が並ぶのは、幸手権現堂桜堤(4号公園)です。

 

以前、引っ越しをして、比較的近くに住んだことがありましたが、住み始めた当初は権現堂を知りませんでした。

初めて行った現地の美容室で、スタッフさんが「この間、権現堂で、、、」とお話を始めました。

「権現堂って何ですか?」と返したら、「え?知らないの?どこ出身なの?」とかなり驚かれました(笑)

ここが地元であれば、必ず知っている・行ったことがあると言っても過言でもないようです!

春は桜と菜の花がとにかく綺麗!!

およそ1,000本の桜(ソメイヨシノ)が、長さ1kmの権現堂桜堤に並びます!

桜堤は、人が並んで2〜3人で歩けるくらいの道幅で、道の両側に桜の木が並んでいます。

満開の時期は本当に綺麗!!

例年3月下旬から4月上旬に桜まつりを開催していて、例年、数々の屋台が出店しています♪

権現堂桜堤の駐車場を正面としたときに、桜堤の向こう側の敷地には、菜の花畑が広がっています。

桜と菜の花それぞれを単独で見ても綺麗ですし、色彩のコラボレーションも素敵!

さまざまな種類の桜が咲いている一画もあり、こういう桜もあるんだ!と勉強にもなります!

梅雨の楽しみ あじさい

梅雨は気持ちが落ち込み気味になりますが、ここに来るとそんな気持ちも吹き飛びます(笑)

桜に代わって、あじさいが権現堂桜堤を彩ります。

上の写真のような「ガクアジサイ」と呼ばれるものや真っ白いあじさいなど、色や形たくさんの種類のあじさいがあるので、見ていて飽きないですよ。

権現堂には、なんと100種のあじさいがあるんだって!

秋の主役 曼珠沙華

春の桜、梅雨のあじさいに代わり、秋は曼珠沙華が主役に。

およそ300万本の曼珠沙華で、桜堤が赤色に彩られます。

先に紹介した巾着田と同じ、9月中旬から10月上旬が開花時期になります。

 

権現堂の花々もその年によって開花状況が変わりますので、訪れる前に、県営権現堂公園もしくは幸手市観光協会のホームページをご確認ください。

県営権現堂公園ホームページはこちら

幸手市観光協会ホームページはこちら

基本情報

幸手権現堂桜堤(4号公園)基本情報です。

営業時間

権現堂桜堤は、24時間営業です。

駐車場の利用時間

4月〜9月は午前8時30分〜午後7時、10月〜2月は午前8時30分〜午後5時、3月は午後8時30分〜18時です。

料金

権現堂桜堤への入園料、駐車場料金は無料です。

桜まつり期間中は、駐車料金(500円程)がかかる可能性があります。

アクセス

権現堂桜堤へのアクセスをご案内します。

  • 電車の場合

東武日光線「幸手駅」から朝日バス「五霞町役場」行きバスに乗車、「権現堂」で下車です。

「幸手駅」から権現堂まで徒歩の場合は、約30分です。

  • 車の場合

様々な方面からの行き方があるようです。

幸手市観光協会ホームページ(アクセス「車」)をご確認ください。

幸手市観光協会ホームページ アクセス「車」はこちら

まとめ

巾着田

  • 埼玉県日高市にあり、曼珠沙華の名所で、およそ500万本の曼珠沙華が咲き誇ります。
  • 例年9月中旬から9月下旬に巾着田曼珠沙華まつりが開催され、曼珠沙華と地元料理が楽しめます。
  • その年によって開花状況が異なりますので、公式ホームページで必ず確認してください。

権現堂

  • 埼玉県幸手市にあり、桜の名所で、権現堂桜堤には、長さ1kmにわたって、およそ1,000本の桜が並びます。
  • 例年3月上旬から4月上旬に桜まつりが開催されていて、お祭りの屋台が並びます。
  • 季節によっては、あじさいや曼珠沙華が楽しませてくれます。

「お花を見ながら散歩したい」「綺麗な写真を撮りたい」「花々に癒されたい」という方に、訪れてほしいスポットを2ヶ所紹介しました。

どちらも地元で愛されていて大切に管理されている場所ですし、憩いの場となっています。

開花状況は年によって異なるので、訪れる前に公式ホームページをご確認くださいませ。

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