休日、子どもを連れて出かけるときにどこに行こうか迷うことはありませんか?
せっかくだから楽しめるところに行きたいですよね。
でもあまり混んでいるところだと疲れちゃう・・・
子どもを連れて出かけるだけでも目が離せないし、大変ですもんね。
そこで今回お勧めしたい場所が、静岡県静岡市にある『東海大学海洋科学博物館』です!
東海大学海洋科学博物館は水族館なのですが、ちょっと他のところとは違うんです。
- 子どもに楽しんでほしい!
- 大人も楽しめる場所に行きたい!
- 混雑はできるだけ避けたい
- 変わったものが見てみたい!
という皆さんにお勧めなので、是非チェックしてくださいね!
東海大学海洋科学博物館とは
東海大学海洋科学博物館は、静岡県静岡市清水区三保にある海の科学をテーマにした博物館です。
東海大学海洋学部付属の教育・研究施設の一つなのですが、一般公開することで海の生物や環境などの知識を広めて、海にもっと関心を持ってほしいと工夫された展示がたくさんあります。
子どもはもちろん、珍しい海の生物や剥製(はくせい)があって、大人も楽しめること間違いなし!
楽しくて、さらに学ぶこともできてしまうなんてステキじゃないですか?
海洋科学博物館の見どころ
大人気のクマノミがたくさん!
アニメーション映画『ファインディング・ニモ』でお馴染みのカクレクマノミは小さくて可愛くて水族館でも人気ですよね。
カクレクマノミはクマノミの一種ですが、そのクマノミにもっとたくさんの種類があることをご存じでしたか?
東海大学海洋科学博物館では日本にいるクマノミの仲間6種類と、世界中で見られる仲間約20種類を展示しています。
そんなにたくさんいるなんて知らなった!!
クマノミに関するクイズが置かれていたり、小さい子も楽しめるように工夫した展示がされています。
興味津々にのぞき込む子どもの姿もかわいい~!
エリア自体も可愛い内装で、子どもは絶対楽しんでくれるはず!
珍しい種類が見られたり、この『くまのみ水族館』エリアの裏側ではクマノミの赤ちゃんを飼育している様子や水族館の舞台裏をのぞくことができてしまいます!
駿河湾の生き物が約200種類!
『駿河湾の生きもの』エリアには、地元静岡が面している駿河湾に生息しているたくさんの生き物が展示されています。
種類が多く、水槽の中の温度は7種類に分けられているそうですよ。
ここでも珍しい魚たちがたくさん!
他の水族館では見られない魚に出会えちゃうのね!
展示されている生き物たちの解説なども水槽近くに書かれていて、ついつい大人がじっくり読んでしまうことも・・・
これでは子どもが見たいのに邪魔になってしまうのでは?
大きな大人が水槽の前に立ってしまったら子どもは見えませんもんね。
しかし、安心してください!
ここのエリアでは、水槽の前の手すりの内側(水槽側)が少し高くなっていて、そこから子どもは水槽の中を見ることができます。
大人はその後ろから見る形になるので邪魔にはなりません。
解説も、高いところと低いところに付けられていて、とっても親切!
リュウグウノツカイとラブカ
リュウグウノツカイは聞いたことありますか?
白くて長い深海魚でなかなか見ることができず、発見されるとそれだけで話題になるような生き物です。
そのリュウグウノツカイの標本が東海大学海洋科学博物館には展示されています。
この標本は地元で定置網にて採集されたもののようで、オスとメス両方展示されているのは珍しいです。
白く透けた体は綺麗ですが、どこか不気味で神秘的に見える・・・リュウグウノツカイという名前はぴったりです!
また、ラブカも深海のサメでとっても珍しいものです。
今も積極的に研究はされているサメで、研究成果の展示もされているので是非見てくださいね!
2階に行くのも忘れずに!
東海大学海洋科学博物館は1階が水族館部門、2階が科学博物館部門になっています。
まず2階に行って目に付くのが全長がおよそ18.6mあるピグミーシロナガスクジラの全身骨格標本です。
とにかく大きくて迫力があり、驚いてしまいます。
クジラってこんなに大きいんだ!
と驚いて近くの解説を見ると、横にサイズ表のようなものも置いてあるのですが、世界最大級のシロナガスクジラの全長はおよそ26mでさらに大きい!
実際のサイズを目の当たりにすることで迫力が増しますよ!
また、ここにしかない展示として見てほしいものは『メガマウスの剥製(はくせい)』です。
希少な深海サメでオスとメスの剥製があり、公開解剖の映像や、解剖で得られたものの展示がされています。
研究成果の展示は大学の施設ならではですよね!
他にも、『機械水族館メクアリウム』エリアでは海の生き物をモデルにしたロボットが展示されていて実際に操作することができます。
動物と人間とでは骨格の動かし方が違いますよね。
なかなか操縦が難しいロボットもあって、どうやって動いているんだ?と好奇心をくすぐってくれるはずですよ!
アクセス
公共交通機関で行く場合
→ 終点から歩いて約1分 → 東海大学海洋科学博物館 到着
車で行く場合
引用:Googleマップ
→ 県道199号線(三保街道) → 東海大学海洋科学博物館 到着
→ 東海大学海洋科学博物館 到着
となりの自然史博物館にも行ってみよう!
海洋科学博物館のとなりには自然史博物館もあります。
こちらには迫力満点の恐竜の全身骨格標本やマンモスの骨格標本が展示してあります。
恐竜のいた時代から、絶滅し哺乳類が大きく発展していく流れを見ることができ、自然史博物館も興味をそそられること間違いなし!
マンモスの骨格標本は人気の写真スポットにもなっているようなので
是非撮ってくださいね!
まとめ
- 大人も子どもも楽しめる展示がたくさん!
- 珍しい魚が見たい人にお勧め◎
- 混雑していない時が多い!
大学の施設なので、他の水族館では見られないような研究結果の展示もあり、楽しみながら勉強もできてしまうなんてステキですよね!
もしかしたら子どもが海の生き物や環境に興味をもつきっかけにもなるかも・・・
東海大学海洋科学博物館の施設自体は大きいものではありませんが、見どころは満載なので是非ご家族でお出かけください!
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