大人は学生の頃と違い歯科検診が義務化されていないので、歯を意識する機会が減りましたよね。
だからといって特に症状もないのに仕事やプライベートが忙しい中、わざわざ歯医者予約して検診してもらうのも私は面倒臭いです!
そこで、普段から歯を大事にしようと思い数年前に電動歯ブラシを購入して色々調べながら実践しました。
その結果気付いたこともあったので今回それをお伝えしますね。
「電動歯ブラシに歯磨き粉はいらない」なんて聞いたことあるかもしれませんが絶対使うべきだと私は思うので、その理由も含め解説していきます。
電動歯ブラシを正しく使い一緒に歯の健康を守りましょう!
電動歯ブラシに歯磨き粉が必要な理由
「電動歯ブラシに歯磨き粉は不要」こんな言葉聞いた事ないですか?
実際、電動歯ブラシを販売しているメーカーのHPにもそのような記載があるんですよ。
しかし、それでも私は歯磨き粉を付けるべきだと思います。
その理由は、歯磨き粉の役割は汚れを取るだけではないからです。
私は電動歯ブラシ購入当初、歯磨き粉を使わないで歯を磨いていました。
指で歯を触るとツルツルして、とても満足してましたがある日何気なく自分の息をチェックしたらなんと臭いんです。
え?うそだ!そんなわけない!クンクン…。
二回確認してもやっぱり臭いのなんで?
めちゃめちゃショックで必死に臭いの原因を調べましたよ。
すると、ある歯医者さんのHPにこんな事が記載されていました。
電動歯ブラシに歯磨き粉は付けた方がいいですよ。
なぜなら、ブラッシングだけでは虫歯や歯周病、着色汚れを予防するには不十分だからです。
つまり、歯磨き粉には汚れを取るだけでなく、虫歯や歯周病、着色汚れを予防する役割があります。
また、口臭予防も期待できると記載があったのでこれは使わない手はないです!
早速実践と言いたい所ですが、実は歯磨き粉ならなんでもいいと言うわけではないんですよ。
歯磨き粉の正しい選び方
研磨剤不使用
電動歯ブラシで歯を傷つけてしまう理由は歯磨き粉に含まれる成分です。
例えば、その中の1つに研磨剤があります♪
本来研磨剤とは手動で歯ブラシを使う前提で作られていて、そこに電動の振動が加わる事は計算外。
なので必要以上の力で磨くからそれが負担となり、歯が傷付いてしまうわけです。
そうすると、傷口からバイ菌が入り口内の病気を引き起こす可能性もあるんですよ。
怖いですよね。
くれぐれも気をつけて下さいね。
発泡剤不使用
発泡剤も電動歯ブラシと組み合わせて使うには向きませんね。
なぜなら、発泡剤は泡立ちがよくなる為、時間をかけてのブラッシングが困難なんですよ。
試しに実践してみましたが、泡がすごいすごい!
それになによりちゃんと磨けているかどうかの判断を泡が邪魔でできないのが難点だなと思い断念しました。
私がおすすめする歯磨き粉
ではここで私がお勧めする歯磨き粉を解説しますね。
それは、ジェルタイプです。
ペーストタイプと違い研磨剤と発泡剤が入っていないので、電動歯ブラシ用のタイプも多く発売されています。
まさに口臭予防や虫歯対策にはピッタリです♪
ニャにより使い心地も気に入っていて、舌触りがとにかくマイルドで泡立ちがないのに不思議と爽快感があるんですよね。
電動歯ブラシの正しい使い方と注意点
歯磨き粉選びがわかったところでいよいよブラッシング方法と注意点です。
「いやいや見なくても分かるよ」と言われそうですが、意外とできていない方がいるんですよ。
正しいブラッシングが歯の健康に直結しますので、是非参考にしてみて下さいね。
ブラッシングは当てるだけ
まず、前提として知って欲しいのは電動歯ブラシの電源を入れたらブラシは歯に当てるだけです。
私もそうでしたが、普通の歯ブラシの要領で自分でシャカシャカ動かしてしまうと、本来の力が発揮されないので、注意して下さいね。
そもそも、手動でシャカシャカする手間や労力を省いたのが電動歯ブラシなのに、自分で動かしたら意味ないよね(笑)
イメージ的に磨きたい部分にブラシを当て、ゆっくり全体的にスライドさせる感じです♪
次は磨き方ですが、歯の表面や噛み合わせの部分は、イメージ通りブラシを垂直に当てるだけ。
注意点は力を入れすぎない事です。
私は歯茎から血が出やすいので、いつも優しく当ててますね。
問題は、歯と歯茎との境目です。
私は調べるまで、なにも考えずに歯の表面と同じでブラシを垂直に当てていましたが、これでは不十分なんですよ。
コツは歯に対してブラシを45°に傾けること。
こうする事で歯茎の境目にある汚れも除去する事ができるんです。
でも、ここはデリケートな部分で少しでも力が強いと血が出てしまいますので、表面よりさらに優しく磨いてあげて下さいね♪
注意点
電動歯ブラシを使用する上で注意して欲しい事が2つあります。
それは、歯磨き粉の量と電源を付けるタイミングです。
あなたは歯磨き粉どの位付けていますか?
おそらく付け過ぎていると思います…。
実は米粒位の大きさで充分なんです!
歯磨き粉を付けすぎると逆に磨きにくく、また電動歯ブラシはパワフルなので少量でも充分に汚れを落とせるんです。
続けて気をつけて欲しいのが、電動歯ブラシは口に入れてから電源を付けるという点ですね。
私は初めて電動歯ブラシを使った時、軽く濡らし歯磨き粉を塗って口に入れる前に電源を入れてしまいました。
いま思えば当たり前ですが、勢いよくシンクと服に歯磨き粉が飛びため息混じりに掃除したのをよく覚えています。
あれ目に入ったら相当スースーしていたと思うので、そこは良かったです(笑)
くれぐれも電動歯ブラシは歯磨き粉を塗って口に入れてからスイッチを入れて下さいね。
まとめ
- 電動歯ブラシといえど水だけでは不十分
- 歯磨き粉選びは発泡剤と研磨剤が含まれていないもの
- おすすめの歯磨き粉はジェルタイプ
- 歯磨き粉には虫歯や歯周病、着色汚れを予防効果がある
- 歯の表面や噛み合わせの部分を磨く際は、ブラシを垂直に当てる。
- 歯と歯茎との境目を磨くときはブラシを45°に傾ける
- 電動歯ブラシは動かさずに当てるだけ
- 歯磨き粉は米粒程度の大きさでOK
- 口に入れてから電源を入れる
電動歯ブラシに限らず近年色んな時短グッズが販売されています。
それらは便利な半面、使い方を誤るとデメリットが生じるので、しっかり調べてから使用したいですよね。
今回の内容は面倒くさがりな私でもできる簡単な事ばかりですので、是非参考にして下さいね。
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