中学の時、オリエンテーリング形式の5人組ぐらいの少人数で自分たちで決めた場所を巡るという少し変わった修学旅行をしました。
当時は正直言ってあまり興味がありませんでしたが、大人になって目まぐるしく過ぎ去っていく日々。
現実社会でストレスフリーはあり得ませんよね?
でもたまに息抜きして楽しかったあの思い出を振り返りながら、どこか遠くへ行きたい!!そう思いふと「京都へ行こう!」と思い立ち、平日に2日の休暇を取りました。
京都を選んだ理由は?。
修学旅行で一度行ったきりだったのを思い出したので、もう一度行きたいと思いました。京都へ今回はぶらり旅に行きお勧めのポイントがありましたので紹介したいと思います。
目指すはパワースポット晴明神社
まず、私が目指したのはパワースポットで有名な晴明神社。陰陽師として映画や書籍でも有名な安倍晴明を祀った神社です。
大きくて派手なイメージを持っていたけれど、以外にも路地裏にある地域密着型の落ち着いた感じの神社でした。
日本には沢山の神社がありますよね?それぞれ色々な神様を祀っていて、得意な能力も様々で恋愛など縁結び、子宝、健康、仕事や魔除けなどがあり、得意不得意があります。
この晴明神社は陰陽師である安倍晴明を祀ってる神社という事で厄除けや結界など守護の力が得意らしいです。
強すぎるパワーは良いことだけではなく、マイナスも引き寄せる為にパワースポットには不向きと言われています。
しかし、強い意志を持って何かを変えたいと想い、この地を訪れる物にはきっと力をかしてくれるはず!!
お持ち帰り出来る聖水
鳥居の先にはシンボルの五芒星をかたどった聖水があり、500mlのペットボトル1本くらいは持ち帰ることができるそうです。
遠方から訪れる方は頻繁には来る事はできないので聖水を持ち帰り、気になる空気を浄化したり天然石などをお清めしたりして利用されるそうです。
神様との相性というものがあるので晴明神社でも感じてみて‼︎
神社には自分に合った神社というものがあるそうです。
神社の中に入ると
・とても心地よい
・風も吹いていないのに風を感じる
そう感じたら、それは自分と相性の良い神様で歓迎されている証拠だそうです。
日本中に在る神様を巡り、自分と相性の良い神様に出会う旅、御朱印廻りをするのもイイかもしれませんね!
あなたも晴明神社に行ってみて、相性を感じたりするかもしれないですよ?
清水寺のお膝元で陶芸体験
今までも陶芸には興味がありましたが、一度も体験はしたことはなかったので飛び入りで参加してみました。
平日の昼間と言うことで誰もいなく、落ち着いて制作することができました。
体験コース選び
ろくろと手びねりの2種類から選ぶことができ、ろくろはテレビなどでも見たことがあり、陶芸と言えばコレ!って感じですが、今回選んだのは初めて聞いた手びねりです。
手びねり初体験
最初にやるのは、この塊粘土をコネコネします。叩いたり伸ばしたりする作業が意外に体力使うんだなーと感じました。
最初は先生のお手本を見て簡単に見えた作業ですが、実際にやってみると均等に細長くする事もできなかったです。
太い箇所と細い箇所でボッコボコでした!!
それをヘラや指を使い、平にならして形を整えていきます。
無心で粘土と向き合う時間はアッと言う間に過ぎ去っていきました。
普段の生活とは違う空気、日常が動なら粘土と向き合う時間は静と言ったところでした。
形が整ったら、最後に押し型ハンコなどで模様をつけて裏に自分の名前でもマークでも自分でわかる好きなものを掘り込みます。そして完成です。
焼きの方は先生がやってくれて後日郵送をしてくれます。
遠方からの観光客にはありがたいですね!!
教室には生徒さんの作品も飾られていましたが、とても綺麗で感激していると先生がろくろの方が綺麗に出来るので初めて陶芸をされる時は、まずろくろを体験する方がイイですね。と教えてくれました。
ソレ先に言って欲しかったなぁ。
次回は是非「ろくろ」を体験してみたいと思います。
清水寺の参道探索
参道には沢山の土産物屋が軒を連ね、平日だと言うのに観光客でごった返していました。
外国人が多く、やはり日本といえば京都のイメージが強いのでしょう。
着物のレンタル屋さんも数多くあり、外国人観光客が着物に身を包み記念撮影をしたり大量のお土産を購入していました。
参道の裏手にある細い石畳の階段などで気になる置物が多数あちらこちらにありました。
気になる縁起物
こんなに可愛いものもあるのだと初めて知り、販売元などを調べて行ってみることにしました。
私の知る信楽焼の狸とは、もっとリアルな印象でした。
信楽焼の狸を求めて
検索をしてみると何件もヒットしました。
滋賀県にある信楽焼のお店は途中の道でも、幾つか見つけることができました。
シトシト降り始めた雨も次第に本降りになり出した頃、大きな信楽焼の狸が敷地内に並ぶ店を発見!!そして立ち寄ったお店です。
大きな信楽焼の狸から手のひらサイズの可愛い物までたくさん展示してありました。
狸だけでなくフクロウなどの縁起物も迎えてくれました。
店の中には、たくさんの商品が陳列されていました。
小さなサイズの置物がズラリと並んでいて気をつけて歩かないと壊してしまいそうなくらいでした。
店に居るお母さんはニコニコと愛想が良くて、縁起物と言われる物の意味を教えてくれました。
縁起物の意味
信楽焼の狸は縁起物として有名ですが、どんな意味があるのか少し紹介したいと思います。
信楽焼の狸は「八相縁起」という、頭に被った傘から尾尻までに意味を持ちます。
- 傘は突如訪れる災いから身を守る
- 目は周りを良く見て正しい判断
- 笑顔は福を呼び商売繁盛
- 営利は徳を得て食に困らず
- 帳簿はお客様との信頼関係を築く
- お腹は冷静さと大胆さを兼ね備えた余裕
- 金袋は金運
- 尾尻は終わりよければ全て良し!
他にも有名なのは「他を抜く」勝負などで勝利を納めるという意味を持っています。
カエルは「無事帰る」
フクロウは「不、苦労」つまり苦労しないと言う意味が込められているんだって。
他にもまだまだ縁起物というのはあります。近くて当たり前に思える事でも意外に知らない事ってあるもんですね。
他の縁起物についても、いずれお話しできたらと思います。
まとめ
- 晴明神社は厄除けに効果があり、パワースポットでもあり魅力的な神社
- 清水寺の参道で、陶芸教室もお勧め
- 手びねりはとても形成が難しいが、非日常を感じる時間になる
- 京都まで来たら、そのまま信楽焼の狸を求めて滋賀県もあり
- 縁起物の意味を知りながらみるとまた違った旅ができる
晴明神社から陶芸体験までの京都。そして参道を散策中に目にした可愛い信楽焼の狸に心を奪われ、販売元を探して滋賀への旅で、店主に縁起物に込められた意味を教えて頂いた2日間の楽しい旅。
現実社会で疲れた心の癒しになりましたので、京都旅行に是非リフレッシュに旅をしてみてください。
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