子どもも年中さんくらいになると、あそびの幅も広がってきますよね!
そんな中で、子どもが勝負のつくゲームをすると癇癪をおこしたり、みんなで一緒にゲームをすることを極端に嫌がったりすることってありませんか?
うちの子も、負け始めると途中でゲームから離脱したり、
拗ねてしまったりして楽しく遊ぶのが難しかったのです。
親が「1人あそびが好きで、本人が楽しんでいるのならそれでいい」と思っていても、集団生活の中で我が子だけはゲームに参加しないということはできません。
それなら親子で少しずつ練習してみませんか?
・負けず嫌いすぎるわが子に悩むお母さんに向けて書いたものです。
・負けず嫌いでもゲームを楽しむための方法とおすすめのゲームをご紹介します。
子どもの負けず嫌いはダメなこと?
子どもによって、それぞれに個性があります。
のんびりマイペースな子、まじめで親のいうことを守る子、周りを笑わせるのが好きな子…
・勝つために努力を惜しまない。
・負けた悔しさをバネに成長することができる。
・競争心が強いため、高いモチベーションでものごとに取り組むことができる。
「負けたくない!」という気持ちは子どもの原動力となり、得意分野で大きな花を咲かせることもできる素晴らしい個性です!
・ゲームに負けると、悔しがって1時間近く癇癪をおこす。
・負けることを極端に嫌がり、ズルをしてしまう。
・ゲームをするたびに友達と大喧嘩になる。
勝ち負けにこだわりすぎるあまり、ルールを無視したり、お友達とトラブルの原因になってしまっていませんか。
負けず嫌いな個性と付き合っていくには親も練習が必要!
わが子の個性を大切にしながら、
・ゲームのルールは守ること
・勝ち負けで友達を傷つけないこと
を教えるにはどうしたらいいんだろう?
実際に子どもが小さかった時に試した方法です!
今も勝負は苦手ですが(笑)今はゲームを途中で投げ出したりせずに、友達と笑いながら楽しめるようになりました!
子どもファーストにしない
子どもが負けた時にひっくり返って泣くことを繰り返しているうちに、親も「また泣いてしまうから…」と言ってわざとゲームに負けたりしていませんか?
勝ちを譲られることを繰り返すことで、負けた時に癇癪を起こすのが当たり前になってしまいます。
ルールと勝ち負けがあるものに関しては、必ず守るようにしましょう。
そして守ることが出来た時には
しっかりと認めるような声かけをしましょう。
あらかじめ約束をする
・怒ってもいいし、泣いてもいいよと伝える。
・ただしルールを守ること。
・みんなが真剣にやっているところを邪魔しないこと。
これだけは話しておきました。
泣きだしてからは、話が聞きづらい状態になるので先に伝えておいてよかったです。
終わったら「楽しくできたね」と褒める
子どもが負けずに済んで、ホッとしてしまうところですが(笑)
勝ち負けよりも、みんなで楽しい時間を共有できたことを強調して伝えるのがベストです。
もし負けてしまっても最後までゲームに取り組むことができたら「最後まで頑張ったね!」などの声かけがあると良いでしょう。
親が負けた時に、ぜひお手本になるようなカッコいい負け方を見せてあげてください!
もし泣いてしまったら?
本人が落ち着くまではそっとしておくのが良いでしょう。
泣くこと自体は悪いことではないと思っています。
感情のコントロールは年齢とともにできるようになってくると信じて、「気が済むまでどうぞ」というスタンスで接していました。
少し落ち着いた頃合いを見計らって「ゲーム、負けて悔しかったね」などお互いに落ち着いた雰囲気で話をするようにしていました。
負けず嫌いを短所に変えてしまう親のNGな行動とは?
普段から、子どもの結果に対してほめるようにするのはNGです。
結果を誉めてばかりだと、「結果=自分の評価」という価値観を抱くようになります。
・失敗したときに自分は価値のない人間だと思い込んでしまう。
子どもが頑張ったこと、考えて行動したことなど物事に取り組む姿勢に注目して会話をするようにしましょう。
・結果だけにこだわらず、自分の努力に対して自信を持つことができるようになる。
負けず嫌いな子でも楽しく参加できるゲームの特徴
勝負の決め手が能力による要素が強いゲームはおすすめできません。
・戦略が試させるゲーム
・1ゲームの時間が長い物
これらは負けて癇癪を起こしやすい子どもにとっては苦痛に感じてしまうようです。
運要素が強いゲームの方が負けた時に「まぁいっか!」が上手に言えるようになってきます。
まずは「みんなで一緒にゲームできた!」という達成感が味わえるものを選ぶ方が良いでしょう。
勝負がつくのを楽しめるようになるまでには少し時間がかかると思います。
まずはゲーム自体が楽しくてつい笑ってしまうようなもので遊んでみましょう!
家族で笑えるおすすめゲーム3選
ナンジャモンジャ・ミドリ
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こちらは12種類のユニークな生物が描かれたカードを引いて、カードの山から初めにめくった人がその生物に名前を付けていく遊びです。
出会う生物みんな個性的で、子どもの方が面白い名前を付けるんですよね。
「笑いを取ってやるぞ!!」という方向に気持ちが向く子もいます(笑)
(下ネタブームのお年ごろだったので、ちょっとお下品になってしまうこともありましたが…汗)
一度名付けられた生物が再度登場したときに、最初にその名前を思い出して言い当てることが出来た人がめくっていったカードをもらうことが出来ます。
低年齢の子には12種類のカードは多いので半分くらいにするのがよさそうです。
勝ち負けはつくのですが、負けた時にも「○○ちゃんがつけた名前面白かったー!」と言えるのがこのゲームの良いところでした。
虹色のヘビ
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「どうしてこんな単純なゲームが??」というくらいシンプルなのに子どもたちがドはまりしていました。
とにかくルールが簡単です。
カードの山からめくったの蛇の色を繋げながら体を作っていきます。
頭としっぽのカードで蛇の体が完成するのですが、めくったカードで蛇の体を完成させることができた人がそれまでに並べたカードをもらうことが出来ます。
誰が一番カードを持っているかで勝負が決まります。
みんなでカードを並べながら蛇の体をどんどん作っていくのが醍醐味ですね。
めちゃくちゃながーい蛇ができた時に「これをゲットできるのはだれ!?」と子どもが興奮するんですよ。
勝負は運要素のみです。
バルーンズ
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それぞれに配られた5色の風船が、いろんなトラブルで(猫に引っかかれたり、鉛筆の先に当たってしまって)割れてしまいます。
自分で引いたカードと同じ色の風船が割れてしまうので、ハラハラしながら進んでいきます。
ところが笑顔のお母さんのカードが出てくると、割れてしまった風船をひとつ復活させることが出来ます。
お母さんカードを引くたびに子どもが「やったー!お母さん!!」というのが可愛いです(笑)
割れたり復活したりしながら、山場のカードがなくなるか、誰かが全部割れてしまえばそこで終了になります。
こちらも運要素のみのゲームです!
まとめ
- 負けず嫌いはその子の個性!長所として受け入れていきましょう。
- 親のNG対応で、負けず嫌いが短所変わってしまうこともあります。
- 子どもに結果を求めるのではなく、取り組む姿勢や過程を認めるようにしましょう。
- まずは勝負の要素が少ないゲームを短い時間、家族と一緒に楽しむようにしていくのがおすすめです。
笑いながら一緒にゲームができたという体験を
増やしていけると良いですね!
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