誰でも、映画は好きですよね?
でも、このご時世なかなか映画館も思うように通えない。
だったら、DVDがあるじゃないかということで、レンタルしたりダウンロードしたりしてPCやTVで観たりするわけなのですが、いつも思ってしまうことがあります。
画面が小さい
迫力がない
自宅でも映画館のような大画面で観れたら・・・なんてついつい思います。
しかし
こんなシアタールームなんて夢のまた夢。
でも、6畳そこそこ、おまけに家具のある狭い部屋で、映画なんて見れる?って思ってしまうんじゃないでしょうか?
私もそうでした。
でも、観たいものは観たい!
でも、なるだけなら安くあげたい。
今回は、3万円以下でクオリティの高いプロジェクターとそれに組み合わせるおすすめのアイテムをご紹介します。
プロジェクター選びはもっとも大事
そもそも、自宅を映画館にすると言ったって、いったい何が必要なのか?
それには、次の3つの物です。
- プロジェクター
- スクリーン
- スピーカー(プロジェクターに内蔵されているものであれば、なくてもかまわない)
スクリーンは他のものでも代用できるしスピーカーも必ずしも必要ではないです。
一番肝心なのは、プロジェクター。
そしてその選び方。
プロジェクターとは、映写機のことですね。
懐かしいですね~~。
16ミリフィルム映写機・・・ってこれも今ではなかなか手に入りません。
今はこちらのデジタルプロジェクターが主流です。
自宅を映画館にする上で、正直言うとこのプロジェクター選びが一番迷うところです。
何せ、いろんなメーカーからさまざまな種類のものが出ていて、いったい何を基準に選べばいいのかがわからない。
いくら限られた予算と言っても、そんなに安い買い物ではないので、失敗したくないですね。
失敗しないためには、なにが大事なのか?
大事なポイントが5つありますが、ひとつずつ説明していきましょう。
ルーメン(プロジェクターの明るさの単位)
映画を観るためにはプロジェクターの明るさは重要です。
一般的にスクリーンの大きさとプロジェクターの明るさは比例します。
この明るさの単位をルーメンといいます。
参考サイト
上記の表は明るさとスクリーンサイズの目安なのですが、あくまでもこの表はビジネス用のプロジェクターのものを表しています。
はじめから、会議資料を読んだり、メモを取ったりすることが前提なので、外からの光が差し込んでも映像をくっきり写せるように設計されています。
映画を観るための家庭用プロジェクターはカーテンを閉めて光を入れないようにすることが前提なので、この表の基準よりは一段階明るいものを選んだ方が良いのではないかと思います。
つまり、80型のスクリーンだと4200ルーメン以上は欲しいという事です。
風景などの微妙な色の違いを映すか、グラフや資料などのコントラストのはっきりした色を映すかの違いですね。
解像度(映像の細やかさ)
写真でも、画像がきめ細かいほどキレイなんだから、
プロジェクターも解像度がいいほど映りがいいんじゃないの?
そうとも言えないんだよね。
プロジェクターは、元の映像の解像度を
超えて映すことはできないんだよ。
解像度というのは、映像をつくっているもとになる画素(光の点)がどのくらいの密度でならんでいるかです。
密度が高い程、きめ細かな映像になりますが、昔のVHSビデオをパソコンに取り込んで、高い解像度のプロジェクターで映しても、VHS程度の映像にしかならないということです。
画面が大きく映ること、性能のいいスピーカーにつなげば、音が良くなることぐらいのメリットですね。
アスペクト比
もうひとつ大事なのは、アスペクト比ね。
アスペクト比?
アスペクト比というのはプロジェクターが、映し出す光の点のタテヨコの個数の事をいいます。
これは、プロジェクターごとに決まっていて、YouTube動画やDVDで映画鑑賞をするのには、16:9のタテヨコの比率が一番いいとされています。
YouTubeでも、今はフルHDや4Kの動画がアップされているので、それに適したプロジェクターを選ぶと楽しめますね。
プロジェクター本体の大きさ
3つ目はプロジェクターの大きさについてですね
子どもに買ってくれってせがまれてるけど、コンパクトなものほど高いのかしら?
大きいか小さいかより用途の違いで考えた方がいいですね。
会議や講演で使われるビジネス用は、どうしても持ち運びに便利なようにコンパクトに設計されています。
中には、手のひらサイズの物もあります。
一方、据え付けたり、天井から吊り下げたりして固定して使うことの多い家庭用は、両手で抱えられるほどの大きさであれば不便ではありません。
参考サイト
ホームプロジェクターは色合いと画質では、ビジネス用と差がなく、あくまでも映像を見ることに重点をおいています。
さまざまな接続方法に対応しているか
ホームプロジェクターって、パソコンにとりこんだ動画を見たりDVDを観たりできるの?
使っているうちに、あれもしたい、これもしたいという事は増えてきますね。
いろいろな接続方法に対応しているかもチェックしましょう
- DVDやCDプレーヤーにつなぐことができるHDMIの端子やファイルをとりこむUSBポートがついているか
- 配線が不便な場所では、ワイヤレスに対応しているか
- ミラーリング機能があるか
プロジェクター V6 7500lm
日本製にも負けないクオリティ
これらの事を考えて、おすすめのプロジェクターを選んでみました。
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中国の会社のようです。
プロジェクターでは、46カ国のシェアを誇っているという内容の事が、HPに書かれてありました。
「中国製」というと不信感を持つ人もいるかもしれませんが、操作もわかりやすく、この価格でこのクオリティなら十分だろうと思います。
bluetoothにも対応、互換性にすぐれているよ
操作も直感的でカンタン
さっそく付属のリモコンで操作していきましょう。
シンプルでわかりやすい表示です。
Wi-Fiやbluetoothの設定も直感的にできて簡単です。
V6プロジェクター取り扱い説明書より引用
リモコンの▲のマークで上下左右斜めに別々に投射の範囲を操作、台形補正もできます。
上から吊り下げたり、斜め下から投影したりする場合でも、プロジェクターをいちいち動かさずに調整できます。
タンスの上からの投影というのもアリですね。
投影している時に動作音がどうしても出ますが、私にはあまり気になりませんでした。
調整できました。
ちなみにこの時は昼間、曇りでカーテンを全部開けた状態だったのですが、下の画像のように映りました。
アマゾンプライム映画やネットフィリックスを観たい人には、AmazonファイヤーステックTVが必須!
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プロジェクター本体価格は、27,999円ですが、7000円オフのクーポンがついているので、実質21,000円です。
このクーポンはファイヤーステックTV用だと思えばおトク感あるかもですね♪
bluetoothが使えて、ほとんどのデバイスに対応できてこの価格ならOKじゃないでしょうか。
スクリーンはどんなふうに選ぶ?
スクリーンは使い方によって選びたい
凹凸の無い白い壁に映す、または天井に投影して寝たまま楽しみたい、という人にはスクリーンは必要ないかもしれません。
しかし、私のような古い木造の家に住んでいたり、野外キャンプで外に持ち出したいという人にはスクリーンは必須。
一口にスクリーンと言っても、いろいろな種類があります。
ここでは、あくまでも自宅で映画や動画を楽しむためのものとして考えました。
Amazonを探していると、プロジェクターに付属でついているものも結構多いのですが、品質がわからなかったので、別個に探してみることにしました。
スクリーンの種類にはどんなものがある
電動式
憧れはやっぱり、電動式で使わない時は収納できるものですね。
高価なので手動式のものも探しましたが、うまく収納されない時があるということで不器用な私はあきらめました。
自立式
キャンプに行った時に野外映画会なんていいですね。
簡単に移動できるのもいいです。
タペストリー式
設置は簡単ですが、壁にスペースが必要で、しわや汚れも気になります。
でも、素材を選べば汚れは気にならないだろうと思い、結局この形に落ち着きました。
使ってみた商品がこれ。
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日本語がおかしいのはあまり気にしない。
サイズの種類が多かったのと、スクリーンの素材で選びました。
この商品はタペストリー型、自立型どちらでも使えるのですが、壁にスペースがあったのでフックで取り付けてみました。
自立式で組み立てる時の部品をはじめ、フック、マジックテープなどがたくさん入っているのが嬉しいです。
マジックテープは粘着力強いです!
大きさは70インチですが、結構大きく見えます。
素材は紙や布でなくPVCという塩化ビニール素材のため、黄ばみや色あせに強いということです。
タペストリーは壁との間に空気が入りやすいのですが、それほどしわも気になりません。
映像が映ったら、気になりませんからね( ´艸`)
安いロールカーテンで代用したという人もいたよ。
くるくる巻いて収納できるし、便利だよ。
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スピーカーを外付けしてみる
YABERのプロジェクターは内蔵スピーカーが結構いい音を出すので、このままでも十分という方には、これ以上の投資は不必要だと思います。
ただ、どうしても観ているうちに物足りなくなりますね。
もっと、いい音をと思う時にはどうしても、外付けのスピーカーが必要になってきます。
サンワサプライコンパクトPCスピーカー
USB接続の出来るPC用のスピーカーが便利です。
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以前使っていましたが、安いスピーカーにありがちなシャカシャカ音がありませんでした。
6000円台のサウンド・バーに変えてみてわかったんですが、音質はほとんど変わりませんでした。
ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB43
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映画によってはどうしてもドルビー・デジタルとかサラウンドとか、重低音にこだわりたいものもあります。
低予算でとうたいながら、この価格をご案内するのも気がひけるのですが、情報としてごらんください。
ボディは2リットルのペットボトルの大きさで、人間で言えばメリハリなしの寸胴ボディ( ´艸`)
2ウーファー、2ツイーターで、高音質と低音の両方を出す機能にこだわった結果、このボディになったようです。
映画の効果音の時は臨場感が全然違います。
20Hzまでチェックできるスピーカー再生能力チェックでは、全部クリアでした。
そして、このスピーカーの一番スゴイところは、このLIVEモード。
切り替えると、自宅がLIVE会場になります(隣近所に迷惑なくらいになります)
お気に入りのアーティストのLIVEのネット配信を楽しんでみてはいかがでしょうか。
といっても、くれぐれも音量には気をつけて。
いくら高性能でも、スマートスピーカーみたいにスマホで操作できるのかな?
調べてみたら、専用アプリがあった!
まとめ
- 3万円以下のプロジェクターで自宅を映画館にして楽しむ
- 自宅を映画館にするには、プロジェクター、スクリーン、スピーカーが必要(内蔵式スピーカーがついていればなくても可)
- 選ぶ時の重要なポイントは次の5点
・ルーメン
・解像度
・アスペクト比
・本体の大きさ
・さまざまなデバイスに対応しているか - おすすめのプロジェクターはYABER製のV6 7500ルーメン
クオリティーが高く、操作もシンプルで扱いやすい - プロジェクターにプラスしてファイヤーステックTVがあれば、AmazonプライムTV、ネットフィリックスなど、さまざまなコンテンツが楽しめる
- スクリーンは電動式、自立式、タペストリー式などのタイプがあるが、その都度、収納しなければならないのであれば、ロールカーテンを代用するのもよい
- スピーカーは内蔵式なら必ずしも買わなければならないものでもない
安くあげるなら、サンワサプライのコンパクトPCスピーカーがコスパが良い
映画によっては重低音にこだわりたいものもあるので、20Hzまでの音をひろうことのできる
ソニーワイヤレスポータブルスピーカーSRS-XB43が断然おすすめ
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