子育てが、ひと段落して、時間もあるので何かペットを飼いたい。
そういった中高年が、最近は増えてきているそうです。
私の姉も同じで、子供も就職し時間に余裕ができたので、ペットを飼ってみたい。
散歩をしなくてよくて、なついてくれて、癒しになるような動物。
小旅行をよくするから、できれば留守番させやすい方がいいとのこと。
それなら小動物はどうでしょうか。
容貌もかわいらしく、1泊2日程度なら、お留守番もさせやすい動物もいますよ。
確かに小動物は、留守番はさせやすそうだし、可愛らしい子が多いですよね。
しかし、なつくかどうかは、その子の性質にもよるようですね。
ペットを飼うには、他にも基本的なことを知っておいた方がいいので、気になる癒し系の小動物について調べてみました。
ウサギ
最近では、ペットショップでもよく見られるうさぎ。
品種も多く、お店で見ているだけでも癒されます。
人なつこさ
よく聞くのは、「人には慣れるけど、懐かない。」
「飼いだして、1年たつのに、寄ってくるのは、餌をあげる時だけ。」などという話を聞きます。
しかしこれは、個体にもよるようです。
ペットショップで人をみて寄ってくる子は、なつくみたいだね。
活動時間
うさぎは、どちらかというと夜行性に近い動物です。
完全な夜行性ではないので、それぞれの飼育環境によって、パターンは変わってきます。
飼い主さんの生活サイクルに合わせることができるようです。
夜行性ってことは、夜中に活発に動くってこと?
ペットうさぎの場合は、夜の時間帯よりも、朝方に、活動をし始めるうさぎが多いようです。
留守番
1泊2日程度ならOK。
病院やホテルは、店舗により断られる場合があります。
旅行をよくする場合は、預け先を調べておく必要があります。
臭い&トイレ
糞の臭いは、きつくはないのですが、尿は糞に比べて多少臭います。
トイレのしつけは、一般的に簡単と言われています。
しかし、恥ずかしかったり、落ち着かなかったりしている子は、覚えるのが苦手です。
費用
個体価格
うさぎの個体価格は品種によります。
人気の品種である「ネザーランドドワーフ」や,「ホーランドロップ」は¥10万前後。
学校などで飼育されているミニウサギは、¥8,000~¥20,000前後。
初期費用&準備するもの
初期費用は約¥3万程。
普通のゲージは、金網になっていて足を痛めてしまうので、ゲージの底には、簀の子が必要です。
月々の飼育費用&消耗品
月3,000円から5,000円
シマリス
つぶらな瞳がとってもかわいいリス!
木の実を食べたり、木の穴に入っていったりする様子をみていると、飼いたくなります。
しかし、このかわいい容貌とは違い、狂暴な面もあります。
リスを飼っている人の悩みでよく聞かれるのが、「噛み癖。」
特に、メスの性格はキツいというか、元気な子が多く、噛み癖はつきやすいです。
またリス特有の、「タイガー期の凶暴的な行動」には注意が必要!
タイガー期って何?
秋の終わりごろから、冬にかけて狂暴になる時期のことです。
どんなに慣れていたリスでも、別リスくらい変わります。
何だかその時期は、飼い主もストレスが溜まりそうだな。
人なつこさ
基本的に人とのスキンシップが、苦手です。
撫でられるのが、余り好きではありません。
シマリスの方から近づいてくるまで、人間の方から近寄ったり、抱っこしようとしたりしないことです。
懐くには、かなりの時間と根気が必要です。
鑑賞して楽しむペットだね。
スキンシップが好きな人には合わないかな。
活動時間
リスは夜行性ですが、ある程度は飼い主の生活スタイルに合わせることもできます。
留守番
適度な温度管理をせれば、2,3日は可能です。
室温を23-25度に保つ。
長期不在する場合は、給水ボトルを2本以上おいておく。
ゲージの戸締りをしっかりとし、脱走しないようにする。
小旅行をよくするから、留守番をさせやすいのはいいね!
臭い&トイレ
リスの体臭は、そこまでひどくありませんが、尿や糞はかなり臭います。
またトイレのしつけは難しいので、根気がいります。
費用
個体価格
シマリスは、だいたい7000円~1万円程です。
人にも懐くという理由から、大人のリスより赤ちゃんリスのほうが高価です。
初期費用&準備するもの
初期費用は2万円~3万円程。
月々の飼育費用&消耗品
数千円から1万円前後
ゲージも消耗品と考えましょう。
リスの足の裏からは、ロウのような物質が分泌しているため、汚れてきます。
フェレット
私がフェレットを初めて見たのは、20数年前です。
当時はペットショップの片隅に、数匹しか販売されていませんでした。
最近では色々なフェレットが、店頭で見られるようになり、人気があるようですね。
人なつこさ
犬や猫と同じように、なつきます。
フェレットの事を一言でいうと、好奇心旺盛ないたずら小僧。
反面飽きやすい性格なので、 一緒に遊んでいたかと思うと、 すぐにそっぽを向きます。
そういった面は猫に似ていて好きだな
懐きやすい品種は、マーシャルフェレット・ホールデンフェレット
パスバレーフェレットです。
活動時間
フェレットは、夜行性と言われていますが、日中でも活動することが多い動物です。
人間の生活に合わせて、寝起きするようになってくるので、飼いやすい動物です。
留守番
睡眠時間が長く、留守番が得意。
ただし、1泊2日以上の留守番をされる場合は、ゲージ内ではストレスが溜まるのできびしいです。
2泊3日位までなら、7畳以上のフェレット専用部屋がある飼い主さんは、留守番をさせているようです。
臭い&トイレ
フェレットは、独特な体臭を持っています。
トイレの臭いは、さほどひどくありません。
フェレットは賢い動物なので、トイレの躾はしやすいようです。
費用
個体価格
一般的に、¥3万〜¥5万程です。
初心者でも飼いやすく、噛み癖が少ないマーシャルフェレットや、マグナフェレットは¥5万~¥7万程します。
初期費用&準備するもの
初期費用は、約3万円。
フェレットは遊ぶことが大好きなので、ゲージの中ばかりでなく、室内にだして、ボール、トンネル、チューブなどで遊ばせるといいよ!
月々の飼育費用&消耗品
月5,000円程度
前述したように、フェレットはイタチ科なので、独特な体臭があります。
消臭アイテムは、必須です。
まとめ
- ウサギは、なつきやすいが、個体による。
- シマリスが、人になつくのは、かなり時間がかかる。
- フェレットは、なつきやすいが、猫に近い感じで飽きっぽい。
- ウサギ&フェレットは、1泊2日程度の留守番であればできる。
- リスは、温度の調整などを行えば、2,3日の留守番はできる。
- フェレットは、7畳以上の専用部屋があれば、2,3日の留守番はできる。
人間の生活スタイルに合わせて活動ができるという点では、小動物は、初めてでも飼いやすいのかなと思いました。
しかし、「なつく」という点では根気がいりそうですね。
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