湯島に初めて島入りしたときに思った一言です。
「ここは、じいちゃんと、ばあちゃんと猫の島」
湯島島入りする少し前に「ねことじいちゃん」のコミックと映画を鑑賞していました。
ほんわかな可愛いイラストのねこまき(ミューズワーク)コミックで2019年に実写映画でも公開された「ねことじいちゃん」の世界が、そのまま現実の世界に現れたような島です。
日本に、「湯島」以外にいくつか「猫島」と呼ばれる島は存在しますが、
中でも、熊本県上天草市大矢野町「湯島」は、全国区テレビでも「日本で唯一無二の猫島」と紹介されています。
今回は、猫好きさん必見!!日本で唯一無二の猫島と「湯島」の魅力について書かせて頂きます。
私は、最近知りました。同じ字で東京の文京区に「湯島町」が存在しているのをですね!
日本で唯一無二の猫島
の「湯島」は、熊本県上天草市大矢野町の湯島しかありません。
「湯島」ってどこ?
湯島(天草諸島)は、
熊本県上天草市大矢野町の島の1つであります。
現在、上天草市には湯島を含めた10島が存在します。 面積0.52km²
島原半島と天草諸島の中間に位置する周囲が約6.5kmの小さな島です。
アコウ樹の群生が広がります。
湯島の名物、まるで映画「天空の城ラピュタ」をイメージさせるようです。
巨大アコウの樹木「天草のラピュタ」と呼ばれています。
高さ20メートル、はっきりした樹齢は不明ですが、100歳超えているとか!
ちなみに、この写真は以前、湯島を訪れたときに私が撮影した写真です。
何と!「ハート」の形しています可愛いですね!
人口と面積
天草四郎率いる島原の乱ではリーダー達がこの島に集まり戦の作戦を練ったことから、
「談合島」という別名があります。
島民の姓は、「松尾」と「森」「渡邉」、「高橋」「古賀」で大半を占めるようです。
島民は、大変、起伏が激しく、坂が多いため島の移動手段は原付自動車が多いです。
人口
・1995年-505人
島民より野良猫の数が多いと言われています。※2017年-約280人(人口中70歳以上の高齢者が180人存在します。)
面積
・0.52km²
湯島への交通機関
・湯島商船:江樋戸(上天草市) -湯島 1日5往復
利用料金(片道600円:所要時間30分)
江樋戸発: 8:15 10:00 13:15 15:00 17:30
湯島発: 7:30 9:00 12:00 14:00 16:00
・1962年2月から2007年9月までは三角港へも1日1往復運航していました。
・三角港へは、現在チャーター便として運行しています。
・島内には公共交通機関は一切ありません!
「湯島」の歴史
・幕末時点では天草郡上村の所属の村となっています。
・1880年(明治33年)-上村から分立して湯島村となりました。
漁が盛んな港町
前の見出しでも紹介したように「湯島」有明海に浮かぶは離島です。
移動はフェリーを使わないと湯島へは行けません!フェリーも1日5回のみの運行です。
1本乗り遅れると次のフェリーが来るまで2時間近く待つことになります。
元々は、漁と釣り場、海水浴場が盛んな町だったようですね!
最近、2〜3年くらいで「猫島」として全国区のテレビ番組で特集を組まれたりと有名になったようです。
漁が盛んだからでしょうか?!野良猫ちゃん達が自然と増えていったのかもしれませんね!
猫ちゃん達に会いに来る人たちばかりと思っていましたが、
意外にも家族で釣りや海辺でバーベキューされている団体も見かけました。
「湯島」の隠れ名所
私は海を観るのが好きで時々1人で、熊本新港や長洲港を観に行ったりしますが!
海水が凄く澄んでキレイと思いました。海辺で寒いと思いスエットの長袖を着て行ったら、
とても暑かったのを覚えています。
外は、かなり暑かったですけど!海水は冷たくて、目が覚めるほど気持ち良かっ
それは「湯島展望」と言われ別名「恋する灯台 」とも呼ばれています。
展望台には湯島のトレドマークの猫ちゃんがペイントされています!
展望台の何処かにいくつかハート型した猫ちゃんの肉球が隠れていますので
ハート型の肉球を探すのも楽しみの1つになるかもですね!
灯台から観る風景は正に絶景という言葉が当てはまると思います。
反対側には島原がうっすらではありますが観えましたよ!
今回、2021年3月末は黄砂の影響で霧が張っているいるようでした!
「湯島の猫達」の今
私が旦那さんと湯島を訪れた2019年5月の時点では、島に300匹程の野良猫を含めた猫が存在していました。
悲しいことに2021年1月に半分以上の猫が行方不明や猫、特有の感染症なのかは定かではございませんが亡くなって湯島の島民の方が困惑気味のようです!
それだけ!湯島の方と猫達との生活が密接ということが伺えると思いました。
それでも島には100匹以上の猫達が、島民の人々と一緒に暮らしています。
この情報は、リンクしているようにインターネットのニュースと地元のローカルテレビで私は知りました。
かなりショックを受けましたが、生き物に生死は付きものであり、野良猫は家猫より寿命が短いのが運命です。
命に縁がある子猫は、成猫になれるようですが!野良猫のほとんどの子猫が1歳を迎えることなくなくなるのが現実のようです。
「湯島」は熊本市に猫達を救援するために募金を求めました。
埼玉県から「湯島」の猫達を保護する為だけに!湯島に移住されたようです。
正に「愛猫飼育のスペシャリスト」ですね!
前回訪れてから約2年振り2021年3月末、見事な程の快晴でした。
動画でも分かるように波が大きく少々風が吹いてフェリーが前回より揺れて感じました。
冒頭でも書いているとうり1月に多くの猫達が行方知れず病気になったりで
半数以上の猫が不運にも命を落としたようで2年前に比べ、野良猫が
いなくなっていると感じましたが!お腹が大きい雌猫の姿を見掛けることが出来ました。
どうやら、近々新しい命の誕生が近いのでしようか?は分かりませんが!
※写真のように雄猫で去勢が終わっている猫には分かるようにしるしが付けられていました
湯島に到着したら、至るところで猫と遭遇することが出来ました。
どうやら活気を取り戻しているように少なくとも私には見えました!
お年寄りが多いって勝手にイメージしていましたが、若い世代も多く見掛けました。
湯島の方達とすれ違ったときに「こんにちわ」って元気良く、
挨拶を返して下さったのも凄く嬉しかったです。
※日陰で休んだり道路にちょこんと悠々と座る姿は「湯島」の野良猫の日常、
当たり前の姿なんでしょうんね!
猫の、ご飯を食べている姿を見ると命の大切さを猫に教えてもらっているようです!
最近、知りましたが!「湯島屋猫部」という湯島の猫を保護する活動が、
行われているようです。私も、時間とお金の余裕があれば是非、
活動に参加したいと思います。湯島に出向いて活動の、
お手伝いしたいのは山々ではありますが!
頻繁に「湯島」に出向くのは難しいので一番簡単な方法で、
募金活動という形で、これから出来る限り湯島の猫達の保護を、
支援して行けたら良いなと思っています。
まとめ
・湯島は、熊本県上天草市大矢野の島です。
・島原の乱でリーダー達がこのしまに集い作戦を練っていたことから、
「談話島」の別名があります。
・かっては島民より野良猫の数が多いと言われていました。
・元々は漁業が盛んな町で、ここ2〜3年で「猫島」として有名になりました。
・今年1月島の猫の半数以上が行方不明と猫特有の病気で半減しました。
・現在は、落ち着きを取り戻し活気に満ちています。
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