伊豆半島「浄蓮の滝」へ!石川さゆりの『天城越え』をなぞって歩く道

浄蓮の滝 中部エリア

昭和を代表する名曲『天城越え』は、伊豆半島の天城峠が舞台となっています。

聞き入りやすい高低差が特徴的な曲調と、男女の愛憎をリアルに描いたその歌詞。

演歌でありながら、年齢や性別を問わず多くの人が心を掴まれ、時代を越えた名曲として、未だ歌謡界のトップに君臨しています。

カラオケランキングでも常に上位にあるよね!

歌詞の中にある『浄蓮の滝』は、日本の滝百選に数えられる有名な滝です。

大人になって理解が出来るようになった歌詞の意味。
これほどまでに人を愛した女性の心情に、ある種の同情を感じました。

この女性が見た景色を見てみたい!

ということで、観光がてら伊豆半島の『浄蓮の滝』へ行ってきました(^^♪

今回『天城越え』の歌詞に合わせて各所をご紹介する形になりますが、著作権法により歌詞を掲載できません。
『天城越え』の歌詞はこちら(Uta-Net)よりご確認ください。
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道の駅 天城越え

基本情報

色鮮やかな木々に包まれた天城山を後方に構える『道の駅 天城越え』に、まずはお邪魔しました。

こちらでは売店やレストランの他、天城山の自然を学べる情報館や、伊豆に関わる文豪の作品を展示した博物館などの、見学施設も充実しています。

のんびりと散策しながら、見学施設を見て回るのもいいですね。

浄蓮の滝まで車で5分ほどの場所にあるので、寄り道をするにはもってこいの場所だと思います♪

【道の駅 天城越え】
所在地 静岡県伊豆市湯ヶ島892‐6
TEL 0558‐85‐1110
定休日 第3水曜日
各施設及び売店の営業時間はこちらを参照してください

わさびソフト

売店では、天城の名産品が多数取り揃えられています。

天城名産のわさびは、それを使用した加工品だけでなく、生わさびも売られていました。

ご当地ソフトクリームも、もちろんわさび

バニラソフトクリームにすり下ろした生わさびをトッピングしたタイプと、バニラソフトクリームにわさびが練りこんであるタイプの2種類がありました。

前者はちょっと冒険心が必要だったので、すんなり許容できる後者を選択。

道の駅 天城越え ワサビソフト

わさびのソフトクリーム!って感じの味(≧▽≦)

そんまんまを想像してくだされば、それで正解です。

まさに、わさびが練りこんであるソフトクリームでした。

感動を覚えるほどではないにしても、結構美味しかったので、話のネタに食べてみるのもありかな♪

 

名曲『天城越え』を巡る

わさび沢

浄蓮の滝への道は『浄蓮の滝観光センター』より入れます。

少しばかり険しい階段を下りた先に広がる緑。

『天城越えの』歌詞にある、わさび沢です。

浄蓮の滝 わさび沢

とても鮮やかな緑色!

隙間から見える美しい水面がキラキラ輝いています。

わさび沢の近くに『わさびの店』がありました。

滝へと向かう道の途中に、こんなお店があることにビックリでした。

浄蓮の滝 わさび沢 売店

こちらでは、わさびを使用したお土産品の他、その場で頂ける【わさび団子】も販売されていました。

せっかくなので食べてみることに(^^)/

浄蓮の滝 売店 わさび団子

みたらし餡をくぐらせた串団子の上に、生わさびのすり下ろし胡麻がトッピングされています。

みたらし餡は醤油の分量が多めなのかな?と感じました。

この餡とわさびがとてもマッチしていて、そこに胡麻の風味が加わることで旨味が更に増し、大変美味しく頂きました♪

浄蓮の滝までの道すがら、ちょうど良い休憩になりました。

隠れ径

もうひとつ、歌詞の中にある『隠れ径』ってどこなんだろう?と、周囲を散策。

わさび沢の真横を渡る細い道。
一緒に行った友達と、おそらくここではないかと推測しました。

歌詞の中の男女はここから寒天橋へと向かい、小夜時雨に見舞われて、それをしのぐように天城隧道へ向かったんじゃないかな。

浄蓮の滝 隠れ道

わさび沢の反対側の川には、釣りをする人がたくさんいらっしゃいました。

水が凄くキレイだったので、きっとお魚もたくさんいるんでしょうね(*^-^*)

静かながらも陽気な雰囲気が漂う昼間とは違い、歌詞の中のふたりが訪れた夜更けは、誰もいない寂しい空間だったんでしょうね。

想像するに許されない恋をしていたであろうふたりにとって、これが最後の旅だったんじゃないかな?という気がしました。

 

浄蓮の滝

圧巻のパワースポット

少々険しい道のりを経て、いよいよ『浄蓮の滝』に到着です!

ここまで10分ほどしか掛かりませんでしたが、下りの階段が続くので、私には結構ハードでした(~_~;)

しかし!辿り着いた先にあった『浄蓮の滝』を見た瞬間、疲れが一気に吹き飛びました!

浄蓮の滝 到着

ゴーッと勢いの良い音を立てる滝と、周囲に漂うパワーみなぎる空気!

これ以上のパワースポットはないんじゃないかと思えるほど、心の中も頭の中も一瞬で洗われました(≧▽≦)

ただただ滝が流れているだけの光景なのに、いつまでもずっと見ていられます。

伊豆観光の際には、この浄蓮の滝を絶対に見て頂きたい!

楽譜の歌碑

浄蓮の滝のすぐ側に、歌碑があります。

『天城越え』の楽譜が彫られたその歌碑は、たくさんの観光客が撮影をしていました。

天城越え 石板

私も記念に1枚、撮影しました(^^)/

ここでふたりは同じ浄蓮の滝を眺めながら、でも心はすれ違っていたのかと思うと、なんだか切なくなりました。

最後の旅行に安堵する男性と、最後の旅行を惜しむ女性。

歌詞をなぞると、きっと真逆の心情だったでしょうね。

もちろん歌詞の内容はフィクションなんでしょうけど(^^ゞ

 

まとめ

  • 時代を越えた名曲『天城越え』は、伊豆半島の天城峠が舞台となっています
  • 『道の駅 天城越え』では、天城の特産品であるわさびを使用した、わさびソフトクリームが頂けます
  • 『浄蓮の滝観光センター』『浄蓮の滝』の入り口です
  • 浄蓮の滝までの道中にある『わさび沢』の近くには『わさびの店』があり、わさび団子が頂けます
  • 『天城越え』の歌詞にある『わさび沢』『隠れ径』を経た場所に、最高のパワースポット『浄蓮の滝』は存在します

今回は、名曲『天城越え』の歌詞になぞりながら『浄蓮の滝』を目指しました。

普通に伊豆観光を楽しむ一貫としても、とても最適な場所だと思います(^^♪

伊豆半島に行かれる際には、是非このパワーみなぎる滝を拝んでください!

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