毎日のランチ、何を食べていますか?
コンビニ弁当やファーストフードには飽きたから、手作りのお弁当を食べたい。
外食はお金がかかるから、お弁当を作って節約したい!
でも朝は、朝食にメイクに着替えなど大忙し!
そんな忙しい朝でも、スープジャーを使えば簡単にお弁当が作れちゃいます。
わたしはあまり料理が得意ではありません。
その上、面倒くさがりでずぼらなので「毎日のお弁当作りなんて無理!」と思っていました。
でもフライパンも鍋も使わない、スープジャーでのお弁当作りは本当に簡単で続けることができたんです。
その結果、毎日お弁当を用意できて外食が減り、ランチ代を節約することができました。
スープジャーの魅力と簡単に作れるお弁当おかずのレシピをご紹介します。
スープジャーの魅力
スープジャーはスープやカレー、お味噌汁など汁物のおかずを携帯できる、保温力・保冷力の高い、口の広いステンレスのジャーです。
煮物などの水分の多いおかずを入れる利便性にも優れています。
スープジャーの魅力は、おかずをあたたかく保てることだけではなく、朝のうちに熱湯・具材・調味料を入れておくと、お昼にはじっくりと保温調理されたあたたかなおかずが食べられることです。
そこにごはんやオートミールを入れておくとリゾットになりますので、おかずと主食が同時に調理できてしまいます。
もうひとつの魅力は、“映え”を気にしなくていいというところです。
わたしは、お弁当箱を開いたときに全体的に茶色っぽくて恥ずかしいと思っていました。
でもスープジャーなら、そんなことを気にする必要はありません。
蓋を開けて具材が見えても、にんじんの赤などが加わっているだけで彩りが鮮やかに見えます。
今回は使っていませんが、卵やパプリカを入れても彩り豊かに見えそうですよね。
キャラクターデザインのかわいい色味のものや、モノクロのシンプルなデザインのものとおしゃれなランチクロスを使えば、SNS映えする写真だって撮影できちゃいます。
スープジャーを使用するときの注意点
保温性に優れ大変便利なスープジャーですが、使用するときに注意しなければならない点がいくつかあるので見ていきましょう。
ジャーの中身が熱くなりますので、火傷にも気を付けてくださいね。
電子レンジでの使用はNG!
スープジャーはほとんどがステンレス製なので、そのまま電子レンジで温めることはできません。
電子レンジでジャーごと加熱すると、金属から火花が散って電子レンジの故障や火事につながってしまう恐れがあるので危険です。
電子レンジ対応のものもありますが、取り扱い説明書をよく確認してから使いましょう。
生の食材をそのまま入れない
スープジャーに火の通っていない食材を入れると食中毒の原因になってしまうので、食材はしっかり加熱調理してから入れます。
また、生野菜などをそのまま入れると、温度が低下してしまい微温くなってしまうので、野菜も加熱してから入れるのがおすすめです。
わたしはうっかりお豆腐をそのまま入れてしまい、せっかくのおかずが微温くなってがっかりした経験があります。
お豆腐も電子レンジでしっかり加熱してから入れてくださいね。
容量を守り蓋はしっかりと
スープ類を入れるときは、スープジャーの内側の線を超えないように入れ、蓋はしっかりと締めてください。
水分を入れ過ぎたり蓋がゆるいと、中身がこぼれてしまい大惨事に!
レシピでは水の分量は200mlになっていますが、先に具材を入れ、スープはジャーの内側の線を超えないように調節してください。
使用する前には余熱
あたたかいおかずを入れるときや、保温調理するときは、スープジャーを温めて保温力を高めることが大切です。
具材ゃスープを入れる前に、一度熱湯を内側の線まで注いで蓋を閉め、5分程余熱しておきます。
今回ご紹介するような保温調理のレシピを作るときは、具材を加熱したり、調味料を混ぜ合わせたりしている間にスープジャーを余熱しておくのがおすすめです。
5日分の簡単おかずレシピ
ここでは月曜日~金曜日までの5日分のおかずのレシピをご紹介します。
材料はまとめて購入し、時間のあるときにそれぞれ切り分けておくことで時短になりますし、忙しい朝のお弁当作りも楽ちんです。
ごはんを別のタッパーに詰めるだけでも、おにぎりやサンドイッチをプラスしてもランチが完成します。
材料と下準備
材料
- 豚ロース肉 150g
- 豆腐 1/4丁
- 鶏ささみ肉 2本
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 1/2本
- 長ねぎ 1/2本
- しいたけ 1個
- 青梗菜 2枚
- ウィンナー 2本
※調味料は別
そのとき冷蔵庫に余っている、ピーマンやもやしなどを加えても美味しく作れますのでお試しくださいね。
下準備
- 豚ロース肉:3等分(50gずつ)に分け、食べやすい大きさに切る
- 豆腐:4つに切る
- 玉ねぎ:薄切りにして2等分にする
- にんじん:細切りにして3等分にする
- 長ねぎ:斜め切りにして2等分にする
- しいたけ:石づきを取り薄切りにして2等分にする
- 青梗菜:2cmくらいに切り2等分にする
- ウィンナー:食べやすい大きさに切る
材料は料理ごとにまとめておくと、作る時に更に時短になりますが、肉と野菜を一緒に保存すると傷んでしまうので別々に保存しましょう。
作り方
肉豆腐
①豚肉、豆腐、しいたけ、長ネギを耐熱容器に入れ、水200ml、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1を加え600wの電子レンジで3分30秒加熱する。
②豚肉にしっかり火が通ったか確認してからスープジャーに具材とスープを移し蓋をする。
クッパ
①豚肉、にんじん、青梗菜を耐熱容器に入れ、水200ml、鶏がらスープ小さじ1/2、しょうゆ小さじ1を加え600wの電子レンジで3分30秒加熱する。
②豚肉にしっかり火が通ったか確認してからスープジャーに移す。
③ごま油小さじ1、白ごま少々をふりかけてから蓋をする。
カレースープ
①ウィンナー、玉ねぎ、にんじんを耐熱容器に入れ、水200ml、コンソメ小さじ1/2、カレー粉小さじ1、ケチャップ小さじ1/2を加え600wの電子レンジで3分30秒加熱する。
②スープジャーに移し蓋をする。
とりのピリ辛スープ
①とりのささみに酒小さじ1をふりかけてラップし、600wの電子レンジで2分加熱する。
②①のささみの粗熱を取ってから手で細かくほぐしておく。
③長ネギ、しいたけ、青梗菜を耐熱容器に入れ、水200ml、和風だし小さじ1、しょうゆ小さじ1、おろししょうが(チューブ)1cmくらいを加えて600wの電子レンジで3分30秒加熱する。
④スープジャーに②でほぐしたささみを入れ③の具材とスープを注いで蓋をする。
ポトフ
①豚肉、玉ねぎ、にんじんを耐熱容器に入れ、水200ml、コンソメ1/2、塩小さじ1/4、黒コショウ少々を加えて600wの電子レンジで3分30秒加熱する。
②豚肉にしっかり火が通ったか確認してスープジャーに移し蓋をする。
まとめ
時間のある時に野菜や肉などの具材を切り分けておいたり、加熱調理するときに電子レンジを使うなどの工夫で時短に!
冷蔵庫にある身近な材料で作るので節約にもなり、毎日のランチ代も浮かせられます。
- スープジャーを使って簡単にお弁当のおかずが作れる
- スープジャーは材料を入れておくだけで保温調理できるのが魅力
- 電子レンジで加熱しない(取扱説明書をよく読んでから使う)
- 食材は加熱してから入れる
- 容量を守り、蓋はしっかりと締める
- スープジャーは熱湯で余熱してから使う
牛肉は火が通りすぎると硬くなってしまうので、今回は豚肉と鶏肉を使いました。
もちろん、火の通し方を工夫することで牛肉のおかずも作れます。
簡単であたたかいスープジャーのランチ、ぜひお試しください!
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