猫って気まぐれで甘え上手、小さな体に柔らかい毛並み、鳴き声までかわいくて癒されますよね!
私も猫を飼いたいけど、小さい子どもがいても大丈夫かな?
幼児期の子どもがいると、猫ちゃんとの関係がどうなるのか、衛生面などでの注意点があるのかなど気になりますよね!
私は子どもが1歳半の時に、3匹の猫がいる義実家に同居することになりました。
その経験を交えて、猫ちゃんと息子の関係の変化やメリット・デメリット、注意点などをご紹介します!
子どもが猫と暮らすメリット
情緒が安定し自己肯定感が高くなる
人生において悲しいこと、辛いこと、ストレスは避けては通れないものですよね。
そのような気持ちに振り回されず、自分に自信をもち、良好な人間関係を築く力をもたらすのが猫ちゃんを含むペットとの絆なんです。
ペットを飼うことで子どもに自分の感情に対処する力がつき、自己肯定感が高まり、さらに社会的な能力も育まれることは研究でもわかっているんですよ!
猫ちゃんとのふれあいやお世話をするなかで心のつながりが生まれ、それが子どもの心の安定や社会性の学びにもつながるんですね。
子どもが精神的にも成長してくれるのは嬉しいですね!
責任感が芽生える
毎日のえさやりや、爪切り、ブラッシングなど、猫ちゃんと暮らすためにはお世話が必要ですよね。
自分がお世話をする対象がいることで子どもに責任感が生まれます。
うちの子も、自分で猫ちゃんのおやつを選んであげたりご飯をあげたがったり、まださせていませんがトイレの掃除までしたがるんです。
幼いうちはまだ大人のまねをしたいだけかもしれませんが、責任感を持ってお世話をしてくれるようになるといいな♪
命の大切さがわかる
猫ちゃんの一生は人間よりも短いものです。
小さな命が生まれる様子や猫ちゃんが一生懸命に生きる様子、年老いて消えていく命を目の当たりにすることで、命の尊さを知ることができます。
かわいがっていた猫ちゃんが死んでしまうのはとても悲しいことですよね。
それでも、ペットを飼っていなかったら身近に生死を感じる機会はなかなかないので、子どもにとっては貴重な体験なんですね。
アレルギーを発症しにくくなる
幼い子どもがいるとアレルギーの可能性があるものには気を使いますよね!
猫ちゃんに対しても、小さいうちから一緒に暮らすと猫アレルギーになりやすいのではないかと心配になってしまいます。
でも、掃除などの対策をしっかりとしていれば大丈夫!
むしろ、小さいうちから動物と一緒に暮らしている子どもはアレルギーを発症しにくいことがわかっているんですよ。
最近では、ペットと同居している子どもの方が食物アレルギーの発症率も低くなることが判明しているんです。
子どもが猫と暮らすデメリット
病気の感染リスクがある
猫ちゃんを飼っているとじゃれついて引っかかれたり、ペロペロと舐められたりすることがありますよね。
このように猫ちゃんに引っかかれることや、猫ちゃんの唾液やノミなどを介して病気に感染してしまう可能性があるんです。
外で暮らしたことがある猫ちゃんの場合は特に注意する必要がありますよ!
うちの子たちもみんな保護猫で、最近一匹に寄生虫がいることがわかって治療したんです(汗)
小さい子どもに病気が感染してしまったら大変!
猫のストレスになる
猫ちゃんは静かで落ち着ける場所を好みます。
でも小さな子どもって急に走り出したり、よくわからないタイミングで大きな声を出したりしますよね。
さらに、動物に興味を持ちはじめると猫ちゃんを追いかけたり、なでなでしたくても力加減がわからないので猫にとっては恐怖を感じたりストレスになってしまうんです。
うちの子も、同居を始めた当初は猫ちゃんには興味がなかったんですが、最近は遊んでいるつもりなのかどこまでも猫ちゃんを追いかけ回してます(汗)
猫を飼う時に注意したいことと環境整備のポイント
感染症やアレルギーの予防
小さな子どものいる家庭で猫ちゃんを飼う場合にまず注意したいのが、感染症やアレルギーです。
事前にお子さんにアレルギーがないか検査しておくと安心して猫ちゃんを迎えられますね。
猫ちゃんを飼い始めたら、小さな子どもは猫ちゃんに対して何をするかわからないし、猫ちゃんもびっくりしたり怖い目にあわされたら引っかいてしまう可能性がありますよね。
反対に、猫ちゃんがお子さんをペロペロなめてしまうことも要注意!
引っかき傷や唾液を通して病気が感染してしまう可能性があるので、大人が注意して見守る必要がありますよ。
万が一猫ちゃんに噛まれたりひっかかれたら病院で診てもらいましょう。
また、アレルギーの原因になる猫ちゃんのフケはこまめに掃除し、子どもが唾液や排泄物に触れないように注意しましょう!
- 子どものアレルギー検査をしておく
- 猫ちゃんのノミやマダニを駆除し、屋外に出さない
- 猫ちゃんの爪を切る
- 猫ちゃんの毛などの掃除をこまめに行い、食器も分ける
- 空気清浄機を使う
- トイレにはベビーゲートを設置する
猫のストレスを減らしてあげる
幼児期の子どもはどうしても猫ちゃんにとってはストレスになってしまいます。
猫ちゃんにお子さんから避難できる場所を確保してあげ、お子さんのいないところでスキンシップを取ったりゆっくりと遊んであげることでストレスを解消してあげましょうね!
- 変わった様子がないか猫ちゃんの様子を観察する
- 猫ちゃんが落ち着ける場所をつくる
- 猫ちゃんとスキンシップを取ったり遊んであげる
うちの猫ちゃんたちも、子どもがいると常に警戒モードですが子どもが寝ている時間は安心して甘えたり遊んだりしていますよ!
子どもに慣れさせる
お子さんにも早く猫ちゃんと仲良くなってほしいですよね。
キャットタワーを置くなどして安全な場所を作ってあげることで、猫ちゃんがお子さんと同じ空間にいることに慣れていきますよ!
また、お子さんにも猫ちゃんを驚かせない触り方を教えてあげましょう!
まだ触るのは練習中ですが、同居をはじめて1年ほどたってやっとうちの猫ちゃんたちも子どもに近づけるようになりましたよ!
まとめ
- 猫ちゃんと暮らすことで情緒が安定する
- 子どもの責任感が芽生え、命の大切さがわかる
- 幼い頃からペットを飼うことでアレルギーになりにくくなる
- 猫ちゃんと暮らすときには感染症に注意
- 小さい子どもは猫ちゃんにとってストレスになる
- 猫ちゃんを飼うときは感染症対策をし、引っかかれないように見守る
- 猫ちゃんが落ち着ける場所を用意し、ストレスを発散させてあげる
- キャットタワーを設置してお互いに慣れさせる
SNSなどでは幼い子どもとワンちゃんや猫ちゃんの動画をよく見かけ、かわいいやりとりにほっこりしてしまいますよね。
そんな猫ちゃんと過ごす時間や猫ちゃんとの絆は、お子さんの人生を豊かにしてくれるかけがえのないものということがわかりました。
お互いのために対策をしっかりして、猫ちゃんとの生活を楽しんでくださいね!
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