食事の時に口が開けにくい、顎から音がなる、顎が痛いなどの症状で食べ辛いと感じることはありませんか?
それは顎関節症かもしれません。
今はコロナで顎関節症が増えてるそうだよ!
その理由はストレスや在宅ワークが増えてパソコンを使う時間が増えたことなどがあります。
コロナが長引いて顎関節症の悩みを抱えている人も多いと思いますので、今回は顎関節の症状や予防法についてまとめてみました。
私も一度顎が痛くなって口が開けられなくなったことがあり、今もやっている予防法があるので紹介したいと思います☆
顎の不快感をなくしておいしい食事を食べるためにぜひ参考にしてみてください。
顎関節症のセルフチェック
顎に痛みが出る、口を開けるときに音がする、口が開かないなどの事を顎関節症といいます。
次の項目にどれくらい当てはまるか確認してみてください。
1. 噛み合わせが悪くなった
2. 口を開けたり閉じたりする時に痛みがある
3. 真っ直ぐに口が開かない
4. 口に指3本が縦で入れることができない
5. 耳の前とこめかみに痛みを感じる
6. 口を開けるとカクッという
7.食べるときに顎がシャリシャリという
8.頬杖をよくつく
9.歯が長くなった
どれくらいあてはまりましたか?
上にあげたもの以外にも症状はあります。
私もご飯を食べる時の『シャリシャリ』という音や、首を回すと『ポキポキ』と音がしてすごく気になっていましたが、顎だけでなく他の場所からも音がするんです。
特に耳の近くで音がするので敏感になってしまいます。
チェックリストに多く当てはまっていても、うまく付き合っていくことができますので心配せず顎関節症のついてよく知っていきましょう。
原因とは?
顎関節症の原因はストレス、歯ぎしり、くいしばり、姿勢、などがあります。
これらが顎に大きな負担を与え、顎関節に痛みが出る、顎関節の周りに症状がでるのです。
1つずつ説明していきますね☆
ストレス
ストレスを感じると『歯ぎしり』『食いしばり』などをすると言われています。
特に生活環境が変わった時などに起こりやすいです。
私も子供に怒っているとき自然とかみしめている気がする~。
ストレスは現代社会で避けることは難しいし、どんな病気にも関わっているものなのでストレス発散方法をみつけておくことが大事ですね☆
歯ぎしり
歯ぎしりの原因はお酒、たばこ、歯並びなどとも言われていますが、ほとんどがストレスによって起きます。
ギリギリすることで顎に大きな負担をかけるだけでなく、歯がすり減ったり、歯茎が下がったり、歯周病が進行していってしまいます。
低い枕を使うと歯ぎしりの予防にもなりますよ。
くいしばり
ぐっとかみしめるくいしばりは日中でも起きていて、特に集中して何かをやっているときや、力仕事をしているときに起きます。
現在はコロナになってのリモートワーク中にくいしばりをしている人が多い様です。
食事の時の咬む力は30キロくらいに比べ、くいしばりは自分の体重の何倍もの力がかかってるんだよ
45㎏の人だったら、90㎏以上の力ってことだよね~
くいしばりも顎だけではなく歯にも大きな負担がかかり、かぶせものが外れやすくなったり最悪の場合歯が折れてしまうこともあります。
くいしばりの力の強さを知ると歯が折れるのも納得できますね。
普段の姿勢
普段の姿勢によっても顎関節症の原因を作ってしまいます。
自分の癖を思い出してみて頬杖をしている、うつ伏せ寝をしている、猫背が習慣になっている人は危険です。
早めに直していきましょう。
頬杖
頬杖のくせがあると片側の顎に負担がかかってしまい顎関節症の原因になります。
私が顎が痛くなった時は、長時間頬杖をつきながらドラマを見ていた次の日になったよ~。
自分では楽な姿勢だと思っていたけど顎には大きな負担をかけてしまっていたんだと、実際に体験したおかげで実感できました。
それに顔もゆがむ原因になるので絶対に直すべき癖だと思います!!
うつぶせ寝
寝る時間は6時間から8時間と長いです。
その間うつぶせ寝をしていると、顎に負担がかかり顎関節症になりやしくなります。
同様に横向きなど同じ方向ばかり向いて寝るのも、下になった顎の負担が大きくなるため、基本は仰向けに寝ることが顎にはいいです。
でも一度寝てしまうと姿勢を意識することは難しいですよね。
最初だけでも上を向いて寝るといいよ☆
猫背
パソコンやスマホ、仕事や読書をしている時には猫背になりがちです。
猫背は顔を前に突き出し背中が丸くなってしまっている姿勢です。
この姿勢は顎や筋肉にたえず負担をかけています。
常に正しい姿勢を心がけることが大切で、数時間に一度は休憩して背中を伸ばしましょう!
壁に背中をつけてまっすぐにしてあげることもおすすめです!
予防するには?
予防方法は上にあげた原因の生活の癖を直すことと、それ以外の予防法もありますので紹介していきます。
症状を悪化させないために予防をすることが大切ですが、顎関節や筋に強い痛みがあるときは無理せずまず安静にしましょう。
普段から上下の歯をくつっけないようにする
起きているとき通常は2〜3㎜上下の歯が離れているのが正常ですが、くいしばりをしている人は常にくっついていて、すぐにくいしばれる環境になっています。
常に意識していることは難しいですが、気が付いた時には歯がくっつかないようにして、唇の力を抜いてリラックスした状態を作るようにしましょう。
きっかけを作るために、よく目につくところに「歯を離す!」と書いておくといいよ☆
マウスピース
マウスピースは基本夜寝るときに使用して、歯ぎしりから歯や顎の負担を軽減する役目をしてくれます。
また噛み合わせをバランスよく調整して、顎を正しい位置に戻す役割をしています。
食べたり飲んだりはできないのですが、日中のくいしばりが気になる人はお昼に入れるのもおすすめです。
マウスピースは歯医者さんで作ってもらえるよ☆
基本的には、保険診療内で作れますので通っている歯医者さんで確認してみてください。
マッサージ
顎の痛みは、周りの固まった筋肉をほぐしてあげると楽になります。
わたしがいつもやっているマッサージ方法を紹介します。
①耳の穴から前に指2本分の場所をマッサージしながら下に下がっていく。
②耳の下を首の方向にマッサージしていく。
他にも触って痛みを感じるところは、筋肉が固まっているのでマッサージでほぐしましょう♪
まとめ
今回は顎関節の症状や原因、予防法などについてまとめてみました。
〈顎関節症の症状〉
顎の周りの筋肉や顎の関節に痛みが出る、口を開けたときに音がする、口が開かないなどの症状がある。
〈原因〉
・ストレス
・歯ぎしり
・くいしばり
・頬杖、うつ伏せ、猫背
〈予防法〉
・上下の歯をくっつけないようにする
・マウスピースをいれる
・マッサージをする
少しでも顎に違和感があるときは試してみてください。
症状がひどい場合は自分で何かするのではなく、歯科医院に受診することもおすすめします。
一生使う顎を大切にして、いつまでもおいしいご飯を食べれるといいですね♪
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