昭和を代表する名曲『天城越え』は、伊豆半島の天城峠が舞台となっています。
聞き入りやすい高低差が特徴的な曲調と、男女の愛憎をリアルに描いたその歌詞。
演歌でありながら、年齢や性別を問わず多くの人が心を掴まれ、時代を越えた名曲として、未だ歌謡界のトップに君臨しています。
カラオケランキングでも常に上位にあるよね!
歌詞の中にある『浄蓮の滝』は、日本の滝百選に数えられる有名な滝です。
大人になって理解が出来るようになった歌詞の意味。
これほどまでに人を愛した女性の心情に、ある種の同情を感じました。
この女性が見た景色を見てみたい!
ということで、観光がてら伊豆半島の『浄蓮の滝』へ行ってきました(^^♪
道の駅 天城越え
基本情報
色鮮やかな木々に包まれた天城山を後方に構える『道の駅 天城越え』に、まずはお邪魔しました。
こちらでは売店やレストランの他、天城山の自然を学べる情報館や、伊豆に関わる文豪の作品を展示した博物館などの、見学施設も充実しています。
のんびりと散策しながら、見学施設を見て回るのもいいですね。
浄蓮の滝まで車で5分ほどの場所にあるので、寄り道をするにはもってこいの場所だと思います♪
わさびソフト
売店では、天城の名産品が多数取り揃えられています。
天城名産のわさびは、それを使用した加工品だけでなく、生わさびも売られていました。
ご当地ソフトクリームも、もちろんわさび!
バニラソフトクリームにすり下ろした生わさびをトッピングしたタイプと、バニラソフトクリームにわさびが練りこんであるタイプの2種類がありました。
前者はちょっと冒険心が必要だったので、すんなり許容できる後者を選択。
わさびのソフトクリーム!って感じの味(≧▽≦)
そんまんまを想像してくだされば、それで正解です。
まさに、わさびが練りこんであるソフトクリームでした。
感動を覚えるほどではないにしても、結構美味しかったので、話のネタに食べてみるのもありかな♪
名曲『天城越え』を巡る
わさび沢
浄蓮の滝への道は『浄蓮の滝観光センター』より入れます。
少しばかり険しい階段を下りた先に広がる緑。
『天城越えの』歌詞にある、わさび沢です。
とても鮮やかな緑色!
隙間から見える美しい水面がキラキラ輝いています。
わさび沢の近くに『わさびの店』がありました。
滝へと向かう道の途中に、こんなお店があることにビックリでした。
こちらでは、わさびを使用したお土産品の他、その場で頂ける【わさび団子】も販売されていました。
せっかくなので食べてみることに(^^)/
みたらし餡をくぐらせた串団子の上に、生わさびのすり下ろしと胡麻がトッピングされています。
みたらし餡は醤油の分量が多めなのかな?と感じました。
この餡とわさびがとてもマッチしていて、そこに胡麻の風味が加わることで旨味が更に増し、大変美味しく頂きました♪
浄蓮の滝までの道すがら、ちょうど良い休憩になりました。
隠れ径
もうひとつ、歌詞の中にある『隠れ径』ってどこなんだろう?と、周囲を散策。
わさび沢の真横を渡る細い道。
一緒に行った友達と、おそらくここではないかと推測しました。
歌詞の中の男女はここから寒天橋へと向かい、小夜時雨に見舞われて、それをしのぐように天城隧道へ向かったんじゃないかな。
わさび沢の反対側の川には、釣りをする人がたくさんいらっしゃいました。
水が凄くキレイだったので、きっとお魚もたくさんいるんでしょうね(*^-^*)
静かながらも陽気な雰囲気が漂う昼間とは違い、歌詞の中のふたりが訪れた夜更けは、誰もいない寂しい空間だったんでしょうね。
想像するに許されない恋をしていたであろうふたりにとって、これが最後の旅だったんじゃないかな?という気がしました。
浄蓮の滝
圧巻のパワースポット
少々険しい道のりを経て、いよいよ『浄蓮の滝』に到着です!
ここまで10分ほどしか掛かりませんでしたが、下りの階段が続くので、私には結構ハードでした(~_~;)
しかし!辿り着いた先にあった『浄蓮の滝』を見た瞬間、疲れが一気に吹き飛びました!
ゴーッと勢いの良い音を立てる滝と、周囲に漂うパワーみなぎる空気!
これ以上のパワースポットはないんじゃないかと思えるほど、心の中も頭の中も一瞬で洗われました(≧▽≦)
ただただ滝が流れているだけの光景なのに、いつまでもずっと見ていられます。
伊豆観光の際には、この浄蓮の滝を絶対に見て頂きたい!
楽譜の歌碑
浄蓮の滝のすぐ側に、歌碑があります。
『天城越え』の楽譜が彫られたその歌碑は、たくさんの観光客が撮影をしていました。
私も記念に1枚、撮影しました(^^)/
ここでふたりは同じ浄蓮の滝を眺めながら、でも心はすれ違っていたのかと思うと、なんだか切なくなりました。
最後の旅行に安堵する男性と、最後の旅行を惜しむ女性。
歌詞をなぞると、きっと真逆の心情だったでしょうね。
もちろん歌詞の内容はフィクションなんでしょうけど(^^ゞ
まとめ
- 時代を越えた名曲『天城越え』は、伊豆半島の天城峠が舞台となっています
- 『道の駅 天城越え』では、天城の特産品であるわさびを使用した、わさびソフトクリームが頂けます
- 『浄蓮の滝観光センター』が『浄蓮の滝』の入り口です
- 浄蓮の滝までの道中にある『わさび沢』の近くには『わさびの店』があり、わさび団子が頂けます
- 『天城越え』の歌詞にある『わさび沢』『隠れ径』を経た場所に、最高のパワースポット『浄蓮の滝』は存在します
今回は、名曲『天城越え』の歌詞になぞりながら『浄蓮の滝』を目指しました。
普通に伊豆観光を楽しむ一貫としても、とても最適な場所だと思います(^^♪
伊豆半島に行かれる際には、是非このパワーみなぎる滝を拝んでください!
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