子供の帽子嫌いに困っている方へ!嫌がる理由と対処法をご紹介

子育てと美容

あなたのお子さんは帽子が好きですか?
私には現在1歳半の子供がいるのですが、最近帽子を被ってくれなくなりました。
何度被せても遊び感覚でポイっと捨てたり、気分によっては大泣きして投げられたり…
これからの時期は熱中症が心配ですが、帽子を被らない我が子への人目も気になります。

帽子を被らない子供と散歩していて、年配の方に「帽子を被せてあげなさい」と話しかけられたことがあります…

そこで、子供が帽子を嫌がる理由と対処法について考えてみました!
毎回ではありませんが、すんなり被ってくれることが増えてきたのでご紹介したいと思います。
子供の帽子嫌いに手を焼いているパパ&ママの助けになれば幸いです。

子供が帽子を被ってくれない、その理由とは?

そもそも、なぜ子供は帽子を嫌がるのでしょうか?
それは頭への「防衛本能」が強く働いているからだと言われています。

  • 急に知らない人が近づいてきて背後に立つ
  • 頭に虫が止まる

このような状況があれば、大人でも身構えたり振り払ったりして自分を守ろうとしますよね。
まだ自分の身体のパーツを上手く把握できない子供はなおさら、見えない位置(頭)にいきなり帽子を被せられると、防衛本能によってポイッと取ってしまうそうです。

単純に「気分じゃない」時もありそうですが、子供なりに嫌がる理由があると分かると気が楽になりますね。

帽子嫌いの子供が被ってくれるようになるコツ

嫌がる理由が分かったところでそれなら仕方ないか…というわけにもいきませんよね。
子持ちの友人に相談すると「こうするとうちは被るようになったよ!」という方法を教えてくれたので、続いてご紹介していきます。

被らせる前に声掛けをする

上でお伝えした『防衛本能』に関わってくるのですが、嫌がるからといって背後からスッと被せたりしたことはありませんか?
子供にとって、急に帽子が頭に乗ることは大きな違和感があるのです。

私はまさにこれをやっていて、結局嫌がられていました。

こうした経験が日々積み重なって、帽子嫌い!に繋がっていってしまうのは勿体ないですよね。
ですので、子供の真正面から「帽子を被ろうね」と必ず声をかけてから被せるようにしましょう。

また、声掛けと帽子を被せる間に「子供の頭を撫でる」アクションを入れると、帽子を被せられることに対する抵抗感をより減らせるそうです。
これは現役保育士Youtuberの『てぃ先生』が紹介していた方法なので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

好みの素材感、フィット感の帽子を探す

帽子を被ってくれないのは、素材やフィット感が本人好みでない可能性もあります。
素材がゴワゴワ・チクチクしていたり、サイズがきついと大人でも被りたくないですよね。
ついデザイン重視で選びたくなりますが、本人にとって快適なものを選んであげることが大切です。

夏はメッシュなど通気性の良いものを選びましょう。
手持ちの帽子でも頭との間にガーゼを挟んであげるといいかもしれません。

お店で好きな帽子を選ばせる

自我が芽生えてきた1歳ごろの子供なら、お店で好きな帽子を選ばせてみるのもいいですね。
自分の選んだものを買ってもらったら、帽子に愛着がわいて被りたくなるかもしれません。

うちの場合は、お店で本人に選ばせるとそれを被ってくれるようになりました!

おうちでも、帽子をおもちゃ代わりに遊ばせたりしたので馴染んだみたいです。

パパ・ママも帽子を一緒に被る

子供は大人の真似っこをするのが好きですよね。
親のスマホを手に取って自分の耳にも当ててみたり、大人のすることをよく見ているんだな~と思います。
そこで、パパ・ママも出かけるときは子供のものと同じ形の帽子を被ってみましょう。
大好きなパパ・ママが被っているなら自分も!というきっかけになるかもしれません。

この手もうちの子には効果があったようで、私の真似をして自ら帽子を頭にのせるようになりました。

「お出かけ=帽子を被る」ことを習慣づける

親の言っていることがなんとなくでも分かっている子には、『帽子を被らないとお出かけできない』ということを習慣づくまで教えましょう。
急ぎの外出の時は難しいですが、被らなければお外には出ない!という位の気概が大事です。
何度も繰り返すうちに、お出かけしたい一心で被ってくれるようになるかもしれません。

上手くいかなくても焦りやイライラを悟られては逆効果かなと思います。
親の根気がかなり求められそうですね…

被ってくれた時に褒めまくる

帽子を被ってくれた時には「素敵だね」「似合ってるよ!」と、とにかく褒めまくりましょう。
たくさん褒めてあげたら気分が良くなって、きっとノリノリで被ってくれるのではないでしょうか。
また、帽子を被った姿を鏡で見せながら褒めてあげと、より帽子を好きになってくれるかもしれませんね。

それでも帽子を被らない時…帽子以外の暑さ対策

ここまでどうにか帽子を被ってもらう方法をご紹介してきました。
でも「出かけるときに時間が無い」「色々試してみても被ってくれない」なんてこともありますよね。
そんなときは帽子以外の方法で暑さ対策しましょう。

なるべく涼しい時間帯に出掛ける

夏場の暑さのピークは午前10時~午後3時頃と言われています。
そのため、外遊びやお散歩は午前10時までか午後4時過ぎの明るい時間帯がよさそうです。
また、子供は身体の体温調節機能が未熟なので、こんなことも気にかけてあげたいものです。

  • なるべく日陰を歩く
  • 休憩できる涼しい場所を事前に把握しておく
  • 麦茶などでこまめに水分補給させる
  • 通気性の良い服を着せる
  • 子供の体調をこまめにチェックする

とはいえ、あまりに暑い日が続くと大人でも参ってしまいます。
暑すぎるときは室内で遊んだり、親子ともども負担のない範囲で楽しめるといいですね。

おすすめの暑さ対策グッズ

夏場のお出かけはおむつや着替えなどに加えて、暑さ対策グッズの準備も必要です。
お出かけの距離に合わせて必要なものを準備しましょう!

  • 冷感タオル
  • 小型扇風機
  • (ベビーカーであれば)サンシェードをつけたり保冷シートを敷く

濡れたタオルで首周りを拭いてあげると、体温の上昇を防ぐことが出来ます。

まとめ

  • 子供は「防衛本能」の働きにより、頭にものが触れることに違和感をもってしまう
  • 真正面から声かけをすることが大事で、被らせる前に頭を撫でてあげるとより効果的
  • 素材やフィット感、デザインなど本人が気に入るものを一緒に買いに行くのもおすすめ
  • パパ・ママが同じ形の帽子を被っていると真似して被りたくなることも
  • 「帽子を被らないとお出かけできない」ことを根気よく習慣づける
  • 帽子を被ってくれた時は鏡の前でたくさん褒めてあげよう
  • 帽子以外にもなるべく涼しい時間帯にでかけたり、暑さ対策グッズを使って夏を乗り切ろう

一つの方法では被ってくれなくても、組み合わせると被ってくれることもあるかもしれません。
きっとこんな悩みも小さい今の時期だけですし、少しずつでも被ってくれる時間が長くなったら、たくさん褒めてあげましょう。
暑くなる前にお子さんが帽子を好きになって、お出かけを楽しめるようになるといいですね!

 

 

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