あなたは『海岸沿いの道の駅』って聞くとどんなイメージを想像しますか?
日本海沿いの道の駅に寄っていこう!
といわれたら
気に入った土産があれば買って、その後ソフトクリームでも食べて
ちょっとしたトイレ休憩にいいね。
そんなふうに思ったりしませんか?
私はそう思いながら車に揺られ、向かった海岸沿いの道の駅。
結果、お土産を買わず、ソフトクリームも食べずに道の駅を後にしました。
道の駅でこんな経験初めてです。(別に買いたいものがなかったわけではありませんよ)
代わりに持って帰ってきたのは
絶景に圧倒された高揚感と、また行きたい!という気持ち。
そうなのです!
富山・雨晴海岸にある道の駅は
世界唯一のオーシャンビューが独り占めできる絶景スポット!
ロマンティックで、洗練されてて時々ノスタルジー。
富山が世界に誇る雨晴海岸に佇む道の駅『雨晴』きっとあなたも行きたくなるはず!
雨晴海岸に佇む道の駅『雨晴』
国道415号線から雨晴トンネルをでて10分ほど車を走らせると、民家とならんで突然現れる白壁にガラス張りのおしゃれな建物が目に入ります。
結婚式場かなんかかな?って思いましたがここが道の駅雨晴でした。
ここからは個人的感想になるので施設情報はこちらで確認してみてください→道の駅「雨晴」
このサインボードだけでも何となくおしゃれさが伝わってきませんか?
建物までのアプローチは、高くそびえる真っ白の壁に挟まれた階段を上ります。
空と白壁の爽やか&フォトジェニックな空間になっていて素敵!
この階段を上り切ったときの眼前に広がる景色が超すがすがしいのです!
広い展望デッキや店内から見えるオーシャンビュー
横に長い展望デッキからの眺めはこんな感じです!
日本海が果てしなくつづいているだけの地平線に心がかなり癒されます。
心地いい潮風とかすかに流れるハワイアンミュージックで、完全に心が持っていかれちゃった~
この日は波が穏やかだったので、聞こえるのは静かなさざ波の音だけ。
これがまた癒しで時間を忘れてしまう気持ちになりました。
この景色が建物全体から見渡すことができるので、カップルも家族連れもアマチュアカメラマンっぽい方もそれぞれに景色を楽しんでいました!
船のようなおしゃれな建築物
道の駅の建物全貌がこちら!
今回、建物の中から景色を楽しんでいたので残念ながら全体を写すことはできずでしたが、建物はこんな形↓
なんだか海に浮かぶ客船のよう。。。
1階はお手洗い、サイクルステーション、情報発信スペース
2階は展望デッキとカフェ、お土産売り場
3階は展望デッキと多目的スペース
基本的に展望デッキやお手洗いは24時間開放中とのことです
早朝の日の出とかも絶対素敵だろうなぁ・・・
道の駅『雨晴』からの絶景の見どころ
世界唯一の景色
雨晴海岸の『世界唯一の景色』って一体どんな景色だと思います?
今回私がみた絶景がこちら↓
肉眼だともう少しキレイに見えるんですけどね…
富山湾の海上の奥に山々が見えるのがお分かりいただけるでしょうか?
この山々は標高3,000m級を誇る立山連峰
初夏でもうーっすらと雪化粧!
「標高3,000m級の山々を海上から一望できる」景色こそ世界唯一の絶景
なのです。
出典:tabiyori
私の写真は季節柄と写真の腕とでいまいちですが、カメラマンが本気で撮ると圧倒的な絶景になります!
冬の晴れた日になんかは、きっとこんな景色が見れるのでしょう。
ローカル線・氷見線 ノスタルジックな電車
ここには海岸沿いに続いているの線路があり、撮り鉄さんたちにも人気があるJR氷見線
1時間にほぼ1本というのんびりなダイヤのローカル線には、超レトロな1両電車が走ります。
タイミングよく出会えた電車は、なんと「忍者ハットリくん」のラッピング列車!
(富山・氷見は作者である藤子不二雄A先生の出身地だそうで。)
なんだかラッキー!
線路を走る音といい、車体の感じといいなんともノスタルジックです。
これが通ったらまた1時間後まで出会えないと思うと、何とも言えない優越感です。
この時間に来てよかった~!
季節や時間で変わる美しい富山湾
世界唯一の絶景も雄大な日本海も、またレトロな氷見線の列車も天気や季節・時間によって全く違う景色を楽しむことができるんですよね。
時間帯や季節を絞っていくもよし、行ったその日の景色を楽しむもよし!
絶景の望める雨晴海岸、一つだけ注意点が。
晴れた日であること!
青い空と海ありきの景色かと思うので、天候の悪い日は少し残念かな。
ただここは景色だけでなく、道の駅も魅力があるので施設内を楽しむのもありかと思います!
景色だけじゃない洗練された魅力
カフェ「Cafe ISOMI TERRACE」
2階展望デッキから室内に入るとすぐカフェ。
こちらもオーシャンビューが楽しめるスペース。
こちらの写真も撮りそびれてしまったのですが…
さわやかな色味のパフェや、イワシなど海鮮をつかったカフェ的なメニューがあり種類豊富なメニューでした!
人気メニューはカラフルな『雨晴サンデー』!
メニューも時々変わるようなので公式サイトを要チェック!
私は氷見いわし&チップスと冷やし甘酒が気になったので、次回は食&土産を楽しみに向かいます~
詳しくはこちら→Cafe ISOMI TERRACEメニュー
お土産コーナー「Souvenir Shop ARISO」
道の駅のお土産コーナーのイメージは地産地消のお野菜のイメージ。
だけど、ここのお土産コーナーはなんだかセレクトがおしゃれ!
パッケージがおしゃれで富山や北陸の名産品がきれいに陳列されていれて、ただただ見とれてしまいました。
地元のクラフトビールもこんな感じで上品に陳列されてていました。
酒類やおつまみもいろんな種類があります!
展望デッキでクラフトビール片手に海を望むのも贅沢でいいなぁとか思います。
北陸や富山のお土産におしゃれなものを買って行きたいのであればこの道の駅がとてもおすすめです!
義経岩と万葉集ゆかりの地
絶景が見られるスポットとしては遠い昔から有名だそうで、なんと万葉集でもこの地について読まれた句があり、2階のデッキに読まれた歌の石碑があります。
そして、道の駅の目の前には雨晴海岸の名前の由来となる「義経岩」といわれる岩屋があります。
↑JRの線路のギリギリ真横にある義経岩。
岩屋から海岸に向かうことができるので、子連れやカップルでにぎわっていました。
この伝統芸術である銅器の鐘「りん鐘」もデッキに設置してあり、子どもやカップルが鐘を鳴らしてて微笑ましい光景も見ることができました。
時代をこえて人々に愛されてる海岸であり、この景色を楽しんでほしいという富山の人の情熱がひしひし伝わる道の駅だなぁと圧倒…
気づけば景色で胸が満たされ、何も買わずに道の駅を後にしてしまったのでした。
まとめ
- 雨晴海岸沿いにある白壁のおしゃれな建物「道の駅雨晴」
- 海上に標高3,000m級の立山連峰が見える世界唯一の絶景を望める
- 24時間開放の展望デッキからの眺めが最高!
- カフェやお土産コーナーもおしゃれで充実している
- 子連れ・家族連れ・カップル・カメラマンなどいろんな人が楽しめる場所
- 撮り鉄にも人気なJR氷見線の車両がノスタルジック
万葉集の歌人も愛した雨晴海岸の道の駅はその絶景を損なうことなく、優雅な客船のように海岸に佇んでいます。
やはり自然のパワーは素晴らしい‼︎
空と海と山、自然の力が創り出す絶景に心奪われるのはいつの時代も変わらない。
ぜひ世界に誇る絶景をみて、心身共に癒されてほしいなぁと思います。
コメント