つわりも落ち着いて安定期に入る頃、気づくとお腹に妊娠線が出来ていたという話をよく耳にします。
妊娠線は妊娠5か月頃の食欲も増してきて体重が増えやすい時期に、急激に体重が増えることによってできる肉割れなんです。
一度できてしまうと妊娠線は消えないって知っていますか?
最近は妊娠線予防クリームという妊娠線を防ぐための専用クリームが販売されているんです。
実際に妊娠線予防クリームを使用して妊娠線を回避した私がその効果とおすすめの塗り方をご紹介します。
妊娠線予防クリームとは
わざわざ妊娠線予防クリームじゃなくても、手持ちのボディクリームで良いんじゃないの?と疑問に思いますよね。
私も家にもともと使っていたボディクリームが残っていたので、それを使おうと思っていたんです。
ですが妊娠線予防クリームには嬉しい効果がたくさんあることが分かりすぐにアカチャンホンポに購入しに行きました。
妊娠線予防クリームの効果
妊婦さんのお腹はわずか10か月で1.7倍も大きくなるんですよ。
急に1.7倍に大きくなられても肌はびっくりして対応できず、肉割れして一生消えない妊娠線ができてしまうんですよね。
妊娠線を防ぐには、肌がこの急激な体の変化に対応できる弾力が必要不可欠です!!
妊娠線予防クリームは、この急激な変化に対応するための潤いと弾力をキープさせる保湿成分が入っています。
また低刺激で出来ていて無香料無着色のものが多く、妊娠中も安心して使用できるのも嬉しいポイントです。
もちろん良い香りがするものもあるので、好きな香りでリラックスするのも良いですよ♪
ボディクリームではだめなのか
ボディクリームも保湿はできます。
しかしボディクリームは妊娠線を予防するために作られてないので、肌に弾力をもたせるには不十分ですし、妊娠線予防クリームの方が高保湿で肌の奥まで浸透させる成分が入っています。
妊娠をすると今まで使っていたものが合わなくなったり乾燥しやすくなったりと、体の体質が変わってしまうことがあるんです。
私はもともと乾燥肌でしたが、妊娠した時さらに乾燥が酷くなり、冬はクリームが手放せませんでした。
妊娠中の肌はとてもデリケートですから低刺激の妊娠線予防クリームを使用する方がベターです。
妊娠線予防クリームの保湿成分
妊娠線予防クリームにはどんな成分が入っているの?
代表的な保湿成分であるグリセリン・ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドが使用されているものが多いです。
購入する前に保湿成分がどれだけ入っているのか、商品の成分表を確認してなるべく多くの保湿成分が入っている商品を選びましょう。
それぞれどんな保湿効果があるのかご紹介しますね。
高い保湿力のグリセリン
グリセリンは体が持っている成分のため、刺激がなく優しい成分です。
特徴は水に吸着しやすく高い保湿効果があって、潤いを与えるだけでなく肌を柔らかくしてくれる働きがあります。
またグリセリンは水と混ざることで発熱するので、肌の奥まで浸透し肌荒れも防いでくれるんです。
ハリと弾力をあたえるヒアルロン酸
ヒアルロン酸は3大保湿成分の1つで、1gで約6ℓの水分を含むことができるほど驚きの保水力があるんです。
この高い保水力で角質層を潤して、肌にハリと弾力を与え肌の水分量を保ってくれます。
他にも乱れたターンオーバーを整えてくれる嬉しい効果も期待できますよ。
潤いを保つコラーゲン
丈夫な骨を作ったり関節の動きを良くしてくれたり健康面でもよくテレビなどで注目されているコラーゲンは、肌にも嬉しい効果が期待できます。
コラーゲンは肌の真皮層に存在していて、エラスチンなど繊維成分とつながって肌のハリと弾力を支えている重要な成分です。
さらにコラーゲンは角層表面で肌の水分を保ちつつ、乾燥しているところには水分を与えて肌の水分状態をベストに保ってくれる嬉しい働きがあるんです。
肌を守るセラミド
セラミドは、人の肌の角質層に存在していて紫外線やアレルギー源などの刺激から肌を守ってくれる成分です。
バリア機能を持っているセラミドは、肌の水分保持の働きも大きくしてくれるので肌に潤いと弾力、ハリを与えてくれます。
湿度が30％以下になると肌から水分が蒸発しやすいのですが、セラミドは湿度が0％でも蒸発しないんです。
気温が低くても凍りもしないので、どんな環境でもしっかり肌を保湿してくれますよ。
非常に高い保湿力を持っているだけでなく、乾燥の予防・改善にも期待出来ちゃいます。
効果がある妊娠線予防クリームの塗り方
知らない間に妊娠線が!!
毎日クリーム塗っていたのにどうして。
妊娠線予防クリームはただ塗るだけでなく、塗り方を工夫することで妊娠線を防ぐ効果がぐんとあがるんです。
やり方もとても簡単で、面倒くさがりの私でも毎日続けられたのでぜひ試してみてくださいね。
血流をよくしてから行う
皮膚が固いと妊娠線ができやすくなってしまうので、血液の流れをよくして皮膚を柔らかくするマッサージを初めに行いましょう。
リンパや大きな血管が通っている股関節は体の中で1番大きな関節で、上半身と下半身を繋いでいるとても大事な部分なんです。
この股関節が柔らかいと血液が全身に回りやすくなり、老廃物が流れ筋肉や皮膚が柔らかくなるのでお腹に妊娠線予防クリームを塗る前に股関節をマッサージしましょう。
やり方はコマネチをするみたいに、50回程度下着のV字ラインをなぞるだけ。
50回くらい過ぎると自分でも股関節のところがなんとなく温かくなってきて、血流が良くなってきているのを実感できますよ。
私は100回くらいやっていました(笑)
毎日続けていると始めた頃よりも肌に潤いがでてきて、ずっと触っていたくなるほどモチモチになりましたよ。
お腹を持ち上げて塗る
お腹をそっと持ち上げるように肌をつっぱらせ、お腹が大きくなっているラインに下から上へ向かってお腹全体にそっとクリームを塗り広げるように塗りましょう。
お腹には赤ちゃんがいますから、強く押したりグイっと持ち上げたりはせずに赤ちゃんに触れるように優しくマッサージしてくださいね。
私はマッサージしながらお腹の赤ちゃんに話しかけていましたよ。
そうすると自然に手の力が抜けて優しくマッサージすることができたので、試しにやってみてくださいね。
妊娠後期になるとお腹も大きくなって股関節あたりが見えなくなってくるので、鏡を見ながらやるとよいでしょう。
塗る量は購入されたクリームの裏面や、説明書を確認してみてくださいね。
実際に私が参考にしていた動画があるので、ぜひチェックしてみてください。
妊娠線予防クリームを塗る場所
妊娠線はお腹だけではなく、二の腕や太ももなどにもできることがあるんですよ。
体重が増加した分がすべてお腹にいくわけではないので、妊娠線予防クリームは全身に塗るのがおすすめです。
妊娠中は体がむくみやすく、後期になると足がつることもよくあるので、ふくらはぎや太ももにクリームを塗るときは血行が良くなるように、下から上へマッサージしましょう。
妊娠線を予防しつつ、血行をよくすることでむくみも防ぐことができますよ。
私はつるのが怖かったのでふくらはぎを念入りにマッサージした結果、妊娠中につったことは一度もありませんでした。
妊娠線予防クリームは妊娠が分かったらスタート
妊娠線予防クリームってお腹が大きくなったら塗ればいいの?
妊娠線予防クリームはお腹がまだ目立たない頃に塗り始め、朝と夜の2回塗りましょう。
妊娠線は皮膚が柔らかいと出来にくいんです。
例えばゴムって柔らかいと伸ばしても問題ないですが、乾燥したゴムって伸ばそうとするとポキッてすぐ割れたりしますよね。
お腹がまだ目立たない頃からクリームを塗ることで、お腹の皮膚に潤いを与えることができ柔らかくなるんです。
冬は乾燥しやすいですから、念入りにクリームを塗りましょう。
お腹が大きくなる前に皮膚を柔らかくしておけば妊娠線が出来にくいってことなんだね。
妊娠線予防クリームは出産するまで塗ること
臨月に入ると更にお腹が大きくなり、赤ちゃんが出産に向けてだんだん下がってくるので、その重みで皮膚に負荷がかかってしまいます。
皮膚はかなり薄くなっていますから、少し乾燥しただけで妊娠線が入ってしまう事もあるんだって！
せっかく頑張ってきたのに、最後のひと月で妊娠線が出来てしまったらとても悔しいですよね。
妊娠後期はつわりがまた始まる人もいますから、無理のない程度に最後まで気を抜かずしっかりケアをしましょう。
まとめ
妊娠線予防クリームについてまとめてみました。
- 高保湿と弾力がキープできる成分が入っている
- 低刺激かつ無香料無着色の物が多く安心して使用できる
- 普通のボディクリームより妊娠線を防げる
- マッサージをするときは血流をよくするために股関節から行う
- お腹のラインに沿って力を入れず優しくクリームを塗り広げる
- お腹が大きくなる前から全身に朝と晩の2回塗り出産まで続ける
きちんとケアしておけば妊娠線は防げるので、後悔しないためにもぜひご紹介した塗り方で予防してみてくださいね。
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