2歳で終わると思っていたイヤイヤ期「3歳になってなんかパワーアップしてない!?」
と思っていませんか?
魔の2歳児と言われるように、イヤイヤ期はほとんどのお子さんが1歳半~2歳くらいで現れます。
でも、我が家の3歳児のイヤイヤはもっと大変!!
まさに今3歳児のイヤイヤの壁に当たって、どう対応したら良いのか思い悩みました。
3歳児のイヤイヤが2歳児の時とどう違うのか?
息子に対して取った行動の失敗談と、その経験で学んだ上手な付き合い方をお話しますね。
2歳の時よりパワーアップ⁉3歳児のイヤイヤ期の特徴
3歳のイヤイヤは第一反抗期ともよばれ、2歳児のイヤイヤ期よりも格段にレベルアップします。
「ダメだよ」と言うと余計に反対の事がしたくなっちゃうんですね。
幼稚園や保育園ではちゃんとできているのに、お家に帰ると急にできなくなる…。
これも、ある程度人や場所を選んで行動していることになります。
そして体力面でも2歳と3歳では違う!!
我が家は3歳の息子が怒りのままに力いっぱい引き戸を開けて、レールが壊れた事があります…。
体力面でもパワーアップしているから、暴れたり大きな声を出す時はもう大変!!
癇癪を起こした息子へのNG対応
私の息子は気に入らない事があると癇癪をおこし、すぐに物に当たっちゃいます。
その辺にあるティッシュの箱やおもちゃを手あたりしだい投げまくる…。
些細な事でも物を投げるので、どうしたら良いのか分からず私も自分の感情のままに叱ったり投げた物を取り上げたり、時には「鬼さんが来るからね!!」と脅したりしていました。
でも効果は全くなく、小学2年生の長男にまで悪影響を与えていたんです。
何が良くなかったのか、お話しますね。
感情のままに大きな声で叱る
私は子供が癇癪を起こし、奇声をあげたり物を投げた時に「なにやってるの!!」と大きな声で叱っていました。
それはもう、自分のストレスを発散するように大きな声で…。
ついつい感情的になってただ叱っていたのですが息子は【大きな声で怒られた】という事実だけが頭に残ってしまったようで、なぜ怒られたのかは理解できていないようでした。
逆に叱られた恐怖で更に大きな声で泣くようになった…。
お互いの体力の消耗と、叱った後にやってくる後悔の念に襲われるだけで何も解決になっていないなと反省しました。
投げた物を捨てようとする
大きな声で感情的に言ってもダメだと分かった私は、次に息子が癇癪を起こして物を投げた時に「だいじだいじできないならすてちゃうよ!!」
と言って隠す作戦を実行。
すると「ダメー!!」とその時は投げるのをやめるようになりました。
【捨てる】というワードを出すと言う事を聞いてくれるようになったので、何度かこの手を使うようになりました。
実際に捨てるわけではありませんが、投げたものを子供の手の届かない所に隠していたんです。
でもある日、小学2年生の長男が弟とケンカをしていた時に「もうこのおもちゃいらないよね!?捨てるよ!!」
と言ってゴミ箱の方へ持っていく姿を目撃しました…。
そっくりそのまま私のマネをしていたんです。
普段から「物を大切にしなさい」と教えているのに【捨てるよ】という言葉は矛盾している事に気が付き、ママが間違っていたと長男にも話して、捨てると言うワードを使うのはやめました。
鬼さんが来るよ!!と脅す
スマホアプリでもよくある鬼から電話。
アプリを起動して鬼の種類を選ぶと、着信音が流れて怖い鬼が話し出します。
息子は鬼が怖いので「鬼さん来ちゃうよ‼︎」と言うとたいていは素直に言う事を聞いていました。
でも、実際に鬼なんて来ません。
たとえ鬼から電話の後に言う事を聞かなくても、鬼はやってこないのです。
それが一度でも分かってしまうと、もう効果は無くなります。
効果が無くなってから気付きましたが、それまでは何度も鬼さんを登場させて脅かしていました。
3歳児のイヤイヤ!!我が家の対処法!!
どこまでがイヤイヤ期で、どこからがわがままのイヤイヤなのか線引きが難しいから厳しく怒って良いのかが分からない!!
これまで私が失敗した経験をもとに、物を投げて人に当たったら危ない事や、お店でのルールを理解してもらうための対処法をご紹介しますね。
子供はすぐには理解できないので、何度も繰り返し伝えることで少しずつ行動に変化が現れます。
特に感情のまま物を投げちゃうお子さんは長期戦を覚悟してゆっくり分かってもらいましょう。
スーパーやショッピングモールで上手にお買い物をするのがまだ難しいお子さんには、コンビニのような小さなお店から練習すると良いですよ。
詳しく、お話しますね。
癇癪や物に当たった時の対処法
まずは息子の気持ちを知る為に行動パターンや表情を観察する
自宅で息子が癇癪を起こして物を投げたり、奇声をあげたりした時に私はまず観察するようにしました。
少し離れた所から観察していると、息子の行動パターンが分かるようになったんです!!
「あ、この行動を取った時に私がどう出るのか試されているんだ。」
と気づいてからは、これまでとは違う対処法で息子に接するようになりました。
息子の気持ちを代弁してあげる
3歳にもなると、口が達者になってある程度の会話ができるようになりますよね?
でも、話せる言葉の数もまだまだ大人に比べて少なく、自分の気持ちを上手に伝えられません。
言葉で伝えられない分、行動でイライラを表現します。
そこで私がとった対処法は、まず息子が物を投げようとした時に優しく声掛け!!
「あぶないよ?あたったらいたいよね?やめよっか?」
必ず目を見て、優しく諭すように話しかけてみました。
やめてくれるまで、何度も何度も。
それでも投げちゃう事もありましたが、そんな時は特に怒らずスルー。
投げるのをやめてくれた時には息子の気持ちをできるだけ代弁!!
「○○がイヤだったね、でも大丈夫だよ」
「ほら、こうしたらできたよ」
子供は常に親の行動を見て育っていくのですね。
お買い物中にイヤイヤしちゃう子にはコンビニのお買い物で練習♪
スーパーでカートに乗っても5分も持たずに「おりる!!」とイヤイヤしはじめ、自分の行きたい方へ行かないとその場に座り込んだり寝転んでジタバタしたりして買い物ができなかった事があります。
走ってお店の外に飛び出そうとしてヒヤッとした事も。
大きなお店では他のお客さんに迷惑をかけてしまうので、イヤイヤしてもすぐに出られるコンビニにはできるだけ一緒に行ってお買い物のルールを分かってもらう練習をしています。
《選ぶお菓子は1つだけ》というお約束を作って守れるように練習しました!!
今では、小さなお店ならとっても上手に一緒にお買い物できるようになりましたよ♪
まとめ
息子の幼稚園の園長先生がおっしゃっていた言葉があります。
どんなに偉い人や神様を前にしても、泣いて助けを求めるのは必ず親なのです。
子供は《親だから》ただそれだけでこんなにも厚い信頼を寄せる事ができます。
正直、その信頼に応えるのに少々しんどくなる時もあるでしょうが、私達大人はその寄せられた無償の愛を大切にしなくてはいけません。
それを忘れずに日々息子達にとって一番良い子育て法を試行錯誤していきたいと思います。
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