最近すっかり寒さが増してきて、季節はすっかり冬ですね。
この時期コンビニにおでんが売られているのを見ると、ついつい買ってしまう私です(笑)
あなたも寒くなってきたら、あっつあつのおでん食べたくなりませんか?
兵庫県姫路市が誇るB級グルメ「姫路おでん」は全国でも珍しい生姜醤油を付けて食べるおでんです。
近年は「B-1グランプリ」や各メディアでも取り上げられて人気急上昇中のご当地おでんなんですよ♪
幼少期を姫路で過ごした私にとっては思い出の味で、今でもよく家で作ってます☆
そんな姫路おでんが約15年前まではその名前もなかったっていうのに私自身ビックリしました!
今回は姫路おでんの魅力やそのレシピ、おすすめの一品までご紹介します♪
姫路おでんについて
姫路おでんってどんなおでん?
姫路市が誇るご当地グルメ「姫路おでん」は「生姜醤油をつけて食べるおでん」という点のみを定義としています。
地元ではごはんのおかずとしてはもちろん、おつまみとしても大活躍するメニューなんです!
姫路では子どものおやつでおでんを出すお家もあるんだ!
具材も大根、卵、こんにゃく、ごぼ天などの定番の具材に加えて、姫路の名産品の蒲鉾や、地元で水揚げされるタコを入れたりするお家もありますよ。
JR姫路駅から姫路城へと続く大手前通りには、姫路おでんを看板に掲げる飲食店がいっぱいです。
おでん専門店だけでなく、お食事処やコンビニ、カフェなどでも提供されているので姫路にお立ち寄りの際には是非食べてみてくださいね☆
市内のコンビニにはおでん用の生姜醤油が置いてあるんだよ!
姫路おでんの歴史
発祥については諸説ありますが、最も有力とされているのは農家の家庭料理から誕生したという説です。
姫路では大正時代から生姜の栽培が盛んで、隣接するたつの市は醤油の産地として知られています。
こういった背景もあって姫路おでんが農家の家庭料理から誕生したと言われています。
今では全国的にも知られるようになりましたが、約15年ほど前にはその名称もなかったというから驚きですよね!
ことの始まりは地元の姫路おでん普及委員会に届いた「おでんに生姜醤油をつけて食べるのは姫路のみではないでしょうか?」という一通のメールからでした。
出張先でおでんを食べるけれど、どこに行っても生姜醤油が置いていないことを疑問に思った人がSNSのミクシィを通してメールを送ったそうです。
その後に地元で姫路おでんのお店のチラシを作ったところ、新聞やテレビの取材依頼が殺到して瞬く間に全国的に知られるところとなりました。
姫路おでんの基本レシピ
家庭料理のおでんに生姜醤油をつけるだけで誰でも手軽に楽しめるのが、姫路おでんの魅力の一つです!
ただそう聞くと、
お醤油で煮込んだおでんにさらに生姜醤油をつけるなんて何だか辛そう…
っていう印象を持つ方も多いと思います。
私も旦那さんに初めて姫路おでんを作った時に、全く同じことを言われました(笑)
意外に思われるかもしれませんが、生姜醤油は見た目に反してさっぱりとおいしく食べることができます。
おでんの味を引き締めながらも具材本来の旨味を引き出してくれるんですよ♪
材料(4人分)
- 茹で卵…4~5個
- 結び昆布…4~5個
- ごぼ天…4本
- 平天…4本
- こんにゃく…1枚
- 大根…4~6個
- じゃがいも…2~3個
- 厚揚げ…1~2丁
- 牛すじ肉…4~5本
- もち巾着…4個
- だし汁…800~1000㏄
- ★醤油…大さじ1
- ★酒…大さじ1
- ★みりん…大さじ1
- ★砂糖(三温糖)…小さじ1
我が家では子ども達が牛すじ肉が固くて食べられないので、代わりにつくねや豚串を入れています。
砂糖は三温糖がおすすめで、入れるとコクがでますよ☆
じゃこ天、鶏の手羽元などを入れるとお出汁が出ておいしいよ♪
姫路おでんの作り方
- じゃがいもは皮をむいたら水に浸けておく
- こんにゃくは下茹でして臭みを取る
- 大根は2cmの厚さで輪切りにし、皮をむいた後に面取りする
- 大きめの深鍋にだし汁、★の調味料を入れて具材を煮込む
- 途中で煮汁が少なくなったら、水を足す
- 大根が柔らかくなったら出来上がり
我が家は5人家族で2~3日かけて楽しむので、毎回30cmのステンレス鍋を使っています。
25センチの鍋を以前は使っていたのですが、具材が沢山入れられなかったり、煮込んでる途中で吹きこぼしてしまったりしたんですよね…。
ですので今は30cmの鍋に落ち着きました!
大人数だったり、沢山食べたいって方には特におすすめですよ♪
1~2人なら20~25cmのサイズでも十分入ります。
生姜醤油の作り方
ここでは気になる生姜醤油の作り方を紹介します。
あくまで目安なので、実際に作って味見しながらお好みの量を見つけてみてくださいね☆
- 醤油(薄口、濃口どちらでも)…50㏄
- 生姜…1かけ
一番のおすすめは「生姜をすりおろして醤油に入れる」ことなんですが、実際は「すりおろすの面倒だし家に生姜ないよ」って方もいらっしゃるかもしれません。
私も生姜は買わないとないですし、何よりすりおろすの面倒くさい!って思ってしまいます(笑)
そんな方におすすめなのが生姜チューブです!
家の冷蔵庫にある方も多いのではないでしょうか?
これがとても便利で、時間がない時は私もよく使っています!
醤油はそのままでもいいですが、みりんを少し加えたり、日本酒を少し入れてからひと煮立ちさせてから使う方もいますね。
ご家庭によってはおでんの出汁を少し生姜醤油に混ぜて小皿に入れてあったり、上から生姜醤油がかかった状態で器に盛られていたりとさまざまです。
ヤマサ蒲鉾の「姫路おでん」はお土産にも◎
ヤマサ蒲鉾の「姫路おでん」は手軽にご当地気分を満喫できるので、お土産としても人気の商品です♪
1年ほど前に日本テレビの「ヒルナンデス!」でも取り上げられていましたね!
ヤマサ蒲鉾は姫路を代表する食品メーカーで、特にかまぼこは西日本でもトップクラスだよ!
写真の姫路おでんは近所の西友で撮ったもので、ご当地おでん特集でたまたま売られてました。
実際に買ってみると、醤油と生姜が個包装されていました。
好みによって使い分けたり使う量を調整できるのが嬉しいですよね!
上品な味のお出汁に、具材の一つ一つが大きくて食べ応えがあります。
他のレトルトのおでんと比べるとちょっと高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その分味や満腹感はバッチリですよ♪
常温保存できて、パウチのまま湯煎するだけで手軽に食べられるのも魅力です。
おうちごはんのおかずの一品としても大活躍しますよ♪
姫路おでんを手軽に味わいたい方にはぴったりなので、見かけたら是非手に取ってみてください!
まとめ
- 姫路おでんは姫路市発祥のご当地おでん!
- 姫路おでんの定義は「生姜醤油をつけて食べるおでん」
- 生姜醤油の作り方は家庭によってさまざま
- ヤマサ蒲鉾の「姫路おでん」はお土産にも◎
兵庫県姫路市民熱愛のB級グルメ「姫路おでん」、お家でも手軽に試せそう!と思いませんか?
お出汁で食べるのももちろんおいしいけれど、生姜醤油につけるとまた違ったおいしさを発見できますよ♪
ヤマサ蒲鉾の「姫路おでん」はお土産としても地元では人気があり、私もよく行くとお土産と自分用で買っています!
あなたも姫路おでんを食べてみませんか?
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