コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えた子どもたち。
ゲームやYouTubeばかりに夢中になっている姿を見て
「読書でもしてくれたらいいのに…」と思っていませんか?
本を読まない小学生に、読書習慣をつけさせるのは決して難しいことではありません。
本って面白い!!という体験を増やしていけば、自然と自分から本を読み始めます。
読み聞かせボランティア歴5年の私がオススメする読書習慣のファーストステップをご紹介します!
絵本って面白い!から始めよう
小学生になると読書好きな子と、全く本を読まない子に分かれますよね。
読書をする子は中学年ごろから文字の小さい本を読み始めます。
読書をしない子は低学年の頃の絵本を最後にあまり本を手に取らなくなるようです。
読書をしない子は、低学年向けの絵本から次のステップでつまずくことが多いのではないでしょうか。
子どもが読書嫌いになってしまいがちな行動
子どもが読書のチャンスを逃してしまうパターン
- 自分にとって面白い絵本を見つけることが出来なかった。
- 国語の教科書以外に本に触れる機会がない。
- 絵本は小さい子が読むものと思い込んでいる。
親のNG行動
- 本の対象年齢にこだわる。
- 読書している子を「偉い」と思っている。
- 子どもが選んだものを「くだらない」と茶化してしまう。
読書のスタートは声を上げて笑ってしまう内容がいい!
ゲームのハラハラドキドキやYouTubeのおバカなノリが実は本の世界にだってあるんだ!ということを知らないのはもったいないです。
むしろ読書が苦手な中学年から高学年の子にこそオススメ!
小学生の心をつかんだ絵本5選
実際に読み聞かせをしてみると、子どもたちの反応を肌で感じ取れるようになっていきます。
声を上げて笑ってくれたもの、ハラハラしながらじっと聞いてくれたもの。
面白い絵本には読書するしないに関係なく、子どもの心をつかんで離さない魅力があります。
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親友から一方的に殴られた主人公のショックと悔しさ。
主人公の自宅がうちロボに変身して、操縦士になってやり返すぞ!というお話です。
人間関係の悩みを自分で解決してみようかなという勇気を与えてくれる絵本です。
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楽しくない!と不評の地獄で閻魔様がラーメン屋を開くお話です。
閻魔様の特製「血の池ラーメン」の評判が極楽にまで広がって…!?
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冒頭でいきなり狼に食べられてしまったネズミが、先に食べられていたアヒルと一緒に狼のお腹の中で結構快適に暮らすというお話。
狼のピンチに、お腹の中の2匹が立ち向かいます!
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ゆるいキャラのお寿司たちがコテコテの関西弁でボケたりツッコんだりしながら、旅行を楽しみつつお客さんのもとへと向かいます。
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喧嘩したときの怒った顔と「わるくちがからだじゅうであばれまわった」という表現に子どもたちも共感を持ったようです。
絵と言葉に勢いがあるので笑いが起こるのですが、私は最後ウルっときました。
絵本はネットで調べてまとめて借りるのがおすすめ
絵本は買うと高いですよね。
借りるために直接図書館に足を運ぶのもいいけど、あいうえお順にならんだ絵本を見てもどれが面白いのかわからない…。
絵本は面白い作品を調べてから、図書館でネット貸出予約するのがおすすめです!
面白そうな絵本の発掘
- Amazon…反応が良かった絵本の作者や関連作品から探す。
- EhonNavi…対象年齢やランキングから探す。
- 「笑える 絵本」で検索する。
絵本好きのブロガーさんのサイトも役に立ちますよ!
最寄りの図書館のサイトで予約しよう
必ず図書館の利用登録が必要です。
面白そう!と思った絵本のタイトルをコピーペースしてみてください。
在庫があれば予約が可能です。
私は家族分のカードを作って10冊から20冊ほどまとめて借りています。
絵本だけではなく、珍しい昆虫の写真集や漫画も借りていました。
子どもの読書習慣がつく方法は?
絵本は目に付くところに置いておく
一番大切なのは、本が身近にあることです。
「ん?これ面白そう!」と子どもが自然と手を伸ばしたら、小さくガッツポーズです(笑)
かごに入れて、手の伸ばせるところに置いておきましょう。
子どもツボにはまりそうな絵本を読み聞かせる
上でオススメした絵本や、評判の一冊をぜひ親子で楽しんでみてください。
案外、大人の方がハマってしまうことも(笑)
子どもに読み聞かせをしてもらうのもいいですね。
絵本を読んで家族と一緒に笑う体験は、読書へのハードルを下げてくれます。
反応の良かった絵本の関連作品を探す
子どもにとっての当たりハズレは当然あります。
「この本好きかも。」「これ面白かった!」という子どもの声を大事にして、まずは同じ作者から探してみましょう。
うちでも、子どもの反応を無視して難しい本を借りてしまい、
子どもが全然読まなくなってしまったことがありました。
定期的に借りる習慣をつける
小学生になると面白い絵本でも、赤ちゃんの頃のように何度も繰り返し読むことはありません。
飽きっぽくて当たり前だと思いましょう。
常に新鮮な気持ちで本を手に取れるように、定期的に入れ替えをすると子どもの食いつきが全然違います。
自分が読みたい本もどんどん借りる
子どものためだけに本を借りるだけではなく、自分の読んでみたい本もどんどん借りましょう。
Amazonで面白そうな本を探して、図書館で借りるというのをぜひ自分のためにもしてみて下さい。
親子で一緒に本を読む時間が作れると良いですね。
まとめ
- 読書が嫌いな子は、まずは笑える絵本からはじめよう。
- Amazonなどを利用して、子どもに人気の絵本をリサーチしよう
- 絵本は図書館のネット予約でで数冊まとめて借りるのがオススメ。
- 子どもの食いつきがよかった絵本と同じ作者のものを借りよう。
- 親も一緒に読書タイムを楽しもう!
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