栃木県にある那須ハイランドパークって、犬連れにとっても優しい遊園地なのをご存知でしたか?
我が家がわんこと出かけるときは、ドッグランや自然の中で走り回らせるのが定番だったので、わんこと遊園地に行くという選択肢にビックリ。
実際に行ってみて「こんなに犬連れに優しいのか~」と感動した一方、わんこの大きさによって異なるルールがあることもわかったんです。
我が家の12キロのミックス犬は、体重10~25キロとされる中型犬の仲間。
今回は我が家が中型のミックス犬と一緒に遊びに行った体験を交えて、中型犬を連れて那須ハイランドパークへいくときの遊び方をご紹介します!
スムーズに入園するための手順
犬連れでの入園は、首輪やハーネスをつけた上でリードの着用が必須です。
我が家の場合は、旅行のときに大活躍の犬用カートも携えていきました!
犬連れで入園するときの手順は以下の通り。
現地に着いたら、まずわんこの同伴入園に関する同意書の記入をしましょう。
事前に公式HPでフォームを記入するか、現地で張り出されているURLをスキャンして入力すればOK!
人用のチケットは、入園+乗り物乗り放題のファンタジーパスセットを購入すると、アトラクションごとにチケットを買い足さなくて済むのでおすすめですよ。
ファンタジーパスセットは、中学生以上5600円、3歳~小学生3,900円。
わんこは入場無料なので、人用のチケットを購入したらそのまま入場ゲートへ。
立っている係員さんに同意書の記入完了画面を見せて入場しましょう!
入場後にわんっダフルパスを購入すると、一部のアトラクションをわんこと一緒に乗ることができちゃいます。
わんっダフルパス
価格:1,000円 / 頭
購入場所:入場口の目の前の階段を下りて右手の青い屋根の小屋
犬連れなら気になる園内の過ごしやすさ
犬連れの場合はカートを押したり、アトラクションに乗るときは誰かとお留守番したり、人だけで遊びに来るときと違うことが多いですよね。
そこで、犬連れなら気になる疑問を以下の観点でチェックしてきました。
- 移動のしやすさ:◎ どこにでもスロープがある
- わんこ向け設備:◎ リードフック・専用水飲場・ゴミ箱の設置あり
- 待機のしやすさ:〇 アトラクション付近にベンチとカート置き場あり
- 天気 :△ 変わりやすいのでカート用レインカバーがあると便利
私個人の評価別に、もっと細かく説明していきますね!
移動のしやすさとわんこ向け設備は満点!
園内のをあちこち移動するのに、犬連れでも困らないように工夫されているのが感じられました。
高原にある遊園地なので起伏が激しいですが、階段だけでなくスロープもあるので、我が家のようなカートでの移動もとってもスムーズなんです!
リードフックや水飲み場などの設備も園内各地にあるのでとっても便利。
さらに親切なことにわんこ用マップがあるので、わんこ向けの設備と施設はマップを見れば一目瞭然ですよ。
アトラクション待機に便利なベンチとカート置き場
家族の誰かがわんこが乗れないアトラクションで遊びたいとき、わんこ(プラス誰か)は待機が必要になります。
各アトラクション付近にはベンチと約3~5台分カートを置けるスペースがあるので、わんことの待機にぴったり!
おかげでカートが他の人の邪魔になる心配なく、アトラクション組の帰りを待てたよ。
園内は子ども連れのお客さんが多いので、子どもが苦手なわんこなら、カートやケージの蓋を閉めてわんこから飼い主さんが見える位置に置くなど、安心して待てる工夫をしてみてください!
急な雨への対策は万全に
唯一注意したいのは、高原ならではのお天気の変わりやさ。
くもり予報でも雨がぱらつくことがあったので、雨対策は必須だな~と感じました。
我が家では犬用カートの雨よけカバーをかけていたので、わんこはもちろん、カートと荷物も濡れずに遊ぶことができちゃいました!
レインカバーはカートに合わせて専用のものを売っていることが多いので、カートの種類を確認してから探してみてね。
カートではなく外で歩かせたい場合は、犬用の雨がっぱを持っていくのがおすすめ!
足首にアジャスターが付いていて、水の侵入を防止できるタイプもあるんですよ。
わんこは一度濡れてしまうと乾きにくいので、雨から守る準備は抜かりなくしていきましょう!
中型犬(10~25キロ)でも使える施設
中型犬が乗れるアトラクションは3種類
本来わんっダフルパスで乗れるアトラクションは5種類ですが、中型犬は以下の3種類が利用可能です。
- カルーセル(メリーゴーランド):体重制限なし
- 大観覧車:30キロまで
- ティーカップ:25キロまで
どのアトラクションも、わんこが乗るときには中学生以上1人の同乗が規則になっています。
アトラクションの犬連れ専用のカートは台数が限られているので、人がたくさん並んでいる場合は待つ可能性あり。
我が家はカルーセルに並んでみると、前の方に並べたので1周分待ってすぐに乗ることができました!
受付の人にパスを見せて、大人2人とわんこで1台の馬車型のカートに乗ることに。
馬車の窓の部分は顔を出せるようになっているので、抱っこやお座りなどでわんこが飛び出さないように工夫しましょう。
車高が低く上下に揺れることもないので、安心して楽しむことができました!
2か所のドッグランはどちらも屋外
園内には、わんこだけの空間で遊べるドッグランも完備されているんです。
ところが、中型犬が使える2か所のドッグランはどちらも屋外型なので、雨が降った場合は遊ばせてあげるのが難しそう…。
ドッグランを利用したいなら、なるべくお天気がいい日を狙っていきましょう!
我が家は雨間をぬってどちらも遊んできたので、それぞれの特徴をお話していきます。
園内の真ん中にあるギャラクシードッグラン
ギャラクシードッグランは遊園地のど真ん中に位置しているので、アトラクションの音楽や周囲の人の往来でかなりにぎやか。
ところが、人が歩く道より少し小高くなっているからか、我が家のわんこは人通りを気にせず走り回っていましたよ!
気になったのは、周囲に設置されているネットが少し低い点。
体高約56cmの我が家のわんこが、何かにビビってジャンプしたら飛び越えてしまうかも…と少しヒヤヒヤしたので、10分ほどで退出しました。
ギャラクシー&スタープラザ裏にある土のドッグラン
ビビりっ子や飛び跳ねるのが好きなわんこは、ギャラクシー&スタープラザの裏側に位置するドッグランの方が安心ですよ。
わんこ用マップで見たところの、上部右端にあるドッグラン。
柵が成人男性の身長より高くて敷地も広いので、思い切り走り回れちゃうのがうれしい!
土ベースなので草が生えていますが、生い茂っている場所はないのでマダニに噛まれる心配も少なく、飼い主としては安心して遊ばせてあげられました。
遊んだ後に足をきれいに拭けるよう、雑巾やウェットティッシュは持参しておくと便利ですよ。
犬連れでもご飯を食べられるお店をチェック
わんこと一緒に園内でご飯を食べられるのは、店内もわんこ同伴OKまたはテラス席のあるお店です。
わんこが店内に入れるお店
- WON’DERFUL CAFE
テラス席のあるお店
- スマイルサニーレストラン
- レストラン トロピカーナ
WON’DERFUL CAFEは犬用のメニューも用意されている犬連れのためのカフェ!
園内で唯一わんこと店内でご飯を食べられるお店なので、一緒にゆったりご飯を楽しみたいという願いを叶えてくれますよ。
我が家は「ラーメンを食べたい~」という弟の要望で、スマイルサニーレストランのテラス席でご飯を食べることに。
カートを置くためになるべく端っこの席を取って、わんこはカートに乗せたままで食事をしました。
わんこを地面におろしてあげる場合は、カラビナでリードを椅子に括り付けて、他のわんこやお客さんが通っても走り回らないようにしてあげましょう!
車での交通アクセスと駐車場情報
那須ハイランドパークへは高速バスや電車で行くことができますが、わんこを連れていくなら車が便利ですよね!
今回は車でのアクセスと駐車場についてピックアップしました。
- 東北自動車道 那須I.Cより約20分
- 東北自動車道 黒磯板室I.Cより約30分
- 東北自動車道 那須高原S.A.より約35分
駐車場は4,000台収容可能とかなり大きめで、料金は一律1,000円。
駐車位置は入場ゲートに近いほど便利ですが、停められなかった場合でもカートを押していけるスロープがあるので心配いりませんよ。
支払いは入園口前の自動精算機で済ませておくと、帰りに駐車場のゲートを出るときにお金の出し入れの必要がないのでおすすめ!
まとめ
今回は、体重10~25キロの中型犬を連れていくときの那須ハイランドパークの遊び方をお伝えしてきました!
- 園内は首輪やハーネスをつけた上でリードの着用が必須
- わんっダフルパスを買えば中型犬は3種類のアトラクションに乗れる
- 中型犬が使えるドッグランはどちらも屋外型
- ご飯を食べるときはわんこ同伴OKまたはテラス席のあるお店
- どこにでもスロープがあって移動のしやすさ◎
- わんこ用マップを使うとリードフックや水飲み場を探しやすい
- 雨がっぱやカートの雨よけカバーで雨対策
那須ハイランドパークのスローガンの1つは「わんこはかぞく」。
わんこフレンドリーな環境がしっかり用意されているので、大好きなわんこと素敵な思い出を作れること間違いなしですよ!
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