三ツ池公園でお花見を場所取り不要で楽しもう‼愛犬とお花見散歩♪

関東エリア

県立三ツ池公園は、名前の由来ともなった3つの大きな池を中心に、自然の生態系を残した山林がとても魅力的な公園です。

夏にはカブトムシも見られます♪

四季折々で美しい景色が楽しめますが、一番の魅力は日本のさくらの名所100選に選ばれたほどの見事な桜並木!

満開の桜が池に映り込む様子は息を呑む美しさです。

新型コロナウィルスの影響で今年も場所取りをしてのお花見はできなくなりそうですが、年にたった一度しか見られない桜を、今年は愛犬と見に行ってみませんか?

犬と一緒だから楽しめる場所取り不要のお花見を、我が家のワンコとともに、横浜市の三ツ池公園からお届けします。

三ツ池公園は大人も子どももワンコも楽しい

三ツ池公園は自然の豊かさが特長ですが、高低差を活かして作られたジャンボすべり台や小さな子どもで遊べる遊具が集まった「遊びの森」・「星の広場」、ボール遊びができる「花の広場」などがあり、ファミリーにもとても人気のある公園です。

また、テニスコートや軟式野球場、サッカーなどができる多目的広場も併設されています。

入口近くには「コリア庭園」という無料で見学できる庭園もあります。

私は犬の散歩でしか行ったことがないのでコリア庭園には入れなかったのですが、韓国の建築様式で作られた門やオブジェが建てられ、異国情緒漂う雰囲気をかもしだしています。

県立三ツ池公園アクセス情報

所在地:〒230-0013 神奈川県横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
電話:045-581-0287(公園管理事務所応対時間は8:00~17:00)

こちらは園内マップです。
正門と北門のほか、徒歩であれば園内の東側から入ることのできる場所がいくつかあります。

公共交通機関アクセス

公共交通機関を利用する際は、新横浜駅もしくは鶴見駅からバスを利用することができます。

JR新横浜駅より

横浜市営バス6系統、104系統の「鶴見駅西口」行きに乗車し「三ツ池公園北門」で下車
環状2号線を横断して直進し、徒歩約3分で到着です。

JR鶴見駅より

西口、西友前の広場の向かい側「鶴見駅入口」バス停から
横浜市営バス6系統、67系統、104系統の「梶山」行きまたは「新横浜」行きに乗車し「三ツ池公園北門」で下車して、交差点を右折すると徒歩約3分で到着です。

横浜市営バスの時刻や乗り場などはこちら

駐車場と駐車料金は事前に確認を!

車なら首都高速神奈川7号横浜北線の岸谷生麦ICから約10分ほどで到着します。

三ツ池公園の駐車場は、時期によって駐車料金が変わるため、あらかじめ確認して利用しましょう。

駐車場は正門と北門の2ヶ所にありますが、お花見シーズン(3/16~4/15)は北門近くにある「多目的広場」が臨時の駐車場になります。

こちらは正門駐車場の様子です。

午後に行くと満車で並んでいることが多いのですが、土日でも少し待っているとすぐに空きます。

3、4台待ちなら私たちは並んで待つことにしています。

並ぶのはちょっと…… という方は、初めから北門駐車場に行くのがおすすめです!

 

駐車場利用時間:
5:30~19:30(3/16~10/31)
5:30~17:30(11/1~3/15)
※この時間を過ぎても出庫はできますが入庫はできなくなります
収容台数:
北門駐車場(大型車6台、普通車91台、身障者用2台)
正門駐車場(普通車55台、身障者用2台)
※オートバイは各駐車場内の二輪専用駐車場をご利用ください

利用料金:
大型車:830円(3/16~4/15、4/29~5/5は1,250円)
普通車:510円(3/16~4/15、4/29~5/5は830円)
※障害者手帳を提示すると駐車料金が免除になります

今年のお正月に三ツ池公園へ行った時は「平日無料・ただし1/1~1/4までは駐車料金無料」となっていました

駐車料金の変動が大きい公園のようですね

お花見シーズン(3/16~4/15)は多目的広場も駐車場になるため、収容台数は大幅に増えます。

昨年、私たちは多目的広場の駐車場を利用しました。普段ここはグラウンドなので土ぼこりがすごく、料金も830円で高かったのですが「せっかく来たのに駐車場がいっぱいで入れない!」ということがなくなるのでありがたかったです。

お花見の時期に利用するなら、初めから北門を目指して多目的広場の駐車場を狙う方が入庫は確実になります。

三ツ池公園の利用しやすさ指数

犬を連れて歩く時は周りの環境も気になりますよね。

各項目ごとに★で利用しやすさを表してみました。

車と自転車の往来★

ほとんどありません。
車は公園管理事務所の軽トラックがごくたまに巡回しますが、一度も見かけないことの方が多いです。

自転車は2~3歳の子どもがペダルのついていない自転車に乗っている程度しか見かけたことがありません。

人と犬の多さ★★★★★

池の周りの平坦なところは人も犬も多いです。
私は普段土日にこの公園を利用しますが、犬の散歩のゴールデンタイム(16時あたり)は犬と人がほぼ同数ではないかと思うくらい犬が集まります。

ほかの犬との接触を避けたい場合は、山道を利用するのがおすすめです

トイレの数★★★★★

山の中にはトイレがありませんが、池の周りにはたくさんあります。

ただし、場所によっては中の様子が丸見えだったり、虫が大量発生してメンタル的に入れないトイレもありました。

気になる方は北門近くのテニスコートに併設されたトイレを利用しましょう。
ウォッシュレット付きでとてもきれいなトイレです。

水飲み場★★★★

犬と一緒だと何かと利用する機会が多いのが水飲み場ですよね。
私の記憶になってしまいますが、水飲み場がある場所にを付けてみました。

広い敷地からすると少なめかもしれませんが、バランス良く水飲み場が配置されています。

犬とめぐる三ツ池公園お花見コース

こちらは三ツ池公園の散策コースモデルを示した案内図です。

「絶対桜を見たい!」という方なら、上の池、中の池、下の池を回るコースが断然おすすめです。
こちらは舗装された平坦な道なので、車いすの方や、子犬、シニア犬を連れている方でも無理なく回ることができます。

トイレも至る所に設置されているので、小さなお子さん連れでも困ることはありません。

だいたい20〜30分で一周できるため、体力に自信のない方でも桜並木を楽しみながら巡ることができます。

うちのワンコのお花見コースは体力勝負

犬連れだと、犬の行きたいところへ連れて行かれてしまうため、私のお花見コースは先ほどのゴールデンルートとはだいぶ外れたものになります。

三ツ池公園には原生林を残した山があるため、いたるところに坂、階段がいっぱい。
階段や坂を見たら登らずにいられないクライマーのうちのワンコは、一目散にそちらに行ってしまいます。

というわけで、私が見られる景色といえば





お花見というより、ほぼ登山です。

余談ですが、最後の画像に写っている赤くて長いものがジャンボすべり台です。
私も以前ちびっ子たちに混ざってすべってみましたが、30m以上はありそうな長さを一気にすべり降りる迫力満点のすべり台でした。
最後は体が1mくらい宙に舞って着地しました。

ところで、犬連れの場合は相性の良し悪しで出会った犬と吠え合ってしまったり、ヨチヨチ歩きで不規則な動きをする子どもに、犬が警戒してしまったりすることがありませんか?

池をめぐる平坦なコースだと、人も犬も多く歩いているので、少し注意が必要になります。

でもこの山道コースだと人も犬もまばらになるので、マイペースで散策できるのが魅力です。

うちのワンコも葉っぱの上を楽しそうに進んで行きます。

お散歩たのしいな

また、山を登ったところにもあずまやのような休憩スペースがいくつかあるので、疲れた時は一休みすることができます。

散策しながらちょっと優雅なひとときも

ガサガサした枯れ葉を踏む音ばかりの山道散策ですが、時々こんなお洒落な音色を耳にすることもできます。

サックスの音色を聴きながら

三ツ池公園の東側に位置する「花の広場」周辺では、サックスなどの練習をしに来る方がいて、歩きながら耳を傾けるとちょっと優雅な気分になれます。

実はこの「花の広場」は、池の周りと同じくらいに桜が美しく咲き誇る場所です。

私がこの動画を撮影した時はまだ桜が咲く前だったので見られませんでしたが、お花見シーズンになるとこの場所から満開の桜を垣間見ることができます。

お洒落なサックス満開の桜のコラボなんて、想像するだけで素敵ですね

ワンコのお花見弁当でプチお花見気分

公園には休憩所やベンチなどがたくさん設置されていますが、犬と一緒では利用できない施設だったり、お花見シーズンだとベンチもなかなか空かなかったりすることが考えられます。

だから飼い主さんがお花見弁当を食べるのはちょっと難しいかもしれません。

そこで今回は、ワンコたちにお花見弁当を作ってみました。

ワンコなら、ちょっと空いたスペースで食べられますよね。

晩ご飯が食べられなくならないように、ほんの少しだけしかあげられないけど、お花見気分を楽しもうね♪

ワンコ用お花見弁当の材料と作り方

【材料】

鶏卵(ケーキ用) 1個
牛乳(ヤギミルクでもOK)(ケーキ用) 大さじ2
うずらのゆで卵 1個
馬肉 少々
豚ヒレ肉 少々
鶏ササミ 少々
鶏ヤゲン(軟骨) 少々
※肉類は愛犬の好きなものを使ってください

【作り方】

(クマのプーさん型ケーキ)
1.鶏卵を卵黄と卵白に分ける
2.卵黄は牛乳(ヤギミルク)と混ぜておく
3.卵白はメレンゲ状にする
4.2と3を混ぜてから型に入れ180℃で予熱したオーブンで12~14分ほど焼く※型の大きさによって焼き加減を調節してください
※画像のケーキは7cmくらいの大きさです
(その他おやつ)
・うずらの卵はギザギザのカリメロ型に包丁でカットする
・肉は焼く、もしくはゆでて一口大にカットする

今回使った材料はすべて人間用です。

ケーキはフワフワした食感でシニア犬でも楽に食べられますが、ちぎってあげた方が食べやすくなります。

馬肉は刺身用なので生でも食べられますが、お弁当の場合は加熱した方が安全です。

ヤゲンは焼き鳥で「ナンコツ」として出されているコリコリした部分で、ヒザ軟骨よりも火の通りがよく使いやすい食材です。
コラーゲンたっぷりなので、機会があったら試してみてくださいね。

犬友達とシェアする場合は個々に分けて

よく一緒に出かける仲良しな犬友達でも、食べる時はケンカになることがあります。

今回一緒に出かけた犬友達にうちのワンコは怒られた経験があるので(笑)、食べる時はうちのワンコの分だけ取り分けます。

もしお友達同士でひとつのお弁当を食べるなら、分けてあげる方が平和に過ごせるのではないでしょうか。

犬と三ツ池公園に行く時の注意点

三ツ池公園は普段から人や犬が多く集まる公園ですが、お花見シーズンになるとさらににぎやかになります。

また、自然豊かな環境であることからノミ・ダニ・蚊などの虫も比較的早く出てきます。

必要最低限のマナーと、愛犬を守る対策をあらかじめ確認してからお出かけくださいね。

伸縮リードの扱いに十分注意をすること

リードが必須であることは言うまでもありませんが、伸縮リードやロングリードを使っている方は、必要以上にリードが長くならないように気をつけましょう。

これは犬同士の不意の接触や、犬が苦手な方への配慮という理由もありますが、それとは別に、山道を歩く時にご注意いただきたい点になります。

山道はすぐ横が急な斜面になっている箇所も多くあるため、愛犬が滑り落ちないためにもリードを長くし過ぎない方が安全です。

ノミ・ダニ・フィラリア対策を万全に

桜が咲く4月頃のノミ・ダニ・フィラリア対策って、完璧じゃないことが多くありませんか?
病院によってはフィラリア対策はゴールデンウィークからって言われたりもしますよね。

でも、三ツ池公園の山の中を歩くなら、ある程度対策は整えて行った方が良いと思います。
予想以上に蚊の出現が早く、4月でも暖かい日であれば出てくる可能性があります。

蚊は一定の気温にならないと血を吸わないそうですが、見かけてしまったら気が気じゃないですよね。

ノミ・ダニ対策はしていてフィラリア対策はまだという方は、虫よけ対策だけでもしておくと良いですよ。

飼い主さんは長袖着用、ワンコにはペット用の虫よけスプレーがあれはカンペキ!

犬が立入禁止の場所にご注意を

以下の場所は犬の立ち入りができないのでご注意ください。

  • 公園管理事務所(正門から入って右側の休憩・展示スペースを含む)
  • コリア庭園
  • 星の広場

星の広場は砂地になっていて犬が喜ぶ場所ですが、広場入口の立て看板に犬の立ち入りはダメだと書かれていました。

小さいお子さんがたくさん遊んでいる場所なので、入らない方が安全かもしれませんね。

ゴミやウンチは必ず持ち帰ること

三ツ池公園だけでなく、どこの公園でもゴミの持ち帰りが基本です。

愛犬のウンチも、排泄したら必ず飼い主さんが片付けて持ち帰ってください。
公園のトイレやゴミ箱に捨てるようなことはしないでくださいね。

オシッコも水で流すようにしましょう。

一部の心無い方の行動が原因で、最近は公園やマンションの敷地内をペット禁止にしてしまうところが増えてきています。

愛犬の行動範囲を狭めないためにも、公共施設はきれいに使いたいですね。

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まとめ

  • 三ツ池公園は日本のさくらの名所100選に選ばれた公園
  • 3つの池を巡るコースがお花見には最適!
  • 場所取りをしてのお花見は今年も難しい
  • お花見シーズンは多目的広場の臨時駐車場が狙い目
  • 駐車料金はお花見シーズンに最大1,250円までアップするので注意を
  • 犬とお花見なら山道コースが空いていておすすめ
  • ノミ・ダニ・フィラリア対策も意識して!
  • マナーとルールを守って気持ちよく公園を利用しよう

駐車場が増設され人が大勢集まるお花見シーズンですが、山道などを歩くと1時間以上かかるくらい広い公園なので、意外にゆったり過ごせるのが三ツ池公園の魅力です。

しかしできるだけ密を避けるなら、少しがんばって山道コースを歩きつつ、眼下に広がる桜並木を堪能するのもおすすめですよ!

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