我が家はいつも部屋が散らかっていて汚い。
部屋はいつもキレイにしていてほしいのにな…なぜ片付けてくれないんだろう?
とお悩みではありませんか?
でもその事をストレートに言うとケンカになってしまうし、奥さんとの関係が悪くなるかもしれません。
でも実は、奥さんも同じことで悩んでいるかもしれませんよ。
誰だってきれいな部屋が気持ち良いですよね?
奥さんも、本当は片付けたいのに何から始めたら良いのか分からないだけかもしれません。
奥さんと一緒に、片付けの方法を考えてみませんか?
片付けが下手な人にはいくつか特性があります。
特性を理解して簡単に片付く方法と《片付け下手さん》と上手に暮らしていく解決策をご紹介しますね。
片付けが下手な人の特性を理解しよう
誰でもSNSで見るような生活感の見えない、スッキリしたお部屋はとても憧れますよね。
でも現実はそううまくはいかず、何度片づけてもまたすぐ元通りの散らかった部屋へ逆戻り…
実は片付けが苦手な人には、いくつか特性があることが分かりました。
性格的な物もありますが、もしかしたら病気の可能性も⁉
自分の妻だけ片付けが下手なんだと思ってた!!そして片付けが下手なのは病気が原因⁉それは知っておきたい!!
次から詳しく説明しますので、ぜひ参考にされてくださいね。
家事全般が苦手
片付け下手さんはそもそも家事全般が苦手です。
掃除機をかける時はとりあえず床に落ちている物をソファーやテーブルの上に移動させるだけとか、なんなら床に物が落ちていてもおかまいなしで物を避けるように掃除機をかけるなんて事も…
それじゃあ床の掃除にならないし、物を別の場所に移しただけで今度はそこが散らかってしまうよね…
さらに、部屋が散らかって見える原因の一つが《洗濯物》です。
洗って干した洗濯物を取り込んだら普通は畳んでからしまいますよね?
その洗濯物を畳む作業も苦手なため、ついつい畳まなければならない衣類をそのまま放置してしまいます。
衣類が散乱していると、一気に部屋が散らかって見える!!
このように片付けだけではなく、その他の家事が苦手な為に部屋が散らかっていく事態につながってしまいます。
面倒くさがりで何事も後回しにしがち
そもそも片付け下手さんは《面倒くさがり》です。
とりあえずそこに置いて置こうとか、あとでやればいいやと思って片付けを後回しにしてしまいます。
これを世間では、《ズボラ》と言われちゃう‼︎
まさしく私は自分がズボラだと自覚していて、我が家もリビングは何度片付けても散らかります。
また小学生の息子が学校から持って帰ってくるプリントが毎日5~10枚ほどあり、1日でも整理が遅れると紙の山!!
プリントのチェックを溜めてしまうと、もうどこに必要なプリントがあるのか分からなくなってしまう事も…
数日分を溜め込むばかりか、あちこちにプリントを置いて何がどこにあるのか分からなくなってしまします。
そのため提出が必要なプリントがあった時は期限ギリギリで提出することもしばしば…
ズボラであっても、大量のプリント問題はどうにかしなくては!!
物を捨てられない
部屋が散らかってしまう原因は、物が多いせいでもありますよね。
片付け下手さんにとって、断捨離はもっと苦手です。
いざ片付け始めても、今度は出しすぎて何が何だか分からなくなってしまい、逆に散らかって収集がつかないなんて事よくありますよね。
私は子供たちの衣替えの時期になると部屋をめちゃくちゃに散らかします。
サイズアウトが早い子供服は着なくなったら売ったり譲ったりすればいいのですが、「これを着て遊びに行ったな~」など思い出があるとなかなか手放すことができずに溜め込んでしまいます。
このように捨てられずに溜めてしまうと、収納に収まりきれずにあふれかえって部屋が散らかる原因となります。
病気の可能性も?発達障害
発達障害という病気を聞いたことがありますか?
発達障害の中には次の疾患が含まれ、生まれつきの脳の働き方が違うことで行動や情緒に特徴がある事が共通点です。
- 自閉症スペクトラム症
- 注意欠如多動性障害(ADHD)
- 学習障害
- チック症
- 吃音
発達障害の症状の中には、空間認識がうまくつかめなかったり、衝動的に買い物をして物をどんどん増やしてしまったり人それぞれ…
でもその事を人から責められたり、怒られたりしてしまうと自信を失って生きづらさを感じてしまうんです。
じゃあどうしたら良いの?
大丈夫!!周囲のサポート次第で生きづらさを軽減してあげることができますよ。
次からはズボラさんや発達障害をお持ちの方とも簡単に片付けができる方法をお伝えしますね。
簡単に片付けができるようにハードルを下げよう
片付け下手さんでも、できるだけ部屋をきれいに保ちたいと思っています。
家族に迷惑をかけたくありませんし、部屋が散らかっている事で暮らしにくさを感じているのは奥さんも同じなのです。
でもまず何から始めたら良いか、どんな片付け方がいいか分からないのに家族から責められて自信を無くしてしまっているかもしれません。
次にご紹介する方法で一人で片付けさせるのではなく、家族で一緒に実践されてみてくださいね。
「一緒に片付けよう」と声かけし、方法を一緒に考えるだけで険悪なムードにならず、妻にとっても押し付けられている印象もなくなるので円満に片付けへ誘導できますよ。
まずは断捨離から!!夫婦で一緒に取り組もう!!
部屋をきれいに保つには、何より物を減らす事が重要です。
一度片付けたい所の物を全て出して、必要な物とそうでない物の仕分けをしてみてください。
特に衣類は家族が増えたり、子供の成長にともない増えていく一方ですよね?
一人で断捨離して整理するのはとても大変な作業なので、「一緒にやろうよ!!」と声かけをして、夫婦で一緒に取り組んでみてください。
1シーズン着なかった洋服はその後も着ない可能性大なので、思い切って手放すように促してみましょう。
自分ひとりだと捨てらなくても、人に言われると意外とすんなり捨てられるものですよ。
ルール設定を簡単にして片付けのハードルを下げよう
片付けをする時に、ルールや決まり事をきっちり決めようとしていませんか?
決まり事が多いと守れなかった時にストレスになり、自信を失ってしまうきっかけにもなるので、片付けのルールは簡単に、かつ奥さんと一緒に決める事が大切です。
郵便物やプリント類は寝る前には必ず確認してから寝る事を習慣にしましょう。
一度見たら処分して良い物もたくさんあるはずなので、見たらすぐに捨てて紙の量を減らす事が重要です。
そして必要な物はホワイトボード等を活用して張り出すようにすると、ファイリングするよりハードルは低くなるはずです。
ホワイトボードは、ホームセンターに色々な大きさの物がありますよ。
我が家はタオル類を畳むのは小学生の長男にお願いしています。
少々雑に畳んでもタオルならシワにならず全く気にならないし、奥さんの畳む量が減るとやる気も起きやすくなるのでオススメです。
タオルは畳むのが難しくないから、子供も嫌がらずに手伝ってくれますよ。
そもそも畳まなくても良いように、洗濯物をハンガーにかけたまま取り込み、クローゼットにそのまましまっちゃう手もあります。
また子供の下着類は畳まずにそのまましまっても何も問題ありません。
脱いだ洋服も洗濯物をしまう時に一緒にしまう事で何度もタンスやクローゼットに行く必要がなく負担が少ないはずです。
このように、守れる範囲でざっくりとルールを家族で考えてみて下さいね。
収納BOXの活用!!
収納BOXをうまく活用しましょう。
あまり細かく仕切られたBOXよりも、行き場のない細々した物をポイポイ入れられるような、少し大きめの物が良いですよ。
今はニトリやイケア、無印良品などに大きさも様々でおしゃれな収納BOXがたくさんあり、置くだけでもインテリアになって片付けるのが楽しくなること間違いなしです!!
また、コロナ過でマスクは各家庭に必ずストックしてありますよね?
家族全員が違う色やサイズの物を使っていれば、マスクのストックもごちゃごちゃして散らかって見えます。
我が家が採用した収納BOXが、無印良品の《ポリプロピレン小物収納ボックス3段》です。
コンパクトで場所を取らないのに、収納力バツグンで一気にマスクが片付いた!!引き出しになっているから子供も自分で取れて重宝しています。
見た目もホワイトグレーでどこにでも置ける色で、玄関に置いておけば靴を履いた後に「マスク忘れたー!!」なんてことにもなりません。
夫婦関係を崩さない為にお互いを認め合おう
部屋が散らかっていると探し物がなかなか見つからなかったり、イライラしますよね。
人には得意な事もあれば、不得意な事もあります。
まずは奥さんに「一緒に片付けよう」と誘ってみてはいかがでしょうか。
家族で簡単にルールを決めたり、一緒に収納用品を買いに行くのは楽しいですよね♪
頭ごなしに部屋が散らかっている事を責めるのではなく、片付けの最初の第一歩を一緒にスタートして、その後もお互いに助け合いながら取り組めたら良いですね♪
発達障害の方へも、何事も否定から入るのではなく、自分から歩み寄り相手を理解しようとすることが自己肯定感を高めることにつながります。
片付けが下手な妻と上手に暮らすためには自分から歩み寄って色々と提案してみるのも大切なんだね!!
でも旦那さんばかりが頑張ったり我慢するのはストレスが溜まって良くないので、自分はきれいな部屋でくつろぎたい、協力してほしいという思いは伝えるようにしましょう。
まとめ
なかなか難しい部屋の散らかり問題。
どちらが片付けるのかでケンカになるのではなく、その家に住む人みんなの問題としてお互いに歩み寄ることも大切だと思います。
少しずつでも、片付けが習慣となるように一緒に手伝いながら上手に奥さんを誘導してあげてくださいね。
片付け下手さんの特性と簡単な片付け術、上手に暮らしてく方法のまとめは以下のとおりです。
- 片付け下手さんには特性がある
- まずは断捨離から!!夫婦で一緒に取り組もう
- 片付けのルールはざっくりと一緒に考えて決める
- 洗濯物は分担して畳むようにしよう
- 収納BOXをうまく活用する
- 片付け下手さんと上手に暮らすためには、何事も否定から入らず自己肯定感を高める!!
- まずは自分から「一緒に片付けよう」と誘い、上手く誘導してみよう
- 自分だけが頑張りすぎないように、思っている事はちゃんと伝えよう
部屋の片付けの事でケンカになるよりも、お互いに歩み寄りアイデアを出し合って、少しずつ理想の片付け方法を見つけてくださいね♪
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