動物園は全国各地にありますが、本土最西端の動植物園として、長崎県佐世保市には「いしだけ動植物園」があります。
こちらは、地元民から愛されてはいたのですが、動物の数も少なくてなかなか集客に繋がらず、長い間なかなか人気が出ない状況にありました。
どうにかして動物の魅力をたくさんの人に教えたい、広めたい!
そうした想いから動物園をリニューアルする運びになり、話題を集めていました。
2011年夏、連携する水族館「海きらら」になぞらえ、「森きらら」としてオープンしています。
今回は、森きらら動物園の魅力についてお伝えしていこうと思います。
森きらら動物園のおすすめイベントご紹介!
森きららでは、シーズン毎に楽しいイベントを展開しています。
例えば、動物たちの誕生日イベント!
これって、日本全国探しても、『森きらら』しかおこなっていないんじゃないかと思います。
プレゼントにもらえるのは、もちろん大好物の餌です。
年に一度の特別な日だけに、ちょっと高級なお肉とかを貰えたりするんですよ。
動物たちは自分の誕生日なんて覚えてないでしょうけど、「今日のご飯はいつにもまして美味しいな」ってことくらいは感じてるかもしれませんね。
夏の時期には日の暮れも遅くなることもあり、開園時間を長めに設定してくれています。
ナイトウォッチングというように、夏休みのお子さんたちに夜の動物たちの姿を観察できる体験ツアーなども開催してくれています。
時期によって多彩なイベントが目白押しで、毎日行きたくなる動物園です。
普段でも土日祝などの来場者が多い日には、ライオンの『まんまタイム』があり、迫力ある餌付けシーンをウォッチングできるんですよ。
百重の王のリラックスタイムは、ほっこりしちゃうよ!
動物たちにも優しい動物園ね。
日本最大級がある動物園
森きららには、日本最大級の天井水槽(80㎡)を持つ新ペンギン館があり、リニューアルオープンとともに人気高になっています。
1階フロアから天井を見上げると、ペンギン達が空を飛んでいるように泳いでいる姿が観察できます。
新ペンギン館は見どころが満載です。
先にあげたように、水族館と連携・提携している動物園になるので、それだけ魅力的に見せてくれます。
例えば、2階のフロアでは、ペンギン達の足のウラが観察できるように、5cmの極浅水槽があります。
また、壁もスケルトン仕様で、透明のアクリル板だから、泳ぐペンギン達のスピード感をじっくりウォッチングできる仕様です。
さらに3階フロアは、ペンギン達とおんなじ目線になれる展望デッキがあります。
空飛ぶペンギンがかわいい!
見せ方が独特なのね。
動物園だけども植物園にもなる
森きららは動物園だけれども、他にも見どころがいっぱいあります。
その1つが、亜熱帯の植物園ドームです。
1979年(昭和54年)に完成しているドームは、高さ13mもあり、温室になっています。
室内にはパパイヤだったり、マンゴーなどのトロピカルフルーツなどの熱帯果樹をはじめ、ハイビスカスなどの色鮮やかでなかなかお目見えできない花木まで、約500種類5000本にもなる熱帯、亜熱帯の植物を四季を通じて楽しめます。
また、こうした植物は、森きららの園内にもたくさん植樹されていますし、シーズンによってはバラ園などのイベントが開かれていることもあり、ガーデニングに関心がある人からも人気です。
ここでしか見られないものがある
森きららに行きたくなる、他ではなかなか見られないオススメスポットがあります。
その1つが、ツシマヤマネコ舎です。
長崎対馬にのみ生息するのがツシマヤマネコで、生息数は100頭ほどしかいないため、絶滅危惧種、さらには国の天然記念物にも指定されています。
一見、ネコのようにも見えるため、よく観察ができる舎を設けています。
また、森きららならではの見せ方もポイント!
モンキーゾーンには、九州で初めてといわれているテナガザルのためだけに制作した巨大うんていがあります。
高い木に登ったり、地面を駆け回ったりする個性豊かなテナガザルの生体をしっかりウォッチングできる仕様です。
天気のいい日には、日向ぼっこしている様子も見られます。
人気のある動物がたくさんいますが、そのゾーンのまわりには、草木が映えていたり、動物ごとに面白い情報なども看板で紹介されています。
なかなかお目にかかることのない動物から、知らなかった生き物の生体までウォッチングができるのが、森きらら動物園の醍醐味です。
動物好きな小さな子どもだけが楽しめる動物園ではなく、老若男女とわず、たくさんの方々が来園でき、思い思いに時を過ごせるスポットにもなっているのも森きららならではです。
まとめ
九十九島というエリアであり、海が近くて自然豊かな土地柄、たくさんの生き物に出会えるのが魅力の森きらら動物園!
・ペンギンが空を飛ぶ姿に感動!
・植物園も大規模で魅力いっぱい
1日通して楽しめるように、お弁当を広げることのできる広場もありますから、通年楽しみたい地元民で賑わっているんですよ。
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