マイホームは3度建てると納得したものが出来ると聞いたことがありますか?
人生で引っ越しは何度か経験できると思いますが、マイホームとなればどうでしょう?
3回も建てるお金、我が家にはありません!
注文住宅を建てた方でも実際住んでみたり、ライフスタイルの変化があると何かかしら失敗が出てくるはずです。
オプションを追加したり、リフォームすれば希望は叶う!
でもその分お金もかかる。
せっかく建てるなら、予算内で後悔しない物にしたい‼
今回はママ友パパ友と話していて耳にした失敗と、築3年の我が家で「こうしておけばよかった~‼」と後悔している事例をご紹介したいと思います。
なお、今回は建物のお話になります。立地や周辺環境には触れていませんのでご了承ください。
工務店・間取り編
間取りは土地の大きさや方角、道路によって変わってくると思います。
そして同じ土地でも工務店によって提案してくれる間取りは変わってきます。
新しい家での生活をしっかりと想像して、要望や憧れはこれでもかというくらい伝えましょう!
設計士さんがどこまで要望を飲んでくれるかというのも大きなポイントになります。
憧れに対してそのまま自分の信念や知識を答えるのではなく、自分が設計した施工例から実際、家主さんの使い勝手を聞いたり、ご自身にお子さんがいらっしゃるなら自分の経験も踏まえた上でのメリットやデメリットまで伝えてくれる設計士さんに出会えたら最高ですよね!
キッチン・リビング編
小さい子がいるご家庭はリビングと一続きの部屋を作り、遊んだり、お昼寝スペースを確保しつつもスライドドアで仕切ったり出来るようにするのが人気だそうです。
リビング
リビングは家族が集う場所なので、絶対に妥協したくないですよね!
- お子さんは何歳ですか?
- どんな生活が理想ですか?
- テレビは壁掛けにしますか?
- テレビ台は作り付けにします?
- リビング収納は必要ですか?
- 必要であればどんなものを収納しますか?
- 日中の陽の当たり方はどうですか?
子供が小さかったり、日中家にいることが多い方は日当たりが良いと嬉しいですよね!
キッチン
私が我が家で一番失敗したと思っているのはキッチンです。
賃貸はどうしても冷蔵庫を置くスペースには限りがありますよね!
でもマイホームはどうでしょう?
私は工務店さんの提案のまま火の元の後ろを冷蔵庫にしてしまいましたが
実はこれ、物凄く不便です!
- 料理を作ってる時に冷蔵庫を開ける夫
- 部活帰りに冷たい飲み物を求めてくる子供
キッチンを使っているときに近くをうろうろされると料理中のこちらとしては狭いし迷惑。
今となってはキッチンに入る通路のところに冷蔵庫置き場を作っておけば買い物したものも奥まで運ぶ必要もなかったし、キッチンを使っているときに家族がせめぎ合うこともなかったのにと後悔しています。
トイレ・お風呂周り編
トイレ
- 子供がトイレで手を洗うと水滴でかなり汚れる
- 大人の腕のサイズでトイレットペーパーホルダーを付けると、子どもが届かない場合がある
- 玄関の正面にトイレがあると、来客があって玄関にお客さんが居るとトイレに入り辛い
- トイレの照明が暗いと壁に飛び散った汚れが見えにくい
お風呂周り
我が家の場合はお風呂場その物よりも、ユーティリティーの収納をもっと工夫すればよかったと思いました。
夫も私も実家では自分の着替えを脱衣所に用意してから入浴するスタイルなのであまり気にしなかったのですが、それは大人になったから出来ること。
小学生の子供たちは(男の子だからなのか?)何度言っても下準備せず、入浴後は毎日全裸でウロウロしています。
せめて下着とパジャマ。欲を言えばドライヤーやヘアセットした後に抜け落ちた髪の毛をすぐ集められるようにフローリングワイパーを置いておけるくらいの収納スペースを確保しておけば良かった!
今は作り付けの棚に無印のBOXがぴったりだったので、その中に家族全員分の下着を収納しています。
夫も子供もタオル1枚、もしくは全裸でウロウロすることが無くなったので大満足です。
その他
壁紙
子どもが小さいとおもちゃをぶつけたり汚い手で触るので、丈夫で水拭き可能な素材がおすすめ!と聞いていたのでそうしました。
小学校に上がると少しかましになるかと思いましたが、黒ずみはひどくなる一方です。
どうやら宿題をして、鉛筆の芯が手についてるにも関わらず手すりや壁を触るのでそれがついたようです。
酷い時は鼻くそも付いてるからね!
とママ友に言われていたことも現実になりました。
キッチン周りは油が飛んだり、玄関やトイレの壁も水拭きが必要だったりすることもあるので水に強い壁紙はおすすめです!
光熱費維持費
「今と同じ家賃でマイホームを持とう」というキャッチフレーズの工務店さんもありますが、本当にかかるのは家賃だけでしょうか?
住宅ローン控除があったり、減税制度があるから大丈夫ですよ!
と安易に言う工務店は危険です。
住宅ローン控除も減税制度も限りがありますし、毎月の支払い額が今までの家賃と同じ金額だとしても固定資産税の分はどうでしょうか。必ずしも家賃と同程度にはならないかもしれません。
光熱費はどうでしょう?
オール電化にしますか?暖房、給湯は灯油にしますか?
浴槽が賃貸よりも大きくなればその分、水道代もかかるようになります。
吹き抜けは素敵ですが、冷暖房の効率は悪くなりますしファンも回しっぱなしにしなければなりません。
我が家は北海道ですが、オール電化で吹き抜けのある実家は冬の電気代が月5万円ほどかかっているそうです。
数年前に灯油が高騰した時はボイラー代だけで月6万円したと嘆いているご家庭もありました。
こんなにかかるなんて工務店は教えてくれなかった!
と言っても後の祭りです。
中には「ちょっとくらい予算をオーバーしても児童手当があるから大丈夫ですよー!」なんて言ってきたとんでもない営業さんもいました。
窓とカーテンの組み合わせ
カーテンは工務店でレールを用意して取り付けてくれるところもあれば、外注で業者を紹介してくれるところもあります。
一般的には
- ダブルカーテン
- ロールスクリーン
- ブラインド
- シェード
といったところでしょうか。
我が家は犬がいるので、犬が走り回っても引っかからないようにロールスクリーンかシェードかで悩みロールスクリーンにしました。
これが大失敗‼
リビングから外に出れるよう付けた掃き出し窓は、日中は外から見えるのを防止するため犬の背丈ほどまでスクリーンを下げた状態にしているのですが、窓が大きい分風通しも良いのでカーテンが大きく揺れます。
揺れるたびにロールスクリーンのボトムバー(下の棒)とカーテンの両端が窓枠に擦れて1年も経たないうちにボロボロになってしまいました。
せっかく気に入った生地だったのに残念です。
まとめ
- 工務店に憧れをしっかり伝えましょう
- 提案のまま受けるのではなく、メリットやデメリットも聞いてみましょう
- 収納を考えるときは、そこにしまう物をどのように使うかまで考えてみましょう
- 壁紙は丈夫で水に強い物がおすすめです
- 家賃と同じくらいの返済額でも税金、光熱費も上がることも頭に入れておきましょう
- 窓の大きさ、過ごし方も考えてカーテンも選んでみて下さいね!
参考にしていただいて、素敵なマイホームを手に入れていただければと思います。
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