子供の虫歯予防には、どんな事をすればいいか知っていますか?
歯磨きはしているけど、他に何か方法があるの?
歯磨き以外にも予防できる事はあります。
普段の生活や意識を少し変えるだけでも、虫歯を予防することはできるんですよ。
今回は虫歯になることのリスクや予防方法についてまとめてみました。
今から虫歯にならない環境づくりをして、大切なお子さんに生涯虫歯がないお口をプレゼントしてあげませんか?
虫歯を予防する方法
リスクを知ったら、虫歯を予防する方法を8つ紹介していきます。
すべてを完璧にこなす事は大変なので、自分でできそうな事から始めてみてください♪
何かを試してみることで、お子さんのお口の虫歯菌が遠ざかっていきますよ☆
食べ物やスプーンを共有しない
虫歯にならないためには、3歳までが勝負と言われています。
そのためその時期に食べかけのものを食べさせたり、同じスプーンを使いまわすことは極力避けたほうがいいです。
なぜなら生まれたばかりの赤ちゃんは、口の中に虫歯菌はなく、食べ物やスプーンを共有する事で大人の虫歯菌が赤ちゃんの口の中に入ってしまいます。
私も子供が赤ちゃんの頃、他の家族が食べかけの物を食べさせる時は気になってしょうがなかったなぁ~。
しかし、今となっては過度に気にしてばかりいたら親子のコミュニケーションもとれないなっ!という気持ちにもなり、あまり神経質になりすぎず、無理のない程度で気をつけるといいのかなぁと個人的には思います。
よく噛んで食べる
よく噛む事は消化にいいというイメージですが、よく噛む事で唾液がたくさんでて、虫歯予防にも効果があるんです。
1回に30回以上かむことが推奨されていますよ。
でも、30回ってすごい回数が多くて結構大変なんです。
毎回そんな回数を子供に強要することは難しいので、『よく噛んでたべようね』と声をかけるだけでも効果はあるんじゃないかなと思います。
定期検診
私が小さい頃は虫歯になったら、歯医者に行くっていうイメージでしたが今は違います。
虫歯にならないために、健診やフッ素を塗りにいきます。
怖がらずに歯医者へ連れていくためには、『痛い事しないから大丈夫だよ』とか『怖くないから大丈夫だよ』などの言葉はNGです。
『痛い』『怖い』は子供にとっては余計、不安になってしまうフレーズです。
その代わりに、『歯医者さんに歯磨きをしにいこう』などのマイナスなイメージを持たれない声かけが重要です。
お菓子を控える
子供はお菓子が大好き。
口の中に甘いものが残りやすい、あめやジュースは特に虫歯になりやすいです。
私の家では子供がチョコレートが大好きなので、チョコは食べるけどそれ以外の虫歯になりそうなあめ、ぐみ、炭酸は控えています。
しかし、両親に預かってもらっている間に子供は私の目を盗んで、アメやハイチュウを食べています。
両親も、喜ぶからついつい買ってきてしまうんですよね…。
そんな時は1日に何個までかを決めて、食べ過ぎを防ぎましょう。
ダラダラ食べない
ダラダラ一日中、食べたい時にお菓子を食べているのも虫歯になりやすい環境にしてしまうんです。
その理由は、食べ物の中にある酸が歯を溶かすことで虫歯になるからです。
常に口の中に食べ物があるとずっと溶け続けてしまうと思うとこわい!
特に夏休みなど、一日中家にいる時は要注意です。
- 時間を決めておやつを食べる。
- 『ながら食べ』をやめる。
を意識してみてください。
私の子供も勉強しながらお菓子を食べることが習慣になっているので、直していきたいなぁと思っています。
仕上げ磨き
仕上げ磨きは、保育園くらいまでするものかなって思っていましたが、大きくなっても必要です。
永久歯と乳歯が生えている時期は、歯がガタガタしていて汚れが残りやすいです。
特に前歯の裏や、奥の永久歯は磨き残しが多い場所なので必ずみてあげるといいと思います。
小学生高学年くらいまでは、毎日ではなくてもたまには口の中を見てあげるのがいいですね✩
歯医者さんや薬局に仕上げ磨き用の歯ブラシも売っていますので使ってみてください。
フロスを使う
虫歯になりやすいのは歯と歯の間なので、フロスを通すことがとても大事です!
子供でもフロスはでき、私の子供も5才でやっています。
自分でやってくれると助かりますよね。
子供には糸状になっている物より、プラスチックについているフロスがやりやすいですよ♪
歯磨きの習慣化
歯磨きは当たり前の事だけど、めんどくさい事でもありますよね。
コロナ前は保育園や小学校の給食の後に歯磨きをしていましたが、今はなくなってしまいました。
そのため、家での歯磨きがもっと重要だと思うようになりました。
私の子供、朝はやらずに学校に行ってしまい夜は寝てしまってできないこともあります。
1回くらいいいかなぁと思ってしまいますが、親がそんな考えだと子供に習慣化させるのは難しいので、まずは大人の意識を変える事が大切です。
子供に歯磨きをさせるだけではなく、一緒に歯磨きをして親子で習慣づけていく事が大事です。
お風呂で一緒に歯磨きをするのもおすすめ☆
子供に虫歯ができるとどうなる
子供に虫歯が出来ると、痛くてかわいそうな事だけでなく歯並び、顎、集中力、運動能力などに関わるリスクがあります。
このことを知ると、虫歯予防の大切さが分かりますよ☆
歯並びや顎の発達に影響する
虫歯になると歯がかけたり、早期に抜けてしまったりと、失った歯の隙間に歯が倒れていき歯並びが悪くなります。
歯並びは見た目の問題だけではなく、上下のかみ合わせを悪くしてしまい、よく噛む事ができず顎の発達にも影響がおきます。
集中力がなくなる
虫歯によって噛み合わせが悪くなると、食事をしっかり噛む事ができなくなります。
よく噛む事で脳に刺激を与えるのですが、それがなくなると脳が活性化されず集中力がなくなります。
よく噛むことで認知症の予防もできると言われているくらい大事なことです。
また歯並びが悪い場合、口が開いて口呼吸になりやすいそうです。
口呼吸は脳の酸素をたくさん消費することで、体を疲れやすくさせるため集中力が落ちるといわれています。
運動能力の低下
噛み合わせが悪いと、体のバランスが悪くなってしまいます。
運動で力を入れるときは、どうしても奥歯で噛み締める事が多く、虫歯で歯が欠けてしまっていたり抜けていると噛み合わず、力を入れる事ができません。
このように虫歯になると、歯以外にも大きく影響することが分かり虫歯は絶対作らせたくない!って思えてきますよね。
まとめ
今回は虫歯にならない予防の方法を紹介しました。
〈虫歯を予防する方法〉
・食べ物やスプーンを共有しない
・よく噛んで食べる
・定期健診に行く
・お菓子を控える
・ダラダラ食べない
・仕上げ磨きをする
・フロスを使う
・歯磨きの習慣化をする
虫歯が原因で、歯並びや顎の発達に影響する、集中力がなくなる、運動能力が低下することがある。
私も虫歯のない歯がうらやましいので、子供には絶対虫歯を作らない!!と決めています。
虫歯のない歯は、親ができる最高のプレゼント!
お子さんが大人になった時きっと感謝してくれるはずですよ。
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