お祭りの金魚には正しいトリートメントをして長生きをさせよう!!

お役立ち情報

コロナで何年も中止になっていた夏祭りに、子供たちと一緒に行ってきました。
屋台がたくさん出ていて、中でも子供が興味をもった
金魚すくいはすごい人気でした。

1時間近く並んだよ~

私も子供の時に金魚を飼っていましたが、世話をするのは祖父で飼い方もほとんど知らなかったので色々調べて育ててみました。
しかし私達の金魚は1週間ほどで死んでしまいました。

そこで学んだのが、金魚を長生きさせるためにはトリートメントと呼ばれるケアが必要だということです。

金魚はストレスに弱く網で追いかけられたり、移動の時間でかなり疲れた状態になっています。

トリートメントは弱った体を元気にさせるために行う人間でいう集中治療室のようなもので、方法期間を正しく行うことが重要です。

もし今後金魚を育てる機会があれば絶対長生きをさせてあげたいし、これから飼われる方にも是非参考にしていただきたいです。

帰ったらすぐに塩水でトリートメントをしよう

ストレスで弱った金魚にはまずしてあげることは、トリートメントと呼ばれるケアです。
ここでは、トリートメントの方法、期間について説明します。

私は、家に着いてからどうやって飼えばいいかを急いで調べてトリートメントが必要ということも知ったので、もし最初から飼うことを決めていたら準備しておくことをおすすめします。

このトリートメントを乗り越えれば金魚は元気に長く生きてくれますよ☆

トリートメントで元気にさせる方法

トリートメントは0.5%の金魚の体液濃度に近い塩水を使います。

水中で金魚は体内に入った水を外に出すために体力を使っています。
体内に入ってくる水と体液の濃度が近いと身体にかかる負担が少ないので余計なエネルギーを使わずに済むのです。

トリートメントすることでお祭りでストレスを受けて弱った体も回復でき、更に塩水はバクテリアや寄生虫が生きにくい環境なので、突然水道水に入れられるよりも病気になるリスクが減ることで長生きに繋がります。

【用意するもの】

  • バケツ、水槽など
  • 水道水

これは最低限用意するもので、もしカルキ抜きがあれば一緒に入れましょう!

カルキ抜きがない場合ビタミンCの飴で代用できるよ!

【方法】

  1. 塩水を作る。
    1000㏄(牛乳パックなど)の水に小さじ1の塩を入れると0.5%の塩水になります☆
  2. 温度を合わせるため袋のまま塩水の中に入れる。
    袋の口は開けて金魚が出ていくまでほかっておく。

トリートメントは簡単にできるので金魚のために必ずやってあげましょう。

2週間毎日行うと効果UP

私は次の日に水槽などを買いそろえて、1日だけトリートメントをして次の日から餌を与えて普通に飼い始めてしまいました…。

しかし、トリートメントの期間は2週間必要です。
そして最初の3日間は餌をあげてはいけません
金魚はエサを消化するエネルギーを使い体に負担をかけてしまうからです。

大変ですが必ず毎日水を変えてトリートメントをしてあげてください。

観察していて弱っている金魚の特徴は傾いている、目が充血しているなぁと感じたので、金魚の様子を見ながらトリートメントの期間を伸ばすのもいいと思います。

この期間の間に水槽やブクブクの酸素などを用意していきましょう♪

100均でも金魚グッズが購入できるのでおすすめ!!

お祭りの金魚はストレスに弱い!

お祭りの金魚ってすごく弱いイメージがあってかわいそうだなぁと思ったのですが、子供たちがどうしてもほしいと言ったので大切に育てるという約束で買いました。

お祭りの金魚はストレスにとても弱くで、それは人間が与えるものがほとんどです。

血糖値がストレスにより上がり体についている寄生虫などが増加します。
寄生虫を取るために体から粘液を出し、
鰓を覆ってしまい呼吸をするのを邪魔し死んでしまうのです。

持ち帰った金魚はみんな口をパクパクさせていて話しているみたいで『かわいい~』とのんきに見ていましたが苦しかったのかもしれません。

一般的な金魚の寿命は15年ほどと言われていて上手に飼えば長く生きられるんです。

お客さんに追い回されるストレス

1つ目のストレスは、お客さんに追い回されるストレスです。
金魚すくいを待っている間でさえ、私たちは苦痛だなぁと感じていたのにそれ以上の時間網で追い回される金魚の気持ちになったら本当に疲れると思います。

永遠に鬼ごっこをしているようなものだよね。

そんな金魚を休ませてあげるため金魚すくいをしたら、なるべく早く静かに家に持ち帰ってあげましょう。

金魚すくいは帰る直前にするのが良さそうだね!

子供の扱い方によるストレス

2つ目のストレスは、子供の扱い方によるストレスです。

☆持ち帰る時
持ち帰る時にも小さな袋に入れられて、ずっと揺れている状態なのでこれもすごく金魚にとったら目が回って疲れますよね。

私の子供はお祭りから帰るまでに2回も金魚が入っている袋を落としていました!
大切に育てると言ったのになんで落としてしまうのかと注意してしまったけど私が持ってればよかったんだと後悔しました。
金魚のことを考えたら子供が『持ちたい!』と言っても大人が持つ方がいいです。

☆水槽に入れたとき
家に帰って水槽に入れたときに、トントンと叩いたりつっついたりすることも大きなストレスです。

これは大人もよくやってしまいがちですよね。

人間も同じように袋に入れて振り回されたり、ケースに入れられてつつかれたらすごいストレスです。
子供にも自分がされたらどう思うかを話せば少しは理解できると思うので、まずは一緒に金魚の気持ちを考えてあげることが大切です。

まとめ

今回はお祭りで買った金魚のトリートメントの仕方について紹介しました。

  • トリートメントは金魚にとって手中治療室に入るようなもの
  • 買ったらすぐに持ち帰る
  • 揺らしたりつついたりしない。
  • 家に帰ったらすぐに0.5%の塩水で2週間トリートメントをする
  • 3日間は餌を与えない
  • お祭りで買った金魚はストレスに弱い
  • 金魚を飼うことで子供が命の大切さを知る良い機会になる

お祭りの金魚でも正しい知識を知って上手に育てれば、長生きさせることはできます。

そして金魚を飼って良かったことは子供が、命について考えてくれたことです。
言葉では説明しにくい命の事を、実際に体験することできたので生き物を飼う事は必要なことだと思いました。

私も今度飼う機会があれば、今回学んだ事を生かして子供と一緒に大切に育ててあげたいと思います。

 

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